川原由美子傑作集2 花盗人たちの夜/川原由美子
観用少女がすごく良かったので、著者の他の作品も読んでみようと妻が職場で拾ってきた。
もちろん極々初期の作品なので同じように面白い訳ではないだろうが…。
花をモチーフにした三連作+中編の計4話収録。
三連作は、いずれも読者ターゲットである中高生などの若い女性が登場し、人生の岐路にたたずむ。
第1夜「金木犀の踊る夜」では、表題でもある「花盗人」でかつ花売りの少女が登場。いずれ失明する病に冒され施設で暮らす宿命を背負った彼女と偶然に出会った主人公は、一夜を語り明かす事で、女性に真剣にぶつかって行けない自らの心が、妹を看取れなかった自責の念に縛られていることを悟る。生きているという存在そのものが誰かを救う事ができるという命の価値を、金木犀の香りに乗せて描く。これが一番良かったかな。
第2夜「センチメンタル・ラブタイム・ぶるうす」。新人写真家とモデルの話。弟子時代に好きだった、先生がしょっちゅう撮影していたモデル。米国での修行から戻ると彼女は先生と婚約。しかし、咲きこぼれる花のようだった彼女はすっかり枯れてしまっていた。彼女を温室の花でなく、自然の花に戻そうとする彼にほだされ、徐々に自分を取り戻してゆく、という話。
第3夜「眠れぬ森の…」。周りに押され前も見えないまま歩かされ、高校受験当日にエスケープした少女。自分自身の事を自分で決めようと初めての反抗期。この目覚めようとする眠り姫に偶然であった売れない詩人は、友人の結婚パーティーに彼女を誘う。自分が大人になる、ということを初めて意識した眠り姫の記念日を描いた作品。
「ストリート・キッズ」。ロンドンを舞台に、孤児達ストリートキッズが活躍するコメディミステリー。とにかく子供が描きたかったという著者の言葉通り、ちびっ子が生き生きと活躍する。
以上四話。
ローティーン向けで割合ポップな印象。内容としては特に可も不可もなくと言う感じ。ほぼ30年前という、年代の割にはかなり読みやすい作品だと思う。
川原由美子 川原由美子傑作集2 花盗人たちの夜
もちろん極々初期の作品なので同じように面白い訳ではないだろうが…。
花をモチーフにした三連作+中編の計4話収録。
三連作は、いずれも読者ターゲットである中高生などの若い女性が登場し、人生の岐路にたたずむ。
第1夜「金木犀の踊る夜」では、表題でもある「花盗人」でかつ花売りの少女が登場。いずれ失明する病に冒され施設で暮らす宿命を背負った彼女と偶然に出会った主人公は、一夜を語り明かす事で、女性に真剣にぶつかって行けない自らの心が、妹を看取れなかった自責の念に縛られていることを悟る。生きているという存在そのものが誰かを救う事ができるという命の価値を、金木犀の香りに乗せて描く。これが一番良かったかな。
第2夜「センチメンタル・ラブタイム・ぶるうす」。新人写真家とモデルの話。弟子時代に好きだった、先生がしょっちゅう撮影していたモデル。米国での修行から戻ると彼女は先生と婚約。しかし、咲きこぼれる花のようだった彼女はすっかり枯れてしまっていた。彼女を温室の花でなく、自然の花に戻そうとする彼にほだされ、徐々に自分を取り戻してゆく、という話。
第3夜「眠れぬ森の…」。周りに押され前も見えないまま歩かされ、高校受験当日にエスケープした少女。自分自身の事を自分で決めようと初めての反抗期。この目覚めようとする眠り姫に偶然であった売れない詩人は、友人の結婚パーティーに彼女を誘う。自分が大人になる、ということを初めて意識した眠り姫の記念日を描いた作品。
「ストリート・キッズ」。ロンドンを舞台に、孤児達ストリートキッズが活躍するコメディミステリー。とにかく子供が描きたかったという著者の言葉通り、ちびっ子が生き生きと活躍する。
以上四話。
ローティーン向けで割合ポップな印象。内容としては特に可も不可もなくと言う感じ。ほぼ30年前という、年代の割にはかなり読みやすい作品だと思う。
カラクリオデット 5巻/鈴木ジュリエッタ
オデットもいよいよ5巻。
今巻の目玉は、やはりトラヴィスとの絡みだろう。
トラヴィスは、天才科学者オーウェン博士の最高傑作アンドロイドである。その言動より推してオデットに匹敵する性能を持っている事が明らかだ。
かつて吉沢博士も狙われた爆弾ロボットテロ事件。そのテロロボットだったクリスを製作したのが実はオーウェンである。オーウェンは決して悪人ではない。それは依頼されて制作したもの。依頼者がどう使おうが感知しないと言う事である。
彼は生粋の科学者であるので、常に自分の最高傑作の、その先を求めていた。テロで自爆したはずのクリスから、微量な信号がずっと届いていた事に不審を持ったオーウェンは、その信号を解析し、クリスの見聞きした情報から、オデットという最高水準のアンドロイドの存在を知る。そしてそれが、彼が憧れる吉沢博士の作品である事も。
トラヴィスとオデットを融合させる事で、究極の人工生命体の創造を彼は目論み、はるばる日本までトラヴィスの「花嫁」を探しにやってきたのだった。
そうして町中で遊んでいたトラヴィスは、偶然オデットに出会うが、その自然な振る舞いからオデットを人間と思いこむ。一方のオデットはトラヴィスをロボットと見抜き、初めて自分からロボットと名乗る。僅かな不安と期待の気持ちが膨らむオデット。物語後半でトラヴィスに再開したオデットは、じっと観察しその高性能さに舌を巻く。豊かな感情表現、明確な意志、行動力。自分と同等の存在。感情表現の乏しいクリスに苛立つオデットは、クリスもトラヴィスのようだったらと願ってしまう。クリスは自分の気持ちを分かってくれない、と嘆くオデットを朝生は諭す。「じゃあ お前は アイツのこと わかったって 言えるのか?」
急ぎ家に帰ったオデットは、事故に遭いながらも、自らの性能不足を自覚し努力してオデットを理解したいと願うクリスを見て涙する。それは自身の姿であったからだ。
人間を理解したかったオデット。人と自分の違いを思い知らされたオデット。恋愛など人間の心の機微が理解できず、自身の無力さを嘆いたオデット。こうしたこれまでの体験が、相似的にオーバーラップする。
ロボットと人間の間に見いだしたオデットの悩みは、ロボットとロボットの間にも、そして人間と人間の間にも同じように偏在する、他者を理解する、という行為の原理的な困難さを提示する。そしてそれは決して下位から上位へといった一方通行な階層構造ではない、という点が素晴らしい。オデットもクリスの事を分かってあげられなかったのだ。そして吉沢博士もオデットの事を分かってあげられない事もある。
