この記事は、以前Facebookにアップした記事を再編したものです。
色んな加工食品に使われている加工でんぷん。
原材料表示で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
イメージ的にはでんぷんの仲間なのかな?
なんて思い、身体に悪いものじゃないと思ってらっしゃるかも知れません。
では、どんなものかみていきましょう。
僕が加工でんぷんを一言でいうと、
『得体の知れない化学物質』ってのが適切です。
実はこれ、添加物の専門家でも何が使われているか分かりません。
当然のこと、安全性試験も十分ではありません。
使用目的は、乳化剤として使ったり、麺にコシを出したり、増粘剤としてとろみをつけたり、生地をしっとりさせたり。
要は万能で使いやすいから使っていると思われます。
でも使っている側は、危険性は知らなくて使っているかも知れません。
作り方は、でんぷんを構成しているブドウ糖に、色んな化学物質をくっつけます。
なので正確には、化学合成加工でんぷんと読んだ方がいいのかも知れません。
でんぷんにはブドウ糖がたくさんくっついてますが、ブドウ糖のどこにくっつけるか、
狙いは正確にはできません。
また、でんぷんにはタンパク質も多少含まれており、これにも化学物質がくっつくので、
アレルギーを引き起こす可能性も考えられます。
(大抵のアレルギーの原因は、プーファとタンパク質が結合したものです)
なので、得体の知れない化学合成物質が出来上がります。
だいぶん怖くなってきましたね。
なぜ、専門家にも分からないのか?
それは加工でんぷんと表示していいものが、12種類あるからです。
・アセチル化でんぷん
・アセチル化アジピン酸架橋でんぷん
・アセチル化酸化でんぷん
・アセチル化リン酸架橋でんぷん
・酸化でんぷん
・オクテニルコハク酸でんぷんナトリウム
・ヒドロキシプロピルでんぷん
・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋でんぷん
・リン酸化でんぷん
・リン酸モノエステル化リン酸架橋でんぷん
・リン酸架橋でんぷん
・でんぷんグリコール酸ナトリウム
舌を噛みそうな名前ばかりですね。
こういう名前で原材料に書いてあったら、誰も買わなくなると思います。
この中には変異原性が陽性なものとか、
発がん性があるものとかあります。
でもこれ、全部『加工でんぷん』と呼んでもいいんです。
乳化目的の使用なら、『乳化剤』とだけ書けばいいことになってます。
変異原性とは、生き物の遺伝子に突然変異を起こさせるものです。
変異原性が陽性の代表的なものは、放射線や紫外線などです。
加工でんぷんに注意してみると、パン、麺類、お菓子、ソース、タレ、〇〇の素など、様々なものに入っています。
焼きそばのパッケージより。
麺の打ち粉としてよく使われています。ソースのとろみ付けとしても。
植物油脂(プーファ)、発がん性のあるカラメル色素
がんを増大させる恐れのある調味料(アミノ酸等)も入っています。
超有名ロングセラークッキーです。
生地をしっとりさせる目的と安定剤として使われているようです。
他にもツッコミどころは満載です。
かまぼこのしっとり感を出すためと思われます。
ダイエッターに人気のサラダチキン。
増粘多糖類はリーキーガット症候群を引き起こす恐れ。
亜硝酸ナトリウムは発がん性あり。
グルテンフリーという謳い文句の商品。
サラダ油(プーファ)、がんを増大させる乳酸入り。
グルテンフリーという言葉に惑わされてしまう。
特定原材料7品目がフリーという謳い文句の豆腐。
植物油脂(プーファ)と加工でんぷんが使われている以上、
アレルギーを引き起こさないとは言い切れないものです。
pH調整剤は恐らくリン酸塩(ミネラル吸収阻害)。
超有名キャットフード。
危険な添加物盛りだくさんです。
猫の死因第一位ががん(38%)とのことですが、納得の内容です。
普通のスーパーなら、避ける方が難しいかも知れません。
僕の働いているスーパーだって、安全にこだわっているものがたくさんある反面、どうしようもなく置いてあります。
個人的には避けたい食品添加物ナンバー2です。
(ナンバー1は調味料(アミノ酸)です)
理由は得体の知れない危険なものなのに、広く使われすぎているからです。
こういった美味しいや見た目が良い、食感が良いという理由だけで、
食品の劣化は浸透しています。
安心な食べ物は、理解するところから始まります。
加工食品のコーナーでは、必ず裏面の原材料を見るという手首の運動がおすすめです。