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c0gito-erg0sumさんをリブログします。
ニックネームはもしや、
cogito ergo sum
コギト・エルゴ・スム(ラテン語)
「われ思う、ゆえに我あり」(デカルト)では。
デカルトの「方法序説」
挫折三回目、その後放ってあります・・・
強調は私がつけました。
臨床医には、頭の良さは必要ありません。
私みたいなザ凡人でも、特に問題なく仕事はできます。
もちろん、それなりに努力は必要ですが、そこに天才的な閃きや、周囲を圧倒する頭の良さは全く必要ないのです。
それよりもむしろ、周りの同僚やスタッフ、患者さんとのコミュニケーションを円滑にする力、患者さんと真摯に向き合う姿勢が重要です。
優秀な学生がこぞって医学部を受験し、臨床医になるなら、国の大きな損失だと思います。
優秀な人には、医療に限らず、日本が先進国からかなり遅れをとる科学分野に従事してもらい、その成果を国に還元してもらえるようにしないと、国は衰退する一方でしょう。
筆者が現役医師なので説得力があります。
近頃の医学部人気の過熱には疑問があります。
明らかに他分野の方が向いているような
生徒もこぞって目指している、ような。
私事ですが、
父方の祖父は内科医でした。
父が幼い頃に亡くなったので、
直接会ったことはありません。
祖父はいわゆる村一番の秀才だったようです。
愛知県の農村地帯から東京に出て、
北里研究所(北里大学の前身)を修了したのち
新宿区内で開業しました。
赤ひげ先生と呼ばれる良い仕事をしたようです。
頭脳明晰な良医もいるでしょう。
これはイメージ画像
医学部志望は太郎、じゃなかった、
多浪が当たり前のようにいるようです。
数年間すべてを投げうち受験勉強して
やっと入った医学部で
自分が不向きだと知る。
それは本人にとっても
国や社会にとっても
大きな損失です。
医師の泥臭い仕事の現場を見てから
決めるのが本当はいいのだけど。
学校や塾・予備校の先生も
「成績優秀だから医学部に」
のような指導をしてほしくない。
医学部受験指導を看板に掲げていないので、
今のところ心配ありませんが、
私も気をつけます。
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