眠っている間に筋肉が分解される?② | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

健康と身体のことについて、本質から迫ります。
そして、あなたの常識を変えたい。
そんな情報を発信します。
他には美味しいものとか、趣味の話もたまにはね。

前回の記事はこちら。

 

 

プロテオリシスについても紹介しました。

 

 

つづいて、

筋肉が分解されないために、

とある有名な故人に起こったことから、

できることをみていきましょう。

 

 

 

マッスル北村さんにみる糖質の大切さ

かつて、マッスル北村さんという

ボディビルダーがいたのをご存知でしょうか。

 

 

マッスル北村さんは、39歳という若さで、

重度の低血糖による心不全で亡くなっています。

 

 

彼は非常にストイックだったといいます。

 

 

大会の前には、体重を絞るために、

アメ1個すら食べなかったという話があり、

トレーニング中にもしばしば、

低血糖で倒れたことがありました。

 

 

筋肉が大きくなればなるほど、

その筋肉を維持するためのエネルギーが必要になります。

特に筋肉にストックされる筋グリコーゲンは、

筋肉のエネルギー源としても大切です。

 

 

糖質の摂取量そのものが少なくなれば、

グリコーゲンも十分な量が作れません。

ボディビルダーのような大きな筋肉には、

それ相当量のグリコーゲンが必要になります。

 

 

マッスル北村さんの場合は、

筋肉を分解しても、その大きすぎる筋肉が災いして、

エネルギーへの変換が

間に合わなかったものと推測されます。

 

 

糖質を控える生活をしていると、

ボディビルダーではなくても、

グリコーゲンが枯渇しやすく、

筋肉が分解されやすくなります。

 

 

特に、最近では糖質が悪者扱いされていて、

控えている生活をしている人が多いように思えます。

やせてる人も、太っている人も、

グリコーゲンが少ない人は、

潜在的に多いと思われます。

 

 

ですので、

タンパク質を補給することは確かに大切ですが、

その前に、糖のエネルギーを切らさない

ということが非常に大切です。

 

 

特に眠る前の糖の摂取はとても大切です。

 

 

また眠っている間には、

老廃物や毒物の解毒も行われます。

その処理にも、

糖やグリコーゲンのエネルギーが

優先的に必要です。

 

 

こうした点から見ても、

糖のエネルギーを切らさないこと。

これがとても大切なのです。

 

 

 

眠る前にできること

眠る前には、良質な糖をしっかり摂るということ。

 

 

良質な糖とは、

汚染のないハチミツ、黒糖、粗製糖、果物です。

これらを直接食べたり、

ドリンクにして飲むのをオススメします。

 

 

サポーターとして、

塩とゼラチン(コラーゲンもOK)を

同時に食べるのもオススメします。

これらは糖のエネルギー代謝を活発にします。

 

 

 

そして良質な糖を摂ることで、

睡眠の質も良くなります。

 

 

実は、夜中に目が覚める要因の多くは、

低血糖が起こって、ストレスホルモンが放出されて、

糖の代謝から脂肪やアミノ酸に

切り替わる際に起こりやすくなります。

 

 

このことについては、別の記事で紹介する予定です。

 

 

なお、やせ型の人ほど筋肉が分解されると、

弊害が起こりやすいです。

 

 

筋肉の中には、エネルギー工場のミトコンドリアがたくさんいます。

やせ型の人の筋肉が減るということは、

ただでさえエネルギーが少ない状態に、

更に拍車をかけてしまいます。

 

 

僕もかつて、非常に苦しい経験をしました。

 

 

良質な糖をしっかりと食べて、プロテオリシスを防ぎましょう。

 

 

記事について

すべての記事の内容は、日々学びを重ね、新しい発見や見地があれば更新しています。 各記事に内容に関しましては、より最新に近い記事をご覧ください。 よろしくお願い申し上げます。

 

星身体の仕組みを知る記事星 代謝の仕組みと高脂肪食
水はたくさん飲むと良いの?
身体の大事なルール ランドルサイクル
皮膚や粘膜の大切な役割とは
生命を回すエネルギー

 

まじかるクラウン健康系の人気記事はこちらまじかるクラウン 砂糖は身体を冷やす?
糖質制限ダイエットの落とし穴 その④脂肪ってどうなの?
避けたい添加物その① 加工でんぷん
中性脂肪特集 まとめ記事
異性化糖とは何か?