それでも分かろうと努力する事が大切だというメッセージは多くの共感を呼ぶだろう。それをこうしたロボットの性能差でカリカチュアとして描くのである。
一方で、やはりオデットの高性能さに驚いたトラヴィスは、オデットに惹かれてゆく。自分の言葉に、同じ熱量で返ってくる言葉。ぶつける感情に返ってくる感情。そんな相手を捜し求める気持ち、それは、ある意味恋なのだろうか。
こうしてまた一歩成長したオデットと、丁々発止のトラヴィスとのやり取りは今巻の一つのヤマだが、個人的に惹かれた点は実は別にある。
ツテを辿り吉沢博士に相対したオーウェンは、100億円の小切手を差し出し、オデットを譲って欲しいと持ちかけける。8年前、あなたは国際コンテストにでまくってロボット製作費用1億円を荒稼ぎしましたね、とオーウェンは迫る。「貴方も ロボット学者 なら 最高傑作をオデットで 終わらせる気は ないでしょう?」
しかし、我らが吉沢博士はあっさりと小切手を破り捨てる。
「俺は オデットの ネジの1本まで 愛してる!!」
その朝博士と喧嘩をしたため、「捨てないで」と、隠れてこのやり取りを固唾を呑んで見守っていたオデットは、嬉しさに泣きそうになりながら博士に飛びつく。
この日はクリスを迎えに行く日であったが、久々に博士と会ったクリスはずっと博士にしがみついたままだった。制作者のオーウェンに連れ戻される事を恐れたためだ。実はクリスはどこも壊れていなかったが、オーウェンに信号を探られている事を感知したので、自ら起動を拒んできたのだった。「誰も つれて いきやしない」と優しくクリスを迎える博士。
私が個人的に素晴らしいと思うのは、こうした博士のロボットに対する愛情の細やかさである。とくに、本当に親身になってクリスの世話を焼き、その成長を喜ぶ姿には、ちょっと胸が熱くなるほどだ。俄然、吉沢博士の好感度が上がる。ファンといっても良いだろう。
その他の話も良い。
本編の間に挿入されたクリスの兄弟のエピソードは、幸せの「かたち」を多重的な視点で描いて素晴らしいし、巻頭の、カッコイイオデットもじんわりとした読後感だ。
いよいよ次巻でお終いかと思うと寂しい気持ちで一杯である。
ところで、今巻からちょっとタッチが変わって、キャラが若干細長くなってきた気がする。
緩急が付いた豊かな表現はマンガとしてはレベルアップだと思うが、オデットにはもう少し無機質なタッチが合うような気もするな。
カラクリオデットの過去エントリ

鈴木ジュリエッタ
カラクリオデット 5巻
今巻の目玉は、やはりトラヴィスとの絡みだろう。
トラヴィスは、天才科学者オーウェン博士の最高傑作アンドロイドである。その言動より推してオデットに匹敵する性能を持っている事が明らかだ。
かつて吉沢博士も狙われた爆弾ロボットテロ事件。そのテロロボットだったクリスを製作したのが実はオーウェンである。オーウェンは決して悪人ではない。それは依頼されて制作したもの。依頼者がどう使おうが感知しないと言う事である。
彼は生粋の科学者であるので、常に自分の最高傑作の、その先を求めていた。テロで自爆したはずのクリスから、微量な信号がずっと届いていた事に不審を持ったオーウェンは、その信号を解析し、クリスの見聞きした情報から、オデットという最高水準のアンドロイドの存在を知る。そしてそれが、彼が憧れる吉沢博士の作品である事も。
トラヴィスとオデットを融合させる事で、究極の人工生命体の創造を彼は目論み、はるばる日本までトラヴィスの「花嫁」を探しにやってきたのだった。
そうして町中で遊んでいたトラヴィスは、偶然オデットに出会うが、その自然な振る舞いからオデットを人間と思いこむ。一方のオデットはトラヴィスをロボットと見抜き、初めて自分からロボットと名乗る。僅かな不安と期待の気持ちが膨らむオデット。物語後半でトラヴィスに再開したオデットは、じっと観察しその高性能さに舌を巻く。豊かな感情表現、明確な意志、行動力。自分と同等の存在。感情表現の乏しいクリスに苛立つオデットは、クリスもトラヴィスのようだったらと願ってしまう。クリスは自分の気持ちを分かってくれない、と嘆くオデットを朝生は諭す。「じゃあ お前は アイツのこと わかったって 言えるのか?」
急ぎ家に帰ったオデットは、事故に遭いながらも、自らの性能不足を自覚し努力してオデットを理解したいと願うクリスを見て涙する。それは自身の姿であったからだ。
人間を理解したかったオデット。人と自分の違いを思い知らされたオデット。恋愛など人間の心の機微が理解できず、自身の無力さを嘆いたオデット。こうしたこれまでの体験が、相似的にオーバーラップする。
ロボットと人間の間に見いだしたオデットの悩みは、ロボットとロボットの間にも、そして人間と人間の間にも同じように偏在する、他者を理解する、という行為の原理的な困難さを提示する。そしてそれは決して下位から上位へといった一方通行な階層構造ではない、という点が素晴らしい。オデットもクリスの事を分かってあげられなかったのだ。そして吉沢博士もオデットの事を分かってあげられない事もある。
それでも分かろうと努力する事が大切だというメッセージは多くの共感を呼ぶだろう。それをこうしたロボットの性能差でカリカチュアとして描くのである。
一方で、やはりオデットの高性能さに驚いたトラヴィスは、オデットに惹かれてゆく。自分の言葉に、同じ熱量で返ってくる言葉。ぶつける感情に返ってくる感情。そんな相手を捜し求める気持ち、それは、ある意味恋なのだろうか。
こうしてまた一歩成長したオデットと、丁々発止のトラヴィスとのやり取りは今巻の一つのヤマだが、個人的に惹かれた点は実は別にある。
ツテを辿り吉沢博士に相対したオーウェンは、100億円の小切手を差し出し、オデットを譲って欲しいと持ちかけける。8年前、あなたは国際コンテストにでまくってロボット製作費用1億円を荒稼ぎしましたね、とオーウェンは迫る。「貴方も ロボット学者 なら 最高傑作をオデットで 終わらせる気は ないでしょう?」
しかし、我らが吉沢博士はあっさりと小切手を破り捨てる。
「俺は オデットの ネジの1本まで 愛してる!!」
その朝博士と喧嘩をしたため、「捨てないで」と、隠れてこのやり取りを固唾を呑んで見守っていたオデットは、嬉しさに泣きそうになりながら博士に飛びつく。
