こんにちわ!皆さんお元気ですか?コーネリアスです。本日は、我々日本人について語ってみたいと思います。とは言っても、そんな堅苦しい話ではないですよ。日頃から僕が何となく思っている事を簡単に話すだけです。『何となく』ですから、そんなに深い考察や歴史的根拠に基づいて云々じゃありませんので、悪しからず…

 

 言うまでもありませんが、我々日本人は明治維新を経験し、現代に至るいわゆる『近代化』を果たし、成功して来ました。間違いなく当時のアジアの中では、どの国よりも極めて『上手に』あの時の難局を切り抜け生き残って来たわけです。当時のアジアを振り返ると、アジア最大の国清国(中国)はイギリスとのアヘン戦争敗戦の影響で、国内はガタガタ。朝鮮半島も今後どうするかで守旧派と改革派が大揉めで内政不安。ベトナム、カンボジア、その他現在のASEAN諸国は欧米の植民地化。辛うじて国家として植民地化を免れ独立を保っていたのは、日本🇯🇵とタイ🇹🇭くらいでした。実はそれも本当は危なかったんですけどね。今考えれば、本当にラッキーだった、運が良かったとみるべきかと思います。当時アメリカ🇺🇸もフランス🇫🇷もドイツ🇩🇪もロシア🇷🇺も、皆日本を植民地にしたいと強く思っていたんですが、『そんな時』に各国とも国内問題が同時多発的に発生。それどころじゃなくなるわけです。アメリカの場合は、南北戦争といういわゆる内戦勃発で、日本どころじゃなくなってしまったわけです。そう考えると、これは何の根拠もありませんが、やっぱりこの日本という国は、『神に守られた国…神の国』かもしれませんよ。だってこれ、普通に考えると奇跡でしょ。で、そんなこんなで、明治に入り徳川幕藩体制から体制変更し大日本帝国をスタート。日本の近代化が始まったわけです。手始めは軍事力、そして経済力の確立と底上げ。やはり弱ければ、弱者のままだと喰われるからね、強者に。当時は天皇陛下から果ては一般庶民まで、日本国民全員、皆必死だったんじゃなかったでしょうか?植民地化された国々の近況、情報なんかも入って来てただろうから…『そんなのは、絶対イヤだ!』、そんな強い思い、危機感がやはりあったと思います。

 

 日本人は一般に勤勉、真面目だと言われますが、僕もそう思います。で、そうした事の原点の一つは此処にあるんではないかと思います。欧米列強に追い付け、追い越せで国民総動員で『近代化』というレースにチャレンジし、気が狂ったように働き、気が付いたら、たった3、40年足らずで欧米に追い付いちゃったわけです。ある意味で凄い集中力ですよ、これは。で、僕はこれが達成出来た影には多分、否間違いなく、かの鎖国の影響があったんじゃないかと思っています。鎖国していた凡そ260年間、この国は平和でした。同時に海外からの余計な思想、宗教もあまり入って来なかった。お陰で、我々日本人は、互いに敵対する事も無く、寧ろ互いに結び合い、助け合うという精神の土壌が確立出来ていたんじゃないかと思うわけです。そもそもがお米を主食にしてますからね。米っていうのは、絶対1人じゃ収穫出来ないからね。みんなの力を結集しないと。助け合わないと。おまけにこの国は、天災国家。いつの時代も台風や地震、津波等々自然災害が多い国です。鎌倉初期の鴨長明の『方丈記』にも記述が多数ありますが、昔からそうなんです。そこから立ち上がるには、やはり『皆の力』が必要なわけですよ。僕はこんな事もあって、こんな地理的条件、歴史の変遷があって日本人のいわゆる『助け合い』の精神はブラッシュアップされて来たんだと信じています。日本人はこの力を明治近代化でも遺憾なく発揮させたんじゃないかと思っています。それにしても、僅か3、40年足らずで世界のトップに追い付くなんて、全くもって僕等の先輩たちには本当に恐れ入ります…これこそが日本人の底力なんでしょうね。仲間を信じ、共に助け合って事を成す力ね。いわゆるチームワークってやつかな…

 

