コラーゲンの主成分グリシンの作用 | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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これまでお伝えした記事の中で、コラーゲンの中のグリシンがいいよ。

というのを何度か書いてきました。

 

今回はそのコラーゲンやグリシンの作用について紹介します。

その作用とは

  • 糖のエネルギー代謝を活性化
  • 抗ストレス作用
  • 同化作用(傷の治りを早くする、胃酸の欠乏解消)
  • 抗炎症作用
  • リポリシス、プロテオリシスをブロック
  • 睡眠促進効果
  • 抗てんかん作用
  • エンドトキシンによる炎症を緩和
  • 肝臓の保護(アルコールや重金属から肝臓を守る)
  • 筋肉増強作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗細菌作用
  • 抗がん作用

 

グリシンは身体中に酸素を運ぶ、ヘモグロビンの材料でもあります。

 

 

欠点としては、睡眠促進効果があるので、

摂ると眠くなってしまうことですかね。

 

 

グリシンはコラーゲンの主成分なので、

肌、関節、骨、筋肉の柔軟性や弾力性に欠かせません。

コラーゲンをたくさん摂っても、コラーゲンになるとは限りませんが、

グリシン自体にこういった様々な作用があるので、積極的に摂りたいものです。

また、こちらの記事

肉を食べすぎると、どうしてもアミノ酸が偏ります。

コラーゲンはアミノ酸の偏りのバランスをとってくれるのも作用のひとつでもあります。

また、負の側面がある必須アミノ酸のメチオニンがとても少なく、

トリプトファンに至っては入っておりません。

 

 

糖のエネルギー代謝を活性化ということでは、

糖とコラーゲンを合わせて摂ったことにより、ミトコンドリアの機能が回復したという報告があります。

 

 

ストレスなどで身体のエネルギーが無くなってくると、

ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールは中性脂肪やタンパク質を分解して、糖に変換して、それをエネルギーに割り当てるはたらきがあります。

脂肪を分解させることをリポリシス。

タンパク質を分解させることをプロテオリシスと言います。

タンパク質を分解させてしまうと、身体の色んなところから弾力性が失われます。

もちろん筋肉も痩せてしまいます。

グリシンは糖原性アミノ酸のひとつで、代謝の経路が最終的には糖代謝と同じ経路を辿るアミノ酸です。

そのため、リポリシス、プロテオリシスの肩代わりをしてくれます。

リポリシスをブロックするということでは、プーファの害に悩んでいる人にもいいですね。

 

 

グリシンは食品添加物としても使用されています。

効果は、食品をしっとりさせたり、防腐効果があります。

その理由は、グリシンは塩と同じように水を引き込む性質があるからです。

これによって保湿され、また細菌から水を奪うため細菌の活性を無くしてしまうからです。

ただしグリシン単体での摂取は、これもまた筋肉部位の食べすぎと同じで

アミノ酸が偏ってしまうのでおすすめしません。

またこの場合のグリシンは化学合成されており、天然のグリシンと違う作用を起こします。

 

 

コラーゲンといえばゼラチンにたくさん含まれています。

ゼラチンといえば、ゼリーに使われる材料ですね。

しかし、世の中に出回っているゼリーの大半は、

ゼラチンを使ったものではなく、ゲル化剤を使ったものになっています。

 

僕にとってはこれはゼリーなんてものではなく、偽物ゼリーです滝汗

もちろん、コラーゲンのような作用は期待できません。

ゲル化剤を使う理由としては、常温で保存できるのと安価で手間要らずで作れることかなと思います。

市販のコーヒーゼリーは、ゲル化剤+コーヒーフレッシュ(植物油脂)で最悪ですゲロー

 

 

僕のコラーゲンやゼラチンの摂り方としては、

コラーゲンが豊富な牛すじを使ったスープを飲んだり、

 

牧草牛かつ抗生物質やホルモン剤不使用のタウポビーフはおすすめ

 

鶏の軟骨を油抜きして焼いたり、

ゼラチンを使ってゼリーを作ったり、

ゼラチンをお手製ドリンクに溶かして飲んでいます。

 

 

材料はこちら。量は特に量ってません。美味しいと思えるものを飲んでます。

糖のエネルギー代謝を活性化するので、糖は必須で、代謝サポートをする塩と重曹を入れています。

また生姜も糖のエネルギー代謝を活性化させるはたらきがあります。

材料

・顆粒ゼラチン

・塩(天然でマイクロプラスチックが入っていないものが望ましい)

・糖(粗製糖と黒糖)

・重曹

・お湯(ゼラチンは水では溶けずに固まってしまう)

・お好みで生姜パウダー

 

睡眠促進効果の点からも、夜眠る前にゼラチンたっぷりのドリンクがおすすめです。