異性化糖とは何か? | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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みなさんは、清涼飲料水に入っている甘味といえば、何を思い浮かべますか?

 

 

清涼飲料水に入っている甘味は、今や砂糖ではなく、

果糖ブドウ糖液糖とか、ブドウ糖果糖液糖というのが主流になっています。

おそらく、原材料表示をしっかり見ている方はご存知かと思います。

 

 

果糖ブドウ糖液糖やブドウ糖果糖液糖は、『異性化糖』ともいわれます。

さて、どういったものかみていきましょう。

 

 

異性化糖は砂糖やハチミツに似せた、人工的に作られた甘味料です。

果糖ブドウ糖液糖は配合比として、果糖が55、ブドウ糖が45の割合で、

ブドウ糖果糖液糖は配合比として、ブドウ糖が55、果糖が45の割合となっています。

多い割合の方が、名前のはじめにきます。

 

 

異性化糖は、材料をでんぷんから作ります。

でんぷんを分解してブドウ糖をつくり、今度はそのブドウ糖を酵素を使って果糖にします。

 

 

問題はその原料です。

海外から輸入されているものは、

遺伝子組み換えとうもろこしのでんぷんから作られています。

 

 

国内でも作られていますが、その材料は輸入された遺伝子組み換えとうもろこしのでんぷん、

国内産のじゃがいもやさつまいものでんぷんから作られています。

 

 

遺伝子組み換えと聞いただけで拒否反応が出そうです。

ちなみに人間が食べるとうもろこしには遺伝子組み換えのものはありません。

家畜用やでんぷんなど加工用のものに遺伝子組み換えとうもろこしは使われます。

国内で作られたとしても、メーカーに問い合わせをしないと、どの材料から作られているか分からないでしょう。

 

 

更なる問題が、異性化糖から見つかったものです。

それがでんぷんと重金属です。

 

 

でんぷんから作られる異性化糖は、完全には糖にならず、

でんぷんのまま残っています。

でんぷんが液状になって残っている場合、粒子が小さすぎて、小腸の壁を通過してしまいます。

いわゆるリーキーガット症候群が起こってなくても、

粒子が小さすぎて小腸の壁を通ってしまうのです。

もちろん、症状としてはリーキーガット症候群と同じものを引き起こします。

アレルギーをはじめとする自己免疫疾患や、

バクテリアのエンドトキシンによる敗血症ですね。

 

 

また、砂糖よりも急激に血糖値が上がるため、人によっては危険なことも。

血糖値が急上昇すると、それに対応するためビタミンをミネラルを大量に消費します。

そして特にビタミンB群が足りなくなると代謝が進まなくなり、低血糖状態を招きます。

低血糖は生命体最大のストレスでしたね。

 

 

低血糖になるとストレスホルモンが即座に分泌され、

真っ先に糖のストックであるグリコーゲンが失われていきます。

グリコーゲンはたくさん水分を含んでいるので、尿の量が多くなります。

なので、異性化糖入りの清涼飲料水を飲めば飲むほど、

脱水症状が起こるというパラドックスが起こるのです。

 

 

また異性化糖は、果糖やブドウ糖と比べて、

肥満、高脂血症、非アルコール性脂肪肝を引き起こすリスクが上がります。

飲むと甘さを感じても、身体の中では砂糖と違う反応を起こすことも分かっています。

マウスの実験では、大腸がんを悪化させました。

 

そして、重金属の混入も問題になっています。

重金属は身体にとって猛毒です。

人間が採掘をはじめたときから増え続け、たくさんの食べ物の中に混入しています。

重金属が引き起こした病気としては、イタイイタイ病や水俣病が有名ですね。

 

 

使われているものは、清涼飲料水のほか、安価で甘みのある大半の商品に使われています。

こちらはガムシロップ

 

こちらはポン酢。超有名商品です。

 

 

こちらはドレッシング

 

 

こちらは焼き豚。炎症の元になる植物性たん白

ミトコンドリアにダメージを与える亜硝酸ナトリウム

アレルギーを引き起こす加工でんぷんやカルミン酸色素(コチニール)

ミネラル吸収を阻害するリン酸塩

リーキーガット症候群を引き起こす増粘多糖類

ガンのリスクを上げる調味料(アミノ酸)入りです

僕的には最悪な組み合わせです。

 

 

こちらはジャム

 

 

こちらはたくあん

 

 

こちらはグミ。とっても有名な商品です。

 

 

理由は砂糖の約7割の安さで、

液状のため砂糖のように溶かさなくても使えるからです。

 

こういった、企業利益だけ考えて、消費者の健康を考えないものはたくさんありますが、これもそのひとつです。

しかも異性化糖は添加物としての表示のいらないもので、

砂糖と同じように原料として表示できるものです。

 

 

商品を手に取ったら、

必ず手首の運動をして裏面を見てから買いましょう。

それが病気をしないためのひとつの秘訣です。