この日はクリスを迎えに行く日であったが、久々に博士と会ったクリスはずっと博士にしがみついたままだった。制作者のオーウェンに連れ戻される事を恐れたためだ。実はクリスはどこも壊れていなかったが、オーウェンに信号を探られている事を感知したので、自ら起動を拒んできたのだった。「誰も つれて いきやしない」と優しくクリスを迎える博士。
私が個人的に素晴らしいと思うのは、こうした博士のロボットに対する愛情の細やかさである。とくに、本当に親身になってクリスの世話を焼き、その成長を喜ぶ姿には、ちょっと胸が熱くなるほどだ。俄然、吉沢博士の好感度が上がる。ファンといっても良いだろう。
その他の話も良い。
本編の間に挿入されたクリスの兄弟のエピソードは、幸せの「かたち」を多重的な視点で描いて素晴らしいし、巻頭の、カッコイイオデットもじんわりとした読後感だ。
いよいよ次巻でお終いかと思うと寂しい気持ちで一杯である。
ところで、今巻からちょっとタッチが変わって、キャラが若干細長くなってきた気がする。
緩急が付いた豊かな表現はマンガとしてはレベルアップだと思うが、オデットにはもう少し無機質なタッチが合うような気もするな。
カラクリオデットの過去エントリ
スラムダンク 25巻/井上雄彦
山王戦前夜、昨年の準決勝、海南vs山王戦のビデオを見た湘北メンバーは言葉を失う。
レベルが違いすぎる。そして、この凄まじい連中のうち、3人がまだ今年もスタメンにいるのだ。
凄さの分からない素人の花道を除いて、ぞろぞろと夜風に散ってゆくしかなかった。
花道が成長した分だけ全国制覇に近づける。そうハルコから電話で激励を受けた花道は、日の出と共に起きだして合宿シュートのブラッシュアップに余念がない。
何より、日本一のプレイヤーになる決意から山王のビデオにも動じない流川を倒すんだ、という花道の執念の表れであった。
当然の実力差に加え、満員の会場に渦巻く山王が勝って当然というムードに呑まれそうな湘北。試合前ガチガチの選手達を、安西先生は褒めておだててケアして回る。三井もリョータもコロッと単純に自信回復。ゴリは強靱な精神力により自力で乗り越え、花道は満員の観衆の前でダンク失敗してもはや怖いもの無し、そして流川は元より目指すところが違う。こうして湘北スタメンはベストと言って良い精神状態でコートに臨んだ。花道と山王沢北の挨拶合戦などニヤリと面白い一幕もあっていよいよ試合開始である。
湘北の作戦は、とにかく攻撃的に。絶対に受け身にならない。相手に、あれいつもと違うぞ、と思わせ、調子を狂わせていく作戦だ。まずは先制攻撃。リョータと花道で奇襲を掛ける。
しかし、流石の山王。易々と奇襲など掛けさせてはもらえない。やむなくリョータは一か八かゴールに投げる。予め含められていた花道は察して跳び、アリウープを決め、会場の度肝を抜いた。あんぐりと口を開ける山王ベンチ。ただし、山王の司令塔深津だけは冷静なままだった。
湘北は前半三井で押す作戦だ。本日絶好調の三井は早速さっくりと3Pを決める。
こうして、王者山王に対して、満点に近いスタートを切った湘北。もちろん山王もこのままではすまさないだろう。本当に勝てるのか。どんな展開が待っているのか。
次巻も期待大である。
スラムダンクの過去エントリ

井上雄彦
スラムダンク 25巻
レベルが違いすぎる。そして、この凄まじい連中のうち、3人がまだ今年もスタメンにいるのだ。
凄さの分からない素人の花道を除いて、ぞろぞろと夜風に散ってゆくしかなかった。
花道が成長した分だけ全国制覇に近づける。そうハルコから電話で激励を受けた花道は、日の出と共に起きだして合宿シュートのブラッシュアップに余念がない。
何より、日本一のプレイヤーになる決意から山王のビデオにも動じない流川を倒すんだ、という花道の執念の表れであった。
当然の実力差に加え、満員の会場に渦巻く山王が勝って当然というムードに呑まれそうな湘北。試合前ガチガチの選手達を、安西先生は褒めておだててケアして回る。三井もリョータもコロッと単純に自信回復。ゴリは強靱な精神力により自力で乗り越え、花道は満員の観衆の前でダンク失敗してもはや怖いもの無し、そして流川は元より目指すところが違う。こうして湘北スタメンはベストと言って良い精神状態でコートに臨んだ。花道と山王沢北の挨拶合戦などニヤリと面白い一幕もあっていよいよ試合開始である。
湘北の作戦は、とにかく攻撃的に。絶対に受け身にならない。相手に、あれいつもと違うぞ、と思わせ、調子を狂わせていく作戦だ。まずは先制攻撃。リョータと花道で奇襲を掛ける。
しかし、流石の山王。易々と奇襲など掛けさせてはもらえない。やむなくリョータは一か八かゴールに投げる。予め含められていた花道は察して跳び、アリウープを決め、会場の度肝を抜いた。あんぐりと口を開ける山王ベンチ。ただし、山王の司令塔深津だけは冷静なままだった。
湘北は前半三井で押す作戦だ。本日絶好調の三井は早速さっくりと3Pを決める。
こうして、王者山王に対して、満点に近いスタートを切った湘北。もちろん山王もこのままではすまさないだろう。本当に勝てるのか。どんな展開が待っているのか。
次巻も期待大である。
スラムダンクの過去エントリ
E3 2012 任天堂プレゼンテーション
プレゼンテーションなど公式発表や各メディアのレポートなどから、分かった事、気になった事を箇条書きでまとめておく。
・WiiUのネタバレ対策の一部が公開。メッセージ送信時に送信者が自主的にネタバレ申告でき、またメッセージを見た第三者がネタバレ判定して変更申請できる、との事だ。しかし、これでは事故は防げない。ラスボスの名前などは一瞬見てしまっただけで全てが終わってしまう。
・WiiUゲームパッドは、2台接続可能。これは吉報!見た目に反して、結構持ちやすく操作しやすいらしい。ACアダプタを付けながら遊ぶ事ができるようだ。バッテリもちは3DSと同程度らしい。
・WiiUのスペック表が更新。あれ?以前はWiiゲームは完全互換じゃなかったっけ?(一部のぞく)が付いてる。まさかスマブラ除外とかしないとは思う が、GCコンとの絡みで怪しい雰囲気。まあスマブラはWiiUゲームパッドでもPROでも遊べるだろう。ファミトレとDDRはアウトだな。WiiUのGC 対応は無いようだ。もしWiiUを購入した場合、ハードの設置をどうするか。WiiUとWiiを並べるのか。それともGCを引っ張り出して、 WiiU+GCか。GCにGBPを付けるなら、この構成の方がいいかも。