 さて、こんな明治期〜戦前の我々の先輩たち、日本人ですが、果たして彼等は幸福だったのでしょうか?当時の日本人の日本人像とはどのようなものだったのか…この辺を実によく著している本が、文芸批評家の浜崎洋介さんの『小林秀雄の人生論』です。因みにこれは最近読んだ本の中で僕の中では、名著です。是非読者のみなさんにもお薦めします。良い本だと思います。御一読をお薦めします。で、その中で浜崎さんは明治期から敗戦時までの日本人についてこう語っています…『…例えて言うなら、富国強兵、近代化の為に日本人はもの凄い『背伸び』をして来た。前時代、江戸時代にも経験した事もない様な経験だったわけです。実際こうした頑張りのお陰で、近代化には成功したわけだけれど、その間もずーっと背伸びし続けているわけだから、もう脹ら脛がパンパンなわけですよ…つりかけている。そんなギリギリの状態の時にいわゆる先の大戦が来たわけです…結果敗戦になってしまったわけだけれど、実は敗戦直後、我々日本人は、ある意味で『ホッと』したんじゃないでしょうか?『もうそこまで頑張らなくていい…』みたいなね。少し力が抜けて、別の意味で江戸時代の日本人の感性、感覚に近づけたんじゃないかとも思えますね…』

文芸批評家、浜崎洋介氏と『小林秀雄の人生論』(山本七平賞奨励賞受賞作)

 

 なかなか深い考察だと思います。つまり、明治期〜敗戦までの日本人というのは、かなりの無理をして来た。そして、これは身分の上下関係無くです。上の人は上のクラスで、下の人は下のクラスでです。国民総無理下状態と言ってもいいかと思います。因みに同氏は、この辺りの事を、日本人の事を如実に語っているのが、文学だと言っています。漱石であり、芥川であり、森鴎外、更には司馬遼太郎等々ね。だってね、そもそもがそれまでの日本的なものを横に置いて、西洋化なわけでしょう、近代化ってのは。パラダイムシフトもいいとこだよ。思想、文化基盤が全然違うものを無理矢理導入してやって行こうってわけだから、無理が来ないわけがない。でも、考えたら、これ今も継続中なわけだよね。だけど、よくは分からないけど、取り敢えず日本人は頑張った。その結果で今があるわけです。まあ、確かにね。いつの時代もその時、その時のいわゆる『歴史の風』が吹くからね。未来の事はどうなるかよくは分からんが、『今はこれをやるしかない!』の気持ちでやって来たんだろうから、先輩たちは。そう考えると、分からないね。先輩たちが幸福だったかなんて。この辺は人ぞれぞれって事かなあ…幸福だったって人も居れば、不幸だった。違う時代に生まれて居れば…って人も居たろうし… それにもし、先の大戦で日本が勝利していたとしたら、あの大国アメリカを統治するという、大仕事が待っているわけで、こうした背伸びの緊張状態はまだまだ継続するわけで、これじゃ間違い無く脹ら脛がブチギレます。限界ですね、多分。不謹慎を承知で言いますと、別の意味で、負けて良かったのかもしれません。そういう意味では、今の僕たちの方が、実はその精神性は、メンタリティーは、明治期以前の江戸時代の日本人の『それ』に近づいているのでは、というのが、浜崎さんの考えでした。なかなかに鋭い視点だと思います。

 

 さて、此処からは現代の話をしましょう。ちょっと上記内容やタイトルとは食い違う部分もあろうかとは思いますが…その辺は御勘弁を…現代は先行きが見えない時代、不確定な時代のように思えます。それまで『世界の警察』を自認し、経済大国でもありパックスアメリカーナを実現させて来た超大国アメリカ🇺🇸にも、少し陰りが出て来ているようだし、変わって世界に大きな影響力を持ち始めたのが、お隣の『赤い国』中国🇨🇳です。世界の工場を背景に金持ち国家にのし上がったからね。一説によれば、中国の軍事力は後数年でアメリカのそれを追い抜くのだとか…誰が言ったか知りませんが。中東でもアメリカ離れが目立ち始めているし、アメリカもかつてほど、世界に影響力を持てなくなって来ているように、僕も感じます。ネット動画等では、数年後に中国が台湾を攻める。その時日本はどうするのか?とか、日本各所の土地が中国人に買われている。このままじゃ日本はいつか全て中国に買取られ、日本は中華化し、日本人は中国人の奴隷とされてしまうのではないか?なんてチャンネルが数多くあります。成る程…分からないでもない。どれもあり得ると言えば、あり得ますね。日本の政治家、また財界人は殆どが親中派なので、この流れはどうしようもない…と言った動画もあります。こう聞くと、僕としては、『なるようにしかならない』…としか言えませんね、現段階では。確かにね、香港🇭🇰では、『ああなったしね』…でもね、あれ冷静に考えれば、中国の報道官が言ってるように、あれ、あくまでも中国の『国内問題』だからね。だって、1997年に香港は正式にイギリスから中国に返還されたわけだからね。厳密には今や中国の一部ってわけだよ。だからあの人たちが香港をどうしようが、それはあの人たちの内輪の問題であって、我々は傍観者にならざるを得ないわけよ、今の世界のシステムではね。香港がああなったから、それをすぐ日本に適用なんてのは、これちょっと話が飛躍し過ぎてないか?と思うのですよ、右派の皆さん…もう少し落ち着こう。確かに現代は、与野党問わず政治家も政治屋に成り下がり、金と利得の事しか考えていない全然ダメな集団で、財界はと言うと、拝金教信者に成り下がってしまい、グローバリストの手先になってしまっていて、これまたダメな集まりに思えます。こうなると、『じゃ一体誰が、オレら日本と日本人を救ってくれんだよ!』となりそうですが、居ないかもしれないね、誰も…こんな事言うと身も蓋もないけど、でも仕方ないよ。どうせ世の中『なるようにしかならない』んだから…だから今更敵基地攻撃能力を高めようだとか、アメリカから旧式のバカ高いミサイル購入しようとかしても遅過ぎるし、税金の無駄。止めた方が良い。そんな事に金かけないで、政治屋さんたちは、大好きなお金を上手に回して欲しい。自分たちばかり良い思いするんじゃ無くて、我々国民も少しは楽しませろ。コッチにも回しやがれ!じゃないと次の選挙全員落とすぞ!って言ってやりたいよ…また、財界人たち、特に大企業の社長たちは もっと社員の給料、ボーナスをアップしろ!物価高でみんな生活厳しいんだよ。株主の顔色ばかり見て内部留保ばかりしてないで、今こそ大盤振る舞いだ、社員さんに還元しろ!一体誰のお陰で会社存続出来てると思ってるんだ?そうやって、日本中の、先ずは景気を良くしましょう!そして、世界が羨むくらいに好景気にしませんか?そして、その幸せを日本発で世界に拡散させるのですよ。そうすれば世界中皆んなハッピーでしょ。どっかの国の超お金持ちみたいに、国民のほんの数%が、バカみたいな金を回すというシステムがもう破綻してんだよ。今は令和だからね。これ大調和って意味でしょ。やったら良いよ、日本発世界との大調和をね。手っ取り早く平和に皆を幸福に出来るのは、これじゃない。お金。そもそも金なんて、その本質はいわゆる『泡銭』でしょ。じゃー泡銭らしく使ってやれば良いじゃない!日本経済の大復活、そしてその富を使っての日本発の『世界の大調和』だよ。これが出来るのは、おそらく我々日本人だけかもしれないよ…何故なら、僕らの中には間違い無く、縄文人のDNAもあるはずだから。縄文時代は、本当に長い間争い、戦争は皆無だったと言われています。これは遺跡の調査からも明らかになっています。つまりは、『真の平和主義者』集団だったって事。だから、今こそ真の平和主義者日本人が、ミサイルや核兵器使った、『抑止力』によるエセ平和ではなく、お金💰💴を世界中回す事で、皆を満たす世界の大調和をやったら良いと思うわけです。他者の喜びは、自分の喜びでもある。これ間違いなく縄文人も共有していた思想だと思うよ。だから約一万年以上も戦争が無かったわけだよ。因みに、こんな事、ユダヤ人や華僑には絶対出来ないだろうね。そもそもお金に対しての思想が大きく違っているので…

 

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