僕は37歳の頃、二度目の体重のピークを迎えました。
身長は162cmで体重が72kgという肥満体型。
色々と食べ物のことに詳しくなった頃だったので、
40歳を前に、今持てる知識を使って、
食事によるダイエットをしようと決意しました。
やったのは、当時流行し始めていた糖質制限ダイエットでした。
Facebookで有名な毒舌医師は『砂糖は毒』と言ってるし、
高タンパク質アンド、メガビタミンで体調が良くなったとか、
糖質制限ダイエットで有名な医師の本も購入し、
スタンダード糖質制限ダイエットに取り組みました。
糖質オフの商品は、人工甘味料や添加物がいっぱいだから、
自然に近いものを食べれば、
きっと健康的にダイエットできる。
そう考えてました。
ちょうどこの頃、父に胃がんが発覚。
『ブドウ糖はがんのエサ』という言葉が頭にあったので、
僕も痩せて体調が良くなれば、父にも勧めて良くなるだろう。という思いもありました。
食べ方は
・ご飯を少なくする
・お腹が空いたら煮干しやナッツを食べる
・果物、ドライフルーツは少量なら
・炒め物、揚げ物はいくらでも
・魚、肉もいくらでも
初めて1か月、体重減少としての効果は絶大でした。一気に5kgも痩せました
食べ方としても続けられそうだったので、
この調子でスリムな身体を想像して続けました。
しかし体重は減り続けるものの、
体調が良くなってきたという実感がありません
- あんまり食べてないのに、胃がいつも痛くて消化不良を起こしている感じ。
- 便がトイレにべっとり。(お食事中の方すみません)
- 背中が常に痛い。
- 重いものが持ち上げにくい。
- メタトロンという機械で脂質代謝異常と出た。
など。
1年半後、体重は減り続け、
72kgあった体重は47kgにまで減りました
そしてある日、強烈に異変を感じた出来事が起こりました。
その日は自宅のある豊川市から、名古屋に行く用事がありました。
豊川市から豊橋駅まで行き、豊橋駅で名古屋駅行きの電車に乗り換えようとしました。
乗り換えの時間はわずか数分。
自宅の最寄駅は無人駅なので、
その精算と名古屋駅行きの切符を買わなくてはいけません。
急がないと間に合わないので、
駅の階段を駆け上がりました。
そうしたら10段も進んだところか、足に重りを付けたみたいに、
急に足が重くなってきました。
息はぜいぜい、心臓はバクバクします。
異変を感じて止まってしまいました。
おかしい!痩せて身軽になってるはずなのに、
前は駆け上がれた階段が登れない!
かろうじて乗り換えができたものの、
乗り換えた電車の中で、息切れと心臓のバクバクが治りません。
このまま死ぬのかな?本当にそれくらい思いました。
何でこんなことになってしまったのだろう。
僕の頭の中は、不安と疑問でいっぱいになりましました。
つづく