・Wiiのダウンロードコンテンツその他はWiiUへ全部持っていけます、との事だ。3DSの引越機能の様なものか。スマブラセーブデータもOKか?。マ イスターの権利は?最悪WiiはVC機として置いておくか。WiiU後でもVCは多分WiiでもDLもプレイも可能なはず。
・ピクミン3は、やっぱり惹かれる。オリマーは出ない?。チャレンジはランキングか?2のような直接対戦プレイを熱望するが不明。マルチ協力プレイ、ネット対応についても情報無し。発売時期は不明。ロンチでは無さそう。チャッピーの目を狙おう!とか、相変わらずさくっとエグい所が良い。
・マリオUはロンチ。正直言ってマリオWiiと比べて変わり映えしない感が。でも、プレイすればしたできっと楽しいだろうとは思うが。2プレイヤーマルチプレイだけで無く、1プレイヤー+アシストのプレイも面白そうだ。アシストがないと行けない隠しエリアもあるらしい。ご丁寧にMiiverseでヒントが出ないと良いが。1プレイでスターコイン3つゲットするとMiiverseで自慢できるらしい。鬱陶しいな。
・WiiUパノラマビューはちょっと興味ある。映像の生成方法が気になる。体験してみて良かったら欲しいかも。秋口にはWiiの時のような体験会を大阪でもやって欲しいところ。
・Nintendo Land。WiiにおけるWiiスポのようなソフトらしい。12のミニゲームがあるとの事。一人でもファミリーでも楽しめる、と言う事だった。しかし、これはWiiU全般そうだが、結構、うちのように二人というプレイ人数はどっちつかずで微妙な印象だ。二人での非対称対戦がちゃんと楽しく調整されているのか若干不安。Donkey Kong's Crash Courseが異様に絶賛されていたので興味が沸いた。
・Wii Fit U。正直、Fit in 6に慣れてしまった現在ではWii Fitの弱い運動強度やダレダレのテンポにはもう戻れない。Wii Fit Uでその辺りの改善があれば良いのだが。ただし、全ソフトのDL版を出すと言うWiiUの方針から、ディスクレスでの起動は魅力。また、既にウィーボがある訳でソフトのみなら多分1000円台での購入が可能だろうから、気軽に買ってみても良いだろう。活動量計は良いかも。Fit in 6の運動を含めた活動量計の記録を簡単に保管管理できるなら面白い。
・Project P100。オリマーを強化した人間ピクミンだろうか。配下が変形してアクションするのは楽しそう。プラチナゲームス製ですってよ。
・その他WiiUソフト。SiNGは、何がどうなってどう楽しいのか、ちょっとよく分からなかった。BATMANは、面白そうには思うが、ファンでないと手を出しにくい。ZombiUとNINJA GAIDEN、Wiiと違ってWiiUではコアゲーもガッツリ遊びやすいですよ、という事を強調するように出してきたZ指定みたいな印象。実際、WiiUを待ちかねているリビングパパは少なくないのではないだろうか。Scribblenauts Unlimitedは、やっぱり海外では結構人気があるんだな。買ってあるDS版早くプレイしなきゃ。内容自体は、単語入力以外は特にWiiUの特長を生かしているようには見えなかった。
・3DSのマリオ2は、これまで関心がなかったが、何あのインフレ感。コインザクザク取るのが結構好きなので、ちょっと興味が出てきてしまった。というか、ゲームバランスどうなってるの。
・3DSのダイレクトが後日あるらしい。さすがに今週土曜というわけでは無いだろうし、来週か?
以上、取り敢えず今日までのざっとした所だけ。
多分、WiiUの良さは、触ってみて実際に遊んでみないと伝わらない部分が大きいのだろう。もちろんWiiも3DSもそうした点はあった訳だが、特にWiiUでは、結局WiiとDSを足して2で割った高性能機でしょ、と感情より先に先入観で情報処理されてしまう点が弱点だろう。任天堂自身のプレゼンテーションでもそうだし、メディアもそうした先入観の向こうにある魅力を伝え切れてない印象だ。任天堂株の下落もそうした理由だろう。
また、Miiverseなど重視するネットワーク機能については、本当に必要なのか疑問に思う。正直、マリオUにメッセージが出てくるような機能については、個人的には鬱陶しい以外の感想を抱けない。もちろん、とても楽しめる人も多いのだろう。しかし、私としては、全世界の不特定多数と一緒に何かを楽しむよりは、特定のフレンド、具体的には京都の義弟とネット経由で一緒にプレイできる方が、比べものにならないほど楽しいだろう。
Miiverseの様な機能を一生懸命作るぐらいなら、素直に、マリオUでフレンドと一緒にマルチプレイできるようにして欲しいものだ。今度のマリオはネットマルチプレイできます、と一言言ってくれさえすれば、それであっさりWiiU購入決定になるだろうに。もしくは、PS3のアドホックパーティのように、DS系ローカル対戦のブリッジ機能があります、と一言言ってくれれば、やはり即座に購入決定なのだが。
結局、Wiiの時と比べ、絶対欲しい、という欲求までは湧かない感じだ。もちろん、今見えているものはWiiUの全貌の一部に過ぎないだろうし、今後の情報公開には期待している。やっぱり日本でも早急に体験会を実施すべきだろう。
・WiiUのネタバレ対策の一部が公開。メッセージ送信時に送信者が自主的にネタバレ申告でき、またメッセージを見た第三者がネタバレ判定して変更申請できる、との事だ。しかし、これでは事故は防げない。ラスボスの名前などは一瞬見てしまっただけで全てが終わってしまう。
・WiiUゲームパッドは、2台接続可能。これは吉報!見た目に反して、結構持ちやすく操作しやすいらしい。ACアダプタを付けながら遊ぶ事ができるようだ。バッテリもちは3DSと同程度らしい。
・WiiUのスペック表が更新。あれ?以前はWiiゲームは完全互換じゃなかったっけ?(一部のぞく)が付いてる。まさかスマブラ除外とかしないとは思う が、GCコンとの絡みで怪しい雰囲気。まあスマブラはWiiUゲームパッドでもPROでも遊べるだろう。ファミトレとDDRはアウトだな。WiiUのGC 対応は無いようだ。もしWiiUを購入した場合、ハードの設置をどうするか。WiiUとWiiを並べるのか。それともGCを引っ張り出して、 WiiU+GCか。GCにGBPを付けるなら、この構成の方がいいかも。
