こんにちわ。皆さんお変わりありませんか?コーネリアスです。今回は、幕末日本に来日した欧米人の目を通して、当時の日本が、江戸がどのように評価されていたのかについて、前回ご紹介した三浦小太郎さんの動画を通して皆さんにお伝えしたいと思います。で、動画の中で、貧乏と貧困について話が出て来ますので、事前に押さえておきたいと思います。貧乏と貧困については以下の通りです。
★貧乏→収入が低いなどの理由で、生活が苦しい状況。ただし、生死に関わる状況では無い状況の事。
★貧困→収入が低いなどの理由で、生活がかなり苦しい状況の事。生死に関わる状況にある事。
こうして比較すると、貧困はかなり深刻ですね。今日の飯もままならない状況という事ですから…
ヤバい、お金が無い!
で、今回も江戸時代を研究している三浦小太郎さんの動画の紹介をしたいと思います。前回は、江戸時代の鎖国を高評価してくれたドイツ人の話でしたが、今回は、江戸時代末期、幕末です。この頃の江戸の様子を当時来日していた欧米人の目を通してどうだったか、彼等には当時の江戸がどう映っていたかを語っているものです。ポイントとしては、大きく3つあると思います。以下の通りです。
①当時の江戸には、『貧乏人は存在するが、貧困に喘ぐ人は居なかった。』
②当時の江戸の町内会は、障害者に手厚かった→地域で介護、支援活動を実践していた。
③当時の江戸は、今と大きく違い、緑に満ち溢れた『自然と人の共生大都市』だった。
動画を以下に添付します。前回同様、三浦小太郎さんと神谷宗幣さんの対談形式となっています。
大変為になる動画だと思います。教科書で習った歴史観が一変します。是非ご覧下さい。尚、動画中に出て来る、今回のお話のテキスト的本も下記にご紹介しておきます。
参考図書 『アーリイモダンの夢』 渡辺京三著