小学校くらいの勉強であれば、少し
怠けていても、仲間からの遅れをとる
ことも少なく済みました。
中学生くらいになると、いわゆる
「落ちこぼれ」なんて人たちが出て
来るようになります。
自分もそれに入るか入らないか
くらいをさまよっていたこともあります。
高校に行くと、はるかに難しい科目
や内容になってきて、ほとんどついて
いけないなんて人も多く出てきます。
半べそで、担当の先生に赤点は
やめてなんて人もいました。
元々、勉強嫌いな人ほどよくわかる
と思います。
しかし、大人になってくるとそこで
本当に「やるべきこと」がなんだったのか
がわかるようになってきます。
それは、確かに「勉強をすること」なの
ですが、難しい科目の内容をきちっと
理解できて、ある程度のところまでの
実力をつけられるための「勉強法」で
あるということ。
小学校から高校くらいまでの間で、
勉強のできない人の特徴は、完全に
「勉強方法」を知らないからだと思います。
いきなり机に向かっても、何をするのか
わからない。
なにをペンとノートに書いて、頭で理解
するのか。
難しい科目とか苦手な科目という
意識が先行していて、身に着けるための
「勉強」まで進んでいない。
まして、高校くらいまで進むと、内容が
最初から難しくて、いきなり勉強するなんて
いっても、とても一からできることは
難しいかと思います。
それまでに「勉強方法」を体得していない
から。
自分自身、それにあてはまると思います。
なので私が社会人になってから「勉強」がしたい
と思うようになったのは、学生時代での
やるべきことや学校の意味を理解できる
ようになったからだと感じています。
社会に出てから、難しい数学の問題などを
必要とする人は、ほとんどいません。
むしろ、その時学んだ「勉強方法」の方が
大人になってからは必要です。
勉強の習慣や一日の時間のスケジュール
なども、学生時代に体得すべき事であると
思います。
一生懸命覚えた「歴史」や「元素記号」も
一般常識として必要な部分もありますが、
それをどのようにして「覚えたか」が大切で、
内容よりも大人になってから必要なことは、
「覚え方」ということ。
語呂合わせで覚えるとか、元素記号表を
写真のように丸暗記したとか。
また、自分の「目標の学校」などを決める
時も「目標からの逆算する」ことをかんがえて
いたかもしれません。
あの学校に入るには、何をすればいいのか
とか。
何が自分に足りない事なのかなど。
目標の学校に合格したという「達成感」も
重要です。それと同時に、目標に向かって
いける自分自身コントロールする力だったり、
そこまでの行動のスケジューリングなども。
学生時代に必要な事は、内容よりも
それまでの「勉強方法」ができているか
どうかというところにポイントがあると
思います。
こんな難しい勉強なんて、「大人になって
も使わないよ」なんていっていたことを、
自分で記憶しています。
確かに、使わない仕事がほとんどだと
思いますが、本当に必要なことはそこでは
なかったと「四十路」になって気が付いた
事であります。
「勉強をする習慣」くらいは、今ようやく
出てきているところです。
どうしても、勉強することに「苦手意識」が
ありますが。
それでも、死ぬまで勉強するってことは
理解できているだけ幸せでしょうか。
「その時にやるべきこと」をやらないと、
後で苦労をするってことを、頭において
おきたいです。
学生時代の勉強は、大人になるための
「登竜門的」なものであると思います。
「内容」よりも「方法」を理解して、体得
しておくこと。
「応用する」ってことは、その時に学んだ
「方法」を「応用」するということでした。
大人になってからでも、まだ間に合うと
思っています。
苦手な人でも、始めればできることです。
私もその一人です。
参考になればと思います。
ありがとうございました。
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