・Wiiのダウンロードコンテンツその他はWiiUへ全部持っていけます、との事だ。3DSの引越機能の様なものか。スマブラセーブデータもOKか?。マ イスターの権利は?最悪WiiはVC機として置いておくか。WiiU後でもVCは多分WiiでもDLもプレイも可能なはず。
・ピクミン3は、やっぱり惹かれる。オリマーは出ない?。チャレンジはランキングか?2のような直接対戦プレイを熱望するが不明。マルチ協力プレイ、ネット対応についても情報無し。発売時期は不明。ロンチでは無さそう。チャッピーの目を狙おう!とか、相変わらずさくっとエグい所が良い。
・マリオUはロンチ。正直言ってマリオWiiと比べて変わり映えしない感が。でも、プレイすればしたできっと楽しいだろうとは思うが。2プレイヤーマルチプレイだけで無く、1プレイヤー+アシストのプレイも面白そうだ。アシストがないと行けない隠しエリアもあるらしい。ご丁寧にMiiverseでヒントが出ないと良いが。1プレイでスターコイン3つゲットするとMiiverseで自慢できるらしい。鬱陶しいな。
・WiiUパノラマビューはちょっと興味ある。映像の生成方法が気になる。体験してみて良かったら欲しいかも。秋口にはWiiの時のような体験会を大阪でもやって欲しいところ。
・Nintendo Land。WiiにおけるWiiスポのようなソフトらしい。12のミニゲームがあるとの事。一人でもファミリーでも楽しめる、と言う事だった。しかし、これはWiiU全般そうだが、結構、うちのように二人というプレイ人数はどっちつかずで微妙な印象だ。二人での非対称対戦がちゃんと楽しく調整されているのか若干不安。Donkey Kong's Crash Courseが異様に絶賛されていたので興味が沸いた。
・Wii Fit U。正直、Fit in 6に慣れてしまった現在ではWii Fitの弱い運動強度やダレダレのテンポにはもう戻れない。Wii Fit Uでその辺りの改善があれば良いのだが。ただし、全ソフトのDL版を出すと言うWiiUの方針から、ディスクレスでの起動は魅力。また、既にウィーボがある訳でソフトのみなら多分1000円台での購入が可能だろうから、気軽に買ってみても良いだろう。活動量計は良いかも。Fit in 6の運動を含めた活動量計の記録を簡単に保管管理できるなら面白い。
・Project P100。オリマーを強化した人間ピクミンだろうか。配下が変形してアクションするのは楽しそう。プラチナゲームス製ですってよ。
・その他WiiUソフト。SiNGは、何がどうなってどう楽しいのか、ちょっとよく分からなかった。BATMANは、面白そうには思うが、ファンでないと手を出しにくい。ZombiUとNINJA GAIDEN、Wiiと違ってWiiUではコアゲーもガッツリ遊びやすいですよ、という事を強調するように出してきたZ指定みたいな印象。実際、WiiUを待ちかねているリビングパパは少なくないのではないだろうか。Scribblenauts Unlimitedは、やっぱり海外では結構人気があるんだな。買ってあるDS版早くプレイしなきゃ。内容自体は、単語入力以外は特にWiiUの特長を生かしているようには見えなかった。
・3DSのマリオ2は、これまで関心がなかったが、何あのインフレ感。コインザクザク取るのが結構好きなので、ちょっと興味が出てきてしまった。というか、ゲームバランスどうなってるの。
・3DSのダイレクトが後日あるらしい。さすがに今週土曜というわけでは無いだろうし、来週か?
以上、取り敢えず今日までのざっとした所だけ。
多分、WiiUの良さは、触ってみて実際に遊んでみないと伝わらない部分が大きいのだろう。もちろんWiiも3DSもそうした点はあった訳だが、特にWiiUでは、結局WiiとDSを足して2で割った高性能機でしょ、と感情より先に先入観で情報処理されてしまう点が弱点だろう。任天堂自身のプレゼンテーションでもそうだし、メディアもそうした先入観の向こうにある魅力を伝え切れてない印象だ。任天堂株の下落もそうした理由だろう。
また、Miiverseなど重視するネットワーク機能については、本当に必要なのか疑問に思う。正直、マリオUにメッセージが出てくるような機能については、個人的には鬱陶しい以外の感想を抱けない。もちろん、とても楽しめる人も多いのだろう。しかし、私としては、全世界の不特定多数と一緒に何かを楽しむよりは、特定のフレンド、具体的には京都の義弟とネット経由で一緒にプレイできる方が、比べものにならないほど楽しいだろう。
Miiverseの様な機能を一生懸命作るぐらいなら、素直に、マリオUでフレンドと一緒にマルチプレイできるようにして欲しいものだ。今度のマリオはネットマルチプレイできます、と一言言ってくれさえすれば、それであっさりWiiU購入決定になるだろうに。もしくは、PS3のアドホックパーティのように、DS系ローカル対戦のブリッジ機能があります、と一言言ってくれれば、やはり即座に購入決定なのだが。
結局、Wiiの時と比べ、絶対欲しい、という欲求までは湧かない感じだ。もちろん、今見えているものはWiiUの全貌の一部に過ぎないだろうし、今後の情報公開には期待している。やっぱり日本でも早急に体験会を実施すべきだろう。
高校デビュー 3巻/河原和音
ちょっと時間が空いてしまったが、思い出して続巻購入。
直球少女の晴菜だから展開早そうと書いたが、さっそく3巻で告白してしまう。
「絶対に俺を好きにならない事」と厳命されていたもかかわらず、ヨウの事が好きになってしまった晴菜は、何とか自分の心を抑えようとした。しかし、気持ちを隠せない性格を自覚した晴菜は告白を決意。言えなかったり喧嘩したりと若干紆余曲折はあったものの、案外スパンと気持ちを伝える。ちょっと嬉しそうなヨウは、最初に自分で言った言葉を完全に忘れてるな。
そして後半は、恋愛未経験コンビの、のんびりほのぼの彼氏彼女ライフ。
超絶人気者ヨウの彼女になった事で酷い嫌がらせにあった晴菜は、自慢の腕力で群がる陰湿ライバルを文字通り蹴散らし、ヨウに心配を掛けまいと爽やかに微笑む。
しかし、「カノジョ」っぽくできない、恋愛しているカップルに見えない、という二人の関係の見た目ばかりを気にする晴菜は、念願のデートを重ねてもぎこちなく、心は凹んでいくばかり。
そんな晴菜を、無理する事はない、となだめるヨウは良い奴だ。晴菜の芯にある快活さ、真っ直ぐさといった良いところをちゃんと掴んでいる。
