「未来」に進むために
10年ほど前になりますが、とある会社のセミナーでの事。 参加している人が、30代40代の人がほとんどでしたが、その時の演説していた人が、おっしゃってました。 より良い「未来」を創造するために一番必要なこととはなにかと。 答えは、「過去」を捨てること。 当時私は、ピンときませんでしたが、10年が過ぎて、日常生活や普段の思考を立ち止まって考えた時に、やっと気が付いたことであります。 生活していると、どんな「物事」でも「蓄積」をしていきます。 何かを経験して、それを「蓄積」して次に生かす。大切なことであります。 もしくは、10年間で手に入れた「もの」も捨てない限り、ずっとどこかにあります。 明らかにゴミと認識できる「もの」でない限り、意外と捨てていない事にも驚きます。 もっと言うと、会社が行うリストラ。 心痛いですが、組織として必要でなくなった人をいつまでも雇っていることに、会社は「損失」を抱えてしまいます。 なので、個人の生活はあまり考慮しないままに、解雇をするときがあります。 それが、組織が生き残るための手段であるから。 とても心痛い「人間模様」を感じるときも今までに何回かありました。 それにより、企業は余計な人件費や固定費を削減して、身軽になって「次」の予算を組んでいけるというわけです。 これを個人に置き換えてみても、同じことが、いえるということです。 「自然の理」といえるのかもしれませんが、「空いたところには、必ず穴埋めがされる」ということ。 会社で言えば、係長が転任やリストラになっていなくなっても、だれかが後を埋める。 私のブログには、数回出てきますが、自分の部屋のいらないものを捨てること。 いらないものを「捨てる」ことで、そこに「空間」ができます。 そこに必ず「何か」が埋まるということ。 もっと言うと「空間」とともに「時間」も手に入るということも自分自身感じていることであります。 部屋をかたずける重要性を、何度も書いていますが、部屋の「いらないもの」を捨てることで、「時間」と「空間」ができて、新しい「未来」を創造できるようになるということです。 これは、すべてにおいて言えること。古い考えや記憶は、新しい考え方や手法を手に入れることに、「障害」になってしまうこともあるということ。 古きよきものもあります。それは、どんなことにも。しかし、時代とともに「変えていく」ことの大切さも知っておくことも、時代の流れが早い「現代」には取り入れるべき考え方であると思っています。 個人で考えることは、「過去」にこだわっていることは、新しいより良い「未来」を創造できないって事になるということ。 ほとんどの大人が、「マンネリ生活」をしてしまっているかと思います。 いつも同じ「安泰」を求めている。より良い生活を求めることを、忘れてしまっていて、現状に満足をしてしまっている。 また、今が最高なんて勝手に思って、今以上のことを望まない。 「変わること」を嫌がる習性がありますから、ほとんどの人が、「マンネリ化」になるわけです。 今一度、再認識してもいいと思います。 立ち止まり、後ろをみて「引きずっている物事」がないかどうか。 あれば、すぐに「切り捨てる」べきです。 新しい物事が入ってこないってことになるから。 それは、「考え方」でも今の生活の中に溶け込んでいる物でもです。 昔の「恋人」とずるずるなんて、いう人もいますが、新しい人との出会いを、こわしてしまっている原因ともいえると思います。 すべてを捨てるとは言いませんが、「いるもの」「いらないもの」の判断をできるようになることが、最初の一歩かと思います。 「ものを捨てられない」って人は、ほぼほぼ「過去に生きている人」が多いってこと。 「前に進む力」が強い人は、お金を稼いでも、稼いだお金以上に、自分の神経は「前に」いるってことです。 なので、お金が「後を追っている」って状況になっています。 時間軸を「前に向かう事」に設定して、今の現状を立ち止まり、後ろを確認してみて、引きずっている物を切り捨てる。 一年に一度くらいは、立ち止まって見て、引きずっている物事を確認することをしてみるのをお勧めします。 そして、「切り捨てること」をためらわずにする。 それで、より良い「未来」を得ることができるのかと。 参考になればと。ありがとうございました。^^^^^^^^^^^^^^お知らせ^^^^^^^^^^^^^^^ 今現在、二つのブログを更新していますが、これをまとめて、メールにて配信していきたいと思います。 以前にも登録していただいた方も、サーバーを変えて新たに配信して行きます。 登録特典もついています。ボリュームあるブログに関するマニュアル本です。 もしよろしければ、ご登録をお願いいたします。ありがとうございました。