泳ぎの効率はSWOLFで評価しよう | ハルさんの「目指せ水陸両用!」

ハルさんの「目指せ水陸両用!」

走るのが何よりも苦手だったマスターズスイマーが、40才からトライアスロンに挑戦。その記録を綴ったブログ。
2013年8月、アイアンマンレースを完走。
マスターズ水泳800m、1500m自由形 前日本記録保持者。
水陸両用アスリートを目指してます。

あ~もう5月が終わっちゃいました。

今月はショートのトライアスロンレースが2回ありましたが、レースダメージがあまりなかったのでトレ再開が早く、それなりにトレーニングを積み上げることが出来ました。

スイムは53km 16時間20分

バイクはローラー台がだいぶあるので時間だけ28時間30分

ランは128km 10時間

合計 54時間50分 (レース含む)



久しぶりに50時間以上を積むことが出来ましたニコニコ


でも、ランが少ないですね。。。しょぼん


まぁそれでもまずまず頑張ったかと(昨年5月はトータル39時間)。


バラモンキングまであと20日。

そろそろ仕上げ時期?それとももうひと頑張り?というところです。



え~、昨日のブログの最後に書きましたが、私の泳ぎのどの辺がエコなのかということをちょっと書いてみたいと思います。


1つめがストローク数。

ストロークが少ないのは映像見てわかると思いますが、50m片道で18ストローク程度です。

ただ、ストロークが少なくてもタイムが遅ければ無意味。

そこで、泳ぎの推進効率を評価する一つの指標としてSWOLFと言うものがあります。

Garmin社が考案したんですかね? SwimとGolfの造語で、泳ぎをスコア化するものです。

ガーミンの910とか920をつけて泳いだら勝手に計ってくれますが、別になくても構いません。

プール片道に要するストローク数+タイム(秒)で計算されます。

スコアが低いほどよいというのがゴルフ的考えです。


例えば、50mプールを20ストローク(40かき)+40秒であればSWOLFは60

25mプールを10ストローク+20秒であればSWOLFは30となり、50mプールと25mプールではスコアが変わります。

25mプールはターン、壁蹴りの分だけストローク数もタイムも変わりますので、25mプールでのSWOLFx2にすれば50mプールでのSWOLFになるわけではありません。

私の50mプールでのSWOLFは(1500の2キックスイム時)だいたいストローク18+タイム39秒でSWOLF57になります。


25mプールではストローク8+タイム18秒台でSWOLF26とか27とか。


この発想は競泳ではあまり意味ないですね。トライアスロン的?

なぜなら、競泳はバテることはあってもハンガーノックはない。

速ければ効率無関係。タイムがすべてですから。


とかいいながら、一流スイマーがどんなもんか気になりますので、1990年代に活躍したバルセロナ・アトランタ五輪1500の金メダリスト、キーレンパーキンス選手の映像でチェックしてみましたあせる

1992バルセロナ五輪の映像です


長水路でストローク20+タイム30秒=SWOLF50です(゜Д゜)!

これがおそらく2キックスイムの最高峰辺り?

世界との差は大きいですねがーん

って当たり前??


何でパーキンス選手を出したのかと言いますと、2キック同士で比べたかったので。

現在の競泳界では2キック使いのトップスイマーはあまりいないのです。

1500mでも6キックが当たり前の時代になってしまってますので。

(ロンドン五輪1500金メダリスト孫楊選手は4~6キックの変則ですが、長水路でストローク14+29秒=SWOLF43!!!)


ちなみにアテネ五輪の800m金メダリスト柴田亜衣さんも2キックスイマーですが、800自由形レース中のSWOLFはストローク25+タイム31秒でSWOLF56です。

実は効率的には私とそう変わらない??

あくまでも数値上の「効率」ですけど。

私は柴田さんのようなハイピッチスイムを維持することも、50mを31秒維持し続けることも絶対出来ませんのでシラー


まず、自分のSWOLFを知ることから始めましょう。

特別な装置は必要ありません。

25mでのストローク(両手で1)を数えて、タイムを見て足し算するだけです。

水泳苦手な人はまず25mプールでのSWOLFが35(たとえば25秒+10ストローク)を切る事を目標にしましょう。


け伸びで距離を稼ぐのも一つの手段。

距離だけ稼いでもダメですよ。タイムが落ちれば意味なし。

け伸びが上手くなった結果SWOLFが改善すれば、それはきれいなストリームラインが取れている証であり、泳いでいるときの姿勢改善にも繋がるはずです。


これが高効率スイムを目指す第一歩です。


明日に続きます。



お読みいただきありがとうございました。
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