ただ、それでもまだ若干力みの取れない晴菜は、もうしばらく空回りしてくれそうだ。
ただ、この後どうするのだろうか。ずっとほのぼの路線で引っ張るのか。何か事件が起きるのか。
そのうち次巻も買ってこよう。
高校デビューの過去エントリ

河原和音
高校デビュー 3巻
直球少女の晴菜だから展開早そうと書いたが、さっそく3巻で告白してしまう。
「絶対に俺を好きにならない事」と厳命されていたもかかわらず、ヨウの事が好きになってしまった晴菜は、何とか自分の心を抑えようとした。しかし、気持ちを隠せない性格を自覚した晴菜は告白を決意。言えなかったり喧嘩したりと若干紆余曲折はあったものの、案外スパンと気持ちを伝える。ちょっと嬉しそうなヨウは、最初に自分で言った言葉を完全に忘れてるな。
そして後半は、恋愛未経験コンビの、のんびりほのぼの彼氏彼女ライフ。
超絶人気者ヨウの彼女になった事で酷い嫌がらせにあった晴菜は、自慢の腕力で群がる陰湿ライバルを文字通り蹴散らし、ヨウに心配を掛けまいと爽やかに微笑む。
しかし、「カノジョ」っぽくできない、恋愛しているカップルに見えない、という二人の関係の見た目ばかりを気にする晴菜は、念願のデートを重ねてもぎこちなく、心は凹んでいくばかり。
そんな晴菜を、無理する事はない、となだめるヨウは良い奴だ。晴菜の芯にある快活さ、真っ直ぐさといった良いところをちゃんと掴んでいる。
ただ、それでもまだ若干力みの取れない晴菜は、もうしばらく空回りしてくれそうだ。
ただ、この後どうするのだろうか。ずっとほのぼの路線で引っ張るのか。何か事件が起きるのか。
そのうち次巻も買ってこよう。
高校デビューの過去エントリ
サイボーイ 改造少年 2巻/西形まい
完結巻と言う事で、予定通りの2巻終了だが、ちょっと盛り上がりに欠ける感じ。
この巻のヤマは、やはり戸田ゆうさの登場か。小6の時、公開プロポーズで振られ清澄にトラウマを残したその張本人が転校して来るというご都合展開。その悲劇の焼け跡は双方の心の中にくすぶり続け、二人を変えていった。清澄はカッコイイ男を目指し、ゆうさは自分に釣り合うカンペキな男を求めた。
しかし、それでも変わらないもの、人を思う心がその芯にあった。
清澄への想いを隠すゆうさに背中を押され、アランにすべてを伝えようとする清澄。表面だけを取り繕ってきたと詫びる清澄に、「外見が どんなでも 九条君は かっこいいよ」とアランは人間としての清澄を認める。
アランの言葉に救われ、清澄の「かっこよくなりたい」という宿願は、アランに認められる男になりたいんだ、と本当に自分自身の願いとして昇華される。
結局告白はうやむやになったが、二人の未来を明るく示してエンド。
巻末の清澄と真木の出会いエピソードのように、少年誌のような熱い少年魂は誌風に合うのか疑問だが、結構良いと思う。ただ、同じような少年誌展開っぽいバドミントンのクラスマッチ話は、ダレて盛り上がりが弱く、展開も無理感がある。
結局イケメン会の暗躍が無かったのは良し悪しな印象だが、ベタな展開も見てみたかったかも。まあギャグになってしまうとは思うが。
サイボーイの過去エントリ

西形まい
サイボーイ 改造少年 2巻
この巻のヤマは、やはり戸田ゆうさの登場か。小6の時、公開プロポーズで振られ清澄にトラウマを残したその張本人が転校して来るというご都合展開。その悲劇の焼け跡は双方の心の中にくすぶり続け、二人を変えていった。清澄はカッコイイ男を目指し、ゆうさは自分に釣り合うカンペキな男を求めた。
しかし、それでも変わらないもの、人を思う心がその芯にあった。
清澄への想いを隠すゆうさに背中を押され、アランにすべてを伝えようとする清澄。表面だけを取り繕ってきたと詫びる清澄に、「外見が どんなでも 九条君は かっこいいよ」とアランは人間としての清澄を認める。
アランの言葉に救われ、清澄の「かっこよくなりたい」という宿願は、アランに認められる男になりたいんだ、と本当に自分自身の願いとして昇華される。
結局告白はうやむやになったが、二人の未来を明るく示してエンド。
巻末の清澄と真木の出会いエピソードのように、少年誌のような熱い少年魂は誌風に合うのか疑問だが、結構良いと思う。ただ、同じような少年誌展開っぽいバドミントンのクラスマッチ話は、ダレて盛り上がりが弱く、展開も無理感がある。
結局イケメン会の暗躍が無かったのは良し悪しな印象だが、ベタな展開も見てみたかったかも。まあギャグになってしまうとは思うが。
サイボーイの過去エントリ
Nintendo Direct Pre E3 2012 2012.6.4
E3前にはもう無いだろうと思っていたので、驚いた。
E3でのインパクトを削いでしまうので、それ以前に情報を公開するメリットはないだろうと。
任天堂の狙いは、E3での発表に興味を持たせる事だろう。E3では、エンターテインメントの中核である、WiiUでのゲーム体験にスポットを当てるため、その理解のベースとなる本体の基礎機能的な部分を予習しておいてもらおうという事ではないか。集中するためにE3では3DSの情報すらないという徹底ぶりである。
ソーシャルメディア、ソーシャルアプリが台頭したこの時代、一体任天堂はどうするの?という事は散々問われてきた訳だが、任天堂はゲーム体験を中心とした独自のネットワークで囲い込むという戦略である。
一緒にリビングルームにいながら、家族はそれぞれの情報端末をのぞき込んでいるだけという現代社会を表した言葉、「Alone Together」。携帯ゲーム機などにより、その一助となってしまったという自責から、WiiUは、まず、家族や友達が同じ空間で楽しみを共有できる機能を第一としながら、手元に高詳細画面を搭載するメリットを生かして家庭内でのゲームコンソールのより一層の活用、そしてゲーム体験の拡大をも目指す。さらにはWii Universe、Miiverseといった独自のソーシャルネットにより、他のリビングとの接続、時空を越えたゲーム体験の共有を提案するという。この辺りの情報が今回のキモか。
正直、個人的には、ソーシャル系メディアには全く興味がない。見ず知らずの人が、自分と同じゲームをプレイして、その感想が簡便に読めて共有できたからと言って、だからどうしたとしか思えない。デモであったように、2Dマリオをプレイしていて、クリアしたり難所でやられた時、同じ体験をした人のメッセージがパラパラと表示されていたが、鬱陶しいな、としか思えなかった。むしろこうした機能の存在を聞いた瞬間、ネタバレの横行を心配しすぎて青くなったほどだ。岩田社長はネタバレ対策はある、と言っていたが、その具体的内容は明らかにされなかったので不安は払拭されないままだ。せめてWiiUには、こうしたソーシャル機能をオフにできる設定が必要だろう。
ソーシャルに対する反応は、多分、スポーツ観戦に対する反応と相関するのではないかと思う。
私は、ビデオゲームを含めスポーツやゲームなどをプレイする事は好きだが、他人のプレイを見る事には、全く興味がない。プロ野球など、プロスポーツに対しても同様だ。そんな物見る暇があるなら自分でやりたいと思うからだ。テレビや映画が嫌いな理由も多分同じだろう。
だが、多分そういう感性は少数派であって、一般的にはプロスポーツ観戦は人気の娯楽であるし、動画サイトなどではゲームプレイ映像の共有鑑賞は人気のコンテンツである。
WiiUのコンセプトは、方向性としては、多分、多数の共感を得られるだろう。それによってゲーム体験が拡大し、ゲーム市場が活性化し、優れたゲームが多数作られる、と言う連鎖が生まれるのであればそれは素晴らしいことだろう。
こちらが要求しない限り、人の家のリビングに他人がずかずかと入り込んでくる事が一切ないのであれば、こうした機能の搭載は非常に有用であると思う。
しかし、万が一、2Dマリオでミスる度に「俺もここでやられたよ!」といった類のゴミメッセージがわらわらと強制表示されるような仕様であったなら、あるいは、プレイを楽しみにしていたRPGのラスボスを詳細に教えてくれる親切なメッセージがWiiUのメニュー上で見えてしまったりしたら、それは悪夢の始まりの様である。
また、いくらこうしたゲーム体験の共有が楽しい事であったとしても、肝心のゲームが楽しくなければ何の意味もない。
WiiUで遊べるタイトルの具体的なその楽しさを、早く知りたいものである。これが分からない限り、いくら基本性能の素晴らしさを聞かされても惹かれるものではない。
期待と不安半々で、E3を待ちたいと思う。
WiiUゲームパッドのアナログ入力をスライドパッドからスティックに変更したのは大英断だったと思う。
E3でのインパクトを削いでしまうので、それ以前に情報を公開するメリットはないだろうと。
任天堂の狙いは、E3での発表に興味を持たせる事だろう。E3では、エンターテインメントの中核である、WiiUでのゲーム体験にスポットを当てるため、その理解のベースとなる本体の基礎機能的な部分を予習しておいてもらおうという事ではないか。集中するためにE3では3DSの情報すらないという徹底ぶりである。
ソーシャルメディア、ソーシャルアプリが台頭したこの時代、一体任天堂はどうするの?という事は散々問われてきた訳だが、任天堂はゲーム体験を中心とした独自のネットワークで囲い込むという戦略である。
一緒にリビングルームにいながら、家族はそれぞれの情報端末をのぞき込んでいるだけという現代社会を表した言葉、「Alone Together」。携帯ゲーム機などにより、その一助となってしまったという自責から、WiiUは、まず、家族や友達が同じ空間で楽しみを共有できる機能を第一としながら、手元に高詳細画面を搭載するメリットを生かして家庭内でのゲームコンソールのより一層の活用、そしてゲーム体験の拡大をも目指す。さらにはWii Universe、Miiverseといった独自のソーシャルネットにより、他のリビングとの接続、時空を越えたゲーム体験の共有を提案するという。この辺りの情報が今回のキモか。
正直、個人的には、ソーシャル系メディアには全く興味がない。見ず知らずの人が、自分と同じゲームをプレイして、その感想が簡便に読めて共有できたからと言って、だからどうしたとしか思えない。デモであったように、2Dマリオをプレイしていて、クリアしたり難所でやられた時、同じ体験をした人のメッセージがパラパラと表示されていたが、鬱陶しいな、としか思えなかった。むしろこうした機能の存在を聞いた瞬間、ネタバレの横行を心配しすぎて青くなったほどだ。岩田社長はネタバレ対策はある、と言っていたが、その具体的内容は明らかにされなかったので不安は払拭されないままだ。せめてWiiUには、こうしたソーシャル機能をオフにできる設定が必要だろう。
ソーシャルに対する反応は、多分、スポーツ観戦に対する反応と相関するのではないかと思う。
私は、ビデオゲームを含めスポーツやゲームなどをプレイする事は好きだが、他人のプレイを見る事には、全く興味がない。プロ野球など、プロスポーツに対しても同様だ。そんな物見る暇があるなら自分でやりたいと思うからだ。テレビや映画が嫌いな理由も多分同じだろう。
だが、多分そういう感性は少数派であって、一般的にはプロスポーツ観戦は人気の娯楽であるし、動画サイトなどではゲームプレイ映像の共有鑑賞は人気のコンテンツである。
WiiUのコンセプトは、方向性としては、多分、多数の共感を得られるだろう。それによってゲーム体験が拡大し、ゲーム市場が活性化し、優れたゲームが多数作られる、と言う連鎖が生まれるのであればそれは素晴らしいことだろう。
こちらが要求しない限り、人の家のリビングに他人がずかずかと入り込んでくる事が一切ないのであれば、こうした機能の搭載は非常に有用であると思う。
しかし、万が一、2Dマリオでミスる度に「俺もここでやられたよ!」といった類のゴミメッセージがわらわらと強制表示されるような仕様であったなら、あるいは、プレイを楽しみにしていたRPGのラスボスを詳細に教えてくれる親切なメッセージがWiiUのメニュー上で見えてしまったりしたら、それは悪夢の始まりの様である。
また、いくらこうしたゲーム体験の共有が楽しい事であったとしても、肝心のゲームが楽しくなければ何の意味もない。
WiiUで遊べるタイトルの具体的なその楽しさを、早く知りたいものである。これが分からない限り、いくら基本性能の素晴らしさを聞かされても惹かれるものではない。
期待と不安半々で、E3を待ちたいと思う。
WiiUゲームパッドのアナログ入力をスライドパッドからスティックに変更したのは大英断だったと思う。
カラクリオデット 4巻/鈴木ジュリエッタ
この巻では、新キャラとして登場する林檎坂白雪との交流がメイン。オデットに恋し、3巻で果敢にアタックした柚木村は、哀れ1話(+α)のみに押しやられてしまった。
製作依頼されていたロボットを届けるよう、博士にお使いを頼まれたオデット。大きな屋敷で出会ったのは、そこで一人暮らす資産家の少女、林檎坂白雪だった。林檎坂家の女性には、時折、特殊能力を持つ者が生まれるという。触れた人間の心を読みとってしまう能力である。この異能を恐れた白雪の父母は娘と別居し、学校に通う事もなく、白雪は大きな屋敷で一人寂しく暮らしていたのだ。
しかし、触れても心が読めないオデットに安心感を覚えた白雪は、オデットの真っ直ぐで飾り気のない、「嘘のない」言動に触れて、彼女に心を開いてゆく。
ところが、二人は遊んでいる内にうっかり地下貯蔵庫に閉じこめられてしまう。白雪を助けるためにこっそりドアを壊すが、自分は知らないと「嘘」をつくオデットを、その嘘ゆえに白雪はなじる。
しかし、オデットを迎えに来た吉沢博士の心を読んで、オデットが実はロボットであり、ロボットなんて嫌いと漏らした自分の言葉故の行動だった事を知る。
こうして、ロボットであるにもかかわらず、むしろ心を読めないロボットであるからこそ、自分が唯一心を許せる存在としてオデットを認め、ゆっくりと親交を深める白雪であった。
特殊な人間が他者と折り合う事の難しさを身をもって知る白雪は、学校に通っているというオデットの言葉に驚く。「ロボットである」という特殊条件を備えたオデットは、他者との関係性において自分と同じ側の存在であるはずで、つまりは、学校生活では多大な困難を抱えているはず。そう考えた白雪は、オデットを守り、見届けるため、学校に初めて通う事を決意する。
しかし、実際には慣れない学校生活に揉まれているのは自分であって、ひょうひょうと学校に馴染み、友達までいるオデットに、逆に助けられてしまう始末。白雪は無力な自分にうちひしがれ、やっぱり通学なんてやめるとオデットに伝える。通学の本当の目的は、友達であるオデットと少しでも一緒にいられ、オデットにも自分だけを求めてもらいたいと願っての行動だった。しかし、オデットには友達がいて、私がいなくても一人でも十分だったと白雪は悟ったのだ。だが、白雪が来てくれて嬉しかったとオデットに告げられ、また、ロボット故の特性か、頼まれごとを断れない性格を他人にいいように利用されている所を目撃し、もう少し学校にいようと思い直す。自分はオデットの事を理解し、彼女を守れるんだ、そうしたいんだ。日常を共有していきたいと思える相手が、いまそこに存在する、という素晴らしさを噛みしめる白雪だった。
全てが初めての事だらけの学校生活に、懸命に取り組む白雪。一方で、頑張る友達を支える喜び、理解する楽しさ、そして共にいることの幸せをオデットは感じていた。人間と自分の違いを知りたい、と願っていたオデットは、そうした人間の生き様を、美しい、と感じる。視覚による思考が発達したオデットならではである。
もちろん失敗もある。巻末話でも、白雪の気持ちを全く理解できないオデットは、白雪にキビシイ言葉を吐いてしまう。
その日、オデットと白雪そして三和子は、洋子の家に招かれた。友達の家に招かれるのは初めてという白雪は、両親と兄が揃い絵に描いたような幸せな洋子の家庭生活を見せつけられ、太陽に目が眩むように、自分の境遇とのあまりの違いにショックを受ける。誰もいない自分の家の寂しさを思い知らされた白雪は、洋子の家が楽しかったというオデットに「私はもう 二度と ご免だわ」と漏らす。自分一人の寂しさに耐えかね、必死にオデットを自宅に誘う白雪。しかしそんな白雪の気持ちが分からないオデットは、早く博士にお土産を持っていきたいと帰ってしまう。「ひとりで 寂しいから」と正直に打ち明ける白雪に、オデットは何気なく返す。
「変なの」「どうして今日は 寂しいの?」「もう何年も こうやって 暮らしているのに」
しかし、その夜、ドカ雪で博士の帰りは遅れ、誰もいない暗い家に帰り着いたオデットは、自分で経験してみて初めて白雪の気持ちが分かったのだ。これまで当たり前にあった、博士がいる生活の暖かさを。当たり前に感じている事は、無くなってみて初めて身に沁みて分かるものだと。
自分一人の寂しさに泣き、そして白雪の寂しさに涙するオデット。
ちなみに、オデットはアンドロイドだが、眼球保護用に涙腺を備えているので、当初より涙を流す事は可能である(1巻参照)。しかし、悲しい気持ちによって涙する事はできなかった。人が何故涙を流すのか分からなかったのだ。それが、人間を理解するに連れ、だんだん涙を流せるように制御が上達してきている。2巻では、クリスと一緒に泣いても涙が出なかったオデットも、3巻でほろりと涙を流し、4巻でもしくしくと泣いている。
クリスはダウンしたまま出番無し。
僅かに柚木村が登場する話もよい。学校で水没したオデットは、修理中、旧作の幼児ボディ「アリス」を使い、念願の七五三の神社参り写真を撮りに行く。出がけにオデットの見舞いに来た柚木村と鉢合わせしたため、何故か柚木村が子守りで引っ張り回されるお話である。
黒瀬朝生に心ときめかす珍しい乙女がライバルとして登場する話は、3巻の恋愛話を辛うじてキープという感じか。
今巻から、何か急に、絵柄があか抜けてきた、と言う印象。
それは、もともと余白やトーン、花柄などを多用する絵作りを転換し、急に背景の描き込みに力を入れてきた事が理由のように思われる。また、デフォルメキャラ、デフォルメ表情も多用するようになり、緩急が付いた事も一因だろう。
以前のベッタリした地味な作画がかなり好きだったので、個人的には寂しさも半分だが、「マンガ」としてのレベルは一段上がったのは間違いない。
カラクリオデットの過去エントリ

鈴木ジュリエッタ
カラクリオデット 4巻
製作依頼されていたロボットを届けるよう、博士にお使いを頼まれたオデット。大きな屋敷で出会ったのは、そこで一人暮らす資産家の少女、林檎坂白雪だった。林檎坂家の女性には、時折、特殊能力を持つ者が生まれるという。触れた人間の心を読みとってしまう能力である。この異能を恐れた白雪の父母は娘と別居し、学校に通う事もなく、白雪は大きな屋敷で一人寂しく暮らしていたのだ。
しかし、触れても心が読めないオデットに安心感を覚えた白雪は、オデットの真っ直ぐで飾り気のない、「嘘のない」言動に触れて、彼女に心を開いてゆく。
ところが、二人は遊んでいる内にうっかり地下貯蔵庫に閉じこめられてしまう。白雪を助けるためにこっそりドアを壊すが、自分は知らないと「嘘」をつくオデットを、その嘘ゆえに白雪はなじる。
しかし、オデットを迎えