老化とカルボニル化の記事は4回を持って終わりました。
まとめ記事です。
カルボニル化とは、体内にある脂質が活性酸素の影響を受けて過酸化脂質となることで、
その過酸化脂質がタンパク質と結合して、タンパク質の機能が失われることです。
僕は将来的に、タンパク質のカルボニル化が老化の指標になると考えています。
その①では、
カルボニル化が起こるメカニズムや老化に与える影響を紹介しました。
その②では、
カルボニル化と病気の関係を紹介しました。
関係する病気が多すぎて、書き切れないくらいです。
その③では、
どうしたらカルボニル化の進行を抑えることができるか、4つの方法を紹介しました。
その④では、
カルボニル化の標的になる物質や酵素、部位について紹介しました。
カルボニル化が起こると、その標的となったタンパク質は機能しなくなります。
一部は排出されますが、一部はその箇所に留まります。
その留まったところからは、活性酸素が発生したり、免疫細胞のアンテナを刺激するため、
更にカルボニル化が進んだり、激しい炎症が起こることがあります。
それによって老化が進行したり、病気が発生するきっかけとなります。
そのため老化や病気を予防したいのであれば、カルボニル化の進行を止めるのが重要です。
カルボニル化については、また新しい見地がありましたら記事にしたいと思います。
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