疲れる原因の「演じる」「求める」
日常生活の中で、「疲れる」原因を考えるとすごくかたよっていると感じることがあります。 外回りをして今日は、歩き疲れたなどのようにわかりやすい「疲れ」は自覚できることから、その日は早寝しようとか、お風呂にゆっくり入ろうとかマッサージに行こうとか。 対策を練ることが、簡単にできると思います。 しかし、精神的な疲れは「自覚」ができない場合が多いので、ストレスになっていること自体が気が付きにくい特徴があります。 ここ最近気が付いた「精神的な疲れ」と対策をご紹介します。 まずは、「演じている」自分であること。 簡単に言うと、人からいい人とかすごい人と思われたいことで、「見栄」を張るための行動になってしまっていること。 自分を大きくみせることで、頼りにされて自分で自分に「価値」を感じることができるから。 この瞬間から「自分の行動」を見失うことになってしまいます。 他人のための行動になってしまうことで、本当にやるべき事を見失っていきます。 他人のための行動は、自分がやりたい事、やるべき事ではないことがほとんどといえます。 しばらくして、やるべきことをしていない事に気が付く事になります。 自分を大きくみせたいとか頼りがいのある人に思わせたいということは、必ず「見栄」が働いているはずです。 これが自分を見失わさせている原因で、疲れの原因でもあります。 この「頼りにされたい」って気持ちを捨ててしまうと、意外と楽になります。 社会に生きていると、「見栄」で生きている人もたくさんいます。それがなくては自分でなくなってしまうって人も、いると思います。 最後の最後まで「演じ切る」ことが必要になってしまいます。 それよりは、「見栄」事態を捨ててしまう。頼りにされる人を思い切ってやめることで、本来の自分が生きることになるということ。 自分が正しいと思う行動を、素直に人目を気にせずにやるということ。 これで無駄な疲れをしなくなるということ。もう一つが、「求める」ことで疲れる原因。 何かをしてあげると、必ず何かを求めてしまう心理です。 ギブアンドテイクなんてことを言いますが、常に「ギブ」に「テイク」がついてくるってことはないです。 まして、上司に言われて細かいことをしてあげても、特に見返りはありません。 女性に何かプレゼントをしたとしても、とくに毎回のお返しなどはあるわけではありません。 それでも見返りを「求める」気持ちが出てしまう。 あまりに見返りを求めすぎて、トラブルになったことがある人も多くいると思います。 どんな細かいことでも、見返りを求める心理は働いてしまうかもしれません。 それをあえて求めないようにする。 見返りをもとめている人の考え方は、おそらく「得をしたい」って考えが先に来ている場合がほとんどだと思います。 これをプレゼントしたから、もっといい物をお返しでほしいと。 最初から「自分が得をする」ことを考えてしまっている。 これもいらない「疲れ」をためるだけ。 思い切って「ギブ」だけを考えるようにする。 あとは成り行きでって感じで。 意外とそれの方が「得」が多いと社会では感じます。 人で成り立っているからかもしれません。 「演じること」と「求めること」を、思い切って忘れる、捨てることで本来の姿や素直な姿が人に見えるようになり、より良い人間になれるとここ最近になり、確信したことであります。 「見栄」を捨てることで、人目を気にしなくなり、見返りを求めることを捨てることで、後悔や残念な気持ちにならずに済みます。 おそらくほぼ全員の人が持っている疲れる「原因」であると思います。 これらを「捨てる」ことで軽くなり、本来のやりたいことややるべきことが見えて、やれるようになると思います。 自分の日常を考えてみてください。必ずどこかでやってしまっているはず。 参考になればと。ありがとうございました。