皮膚や粘膜の大切な役割とは | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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人間の身体の中でも、大きな器官。

それが皮膚や粘膜です。

皮膚は人間の外側を覆うもの。肌ともいいます。

粘膜は、鼻腔、口腔、肺など、皮膚から内側に入ったことろにあります。

この粘膜も皮膚と同じく、外界と接するところです。

 

 

皮膚や粘膜は外界のものから身を守るほか、

とても大切な役割を持っています。

 

 

皮膚の大切な役割とは?

それが解毒です。

誰しもが一度は、湿疹や皮膚炎を起こした経験はあるでしょうか。

この時何が起こっているか、考えたことはありますか。

 

 

身体の中には、解毒する臓器があります。

肝臓と腎臓です。

普段はこの二つの臓器により解毒が終わります。

 

 

簡単な解毒や異物排除の場合は、

汗、一過性のくしゃみ、咳、鼻水などでも起こります。

重金属については、体毛からも解毒されます。

また急性の解毒は、嘔吐や下痢としても行われます。

 

 

普段解毒を行う臓器の肝臓と腎臓、二つの臓器に負担がかかると、

身体は皮膚や粘膜を通して、解毒しようとします。

では、どうして皮膚や粘膜を使って解毒をするのでしょうか。

 

 

その理由は、皮膚や粘膜は再生しやすいからなんです。

 

 

身体は再生しやすいところを出口にする

誰しも皮膚に、擦り傷や切り傷ができた経験をしたと思いますが、

よほど深い傷ではない限り、

時間が経てばキレイに再生します。

 

 

深い傷であっても傷跡が盛り上がりますが、

切断しない限りその部分を失ったりはしません。

もし皮膚や粘膜にこのはたらきがなくて、

身体の中の臓器に起こるとどうでしょうか。

中々再生するのが難しいと思いませんか。

 

 

例えば胃は、胃酸という強い酸に常にさらされているため、新陳代謝は活発です。

しかし胃に深い傷がつく胃潰瘍になると、激しい痛みに襲われ、

吐血してしまうこともあります。

臓器にまでダメージがあるというのは、

よほどのことが身体の中で起こった結果です。

 

 

つまり、皮膚や粘膜に症状が出るということは、

皮膚や粘膜を犠牲にまでして、解毒しようとするシステムなんです。

しかも、一度解毒したことがあるところを出口にするので、

同じところに症状が再発しやすいです。

 

 

と考えると、皮膚や粘膜に慢性的な異常が起きた場合、

身体の中にも異常があると考えられます。

なのに今の時代このことを考えずに、

不調になると大半の人が病院に行くのが当たり前で、簡単に薬が手に入ります。

 

 

例えばステロイド剤。

 

 

皮膚や粘膜などの炎症性の症状に対して、抜群の抗炎症作用があります。

しかしながら、ステロイド剤は免疫細胞の炎症による修復を抑制してしまいます。

 

 

抑制するだけなので、炎症を起こして処理しなければならない身体の状態を、

そのままにしてしまいます。

要するに、身体の中に火種を残したまま。

 

 

抑制すると、ゆくゆくは破綻します。

ですのでだんだん、当初処方されたステロイド剤が効かなくなって、

次第に用量が増えていきます。

結果、ステロイドによる副作用が起こるようになります。

 

 

アトピー性皮膚炎、湿疹、発疹、じんましん、

長引く咳、鼻づまりなど、僕が見てきた中、多くの人が抱えています。

僕自身も小さな頃はニキビに悩まされ、

大人になってからもじんましんが出ることもありました。

今でも疲れると吹き出物が出ます。

鼻づまりも慢性化しており、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。

 

 

身体の中で何が起こっているのか、ここに目を向けない限りは、

良くならないのがこういった理由です。

その人に何が起こっているかは個人差がありますが、

共通しているのは腸の状態があまり良くない、

暖かくなると調子が悪くなる。

ストレスが多いと感じると調子が悪くなるなど、共通するものがあります。

 

 

調べてみないと分かりませんが、

病院ではお決まりの検査しかしませんので、分からないと思います。

 

 

僕としてのヒントは、

現代型の食生活や毒性物質の暴露、行動、環境によって、発症、悪化します。

それならば、解毒がうまくいくようにエネルギー代謝を高めること。

そして、エネルギー代謝を悪くするものを排除していくことです。