大豆イソフラボンは骨粗しょう症を悪化させる | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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近年、大豆を使った製品がたくさん開発されています。

大豆を使った製品で、大豆のイソフラボンが骨密度をアップさせ、骨粗しょう症の予防に効果的と、機能性表示食品までもが登場しています。

 

 

 

しかし、大豆イソフラボンはむしろ骨粗しょう症を悪化させてしまうことはご存知でしょうか。

 

 

大豆イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれています。

エストロゲンとはホルモンの一種で、一般的には女性ホルモンとも呼ばれています。

(このホルモンは男性も作ります)

大豆イソフラボンはエストロゲンと似ているため、エストロゲンの受容体にくっつくことから、

エストロゲン様物質とも呼ばれています。

 

 

一般的な解釈では、体内で産生されるエストロゲンが減ると、

骨代謝が減少して骨密度が減るとされています。

しかし、エストロゲンの作用からすると、これは全くの逆です。

 

 

実はエストロゲンは、身体に炎症を起こす作用のあるホルモンです。

女性は月経になると、エストロゲンが高くなります。

エストロゲンが高くなることによって、子宮内膜にわざと炎症を起こし、

子宮内膜の新陳代謝を促すというものです。

 

 

更年期になると、閉経して子供を作らなくても良くなるので、

わざと炎症を起こす必要もなくなります。

なのでエストロゲンは減少します。

 

 

骨粗しょう症の原因は他にあるのに、女性はエストロゲンが減ってしまったのが何故か、関連付けられてしまいました。

男性だってエストロゲンは分泌しますし、骨粗しょう症も起こります。

女性特有の病気みたいになってますよね。

 

 

大豆イソフラボンは代謝できる分なら問題はありませんが、

過剰な摂取で骨に炎症を起こし、骨をもろくしてしまいます。

また、体内にエストロゲンが多い状態も摂取によりリスクが上がります。

もちろん、炎症が起こるのは骨だけではありません。

 

 

骨密度の測定にはX線を使う方法と、超音波を使う方法があります。

エストロゲン過剰になって骨に炎症が起きると、その部分は水を溜め込みます。

水はX線で撮影すると白く映ります。

それがあたかも骨密度が増加しているように見えるのです。

超音波による測定は簡易的なものなので、精度はとても悪いです。

現状、骨密度を正確に測定する技術は無いと言っていいです。

 

 

他にも身近なエストロゲン様物質はあります。

それがプラスチックやビニール、缶詰に使われているコーティング剤のBPAやBPBという化学物質です。

 

 

プラスチック容器に入った食べ物をレンチンすると、コーティング剤が溶け出して、

食べ物に降りかかります。

 

 

また、マイクロプラスチックもエストロゲン作用を起こします。

コロナ禍で不織布のマスクが飛ぶように売れていますが、不織布は化学繊維で作られています。

 

 

不織布のマスクを着けるだけでもマイクロプラスチックを吸い込みます。

また、不織布マスクは海にたくさん捨てられている現状があります。

 

 

化学繊維は水につけると、更にたくさんのマイクロプラスチックを放出します。

今や、数々の海産物からマイクロプラスチックが検出されています。

海洋生物たちも人間たちのせいで散々な目に遭っていますが、

めぐりめぐって、自分たちの首をも絞めようとしています。

 

 

こういったことからも、環境や食品から摂取したエストロゲン様物質の影響で、

知らずのうちにエストロゲン過剰になってしまう恐れがあるのです。

 

 

近年は大豆が栄養価が高いと、もてはやされています。

しかし、身体に炎症を起こすということが分かると、たくさん食べるのは良くないですね。

大豆からは油も取れるので、プーファもたくさん含まれています。

(大豆油はアメリカ産の遺伝子組換え大豆から作られます。アメリカ産の方が日本産よりも油の割合は多いです。余談ですが脱脂加工大豆という原材料の大半は、大豆から油を抜いた遺伝子組換え大豆です。)

特に現在慢性的な疾患を抱えていたり、

生理が重いという方は要注意です。

 

 

大豆をタンパク源にすると、タンパク質の吸収効率も悪いし、

イソフラボン過剰になりますので、こちらも注意です。

なお、味噌や納豆のように発酵させるとイソフラボンは減ります。

 

 

ただし減ったとしても、慢性的な疾患を抱えている方、生理が重い方

日常的にプラスチック製品を多用している方は要注意です。

許容量は個人差がありますので、食べたい方は、

ご自身の体調をよくみながら、食べたい時に食べるというのがいいと思います。

 

 

また現在、原材料表示に『遺伝子組換えではない』と書かれていても、

5%まで遺伝子組換えの混入は認められています。

それでも遺伝子組換えではないと表示してもいい決まりがあります。

知らずのうちに遺伝子組換え大豆を食べているというリスクも捨て切れません。

 

 

というように、世の中で健康に良いと言われているものは、こういった裏があります。

僕たちは知らずのうちに、環境中にある毒物を取り込んでいます。

その毒には、自分自身の身体がエネルギーを使って対処します。

エネルギーをたくさん高めることがとっても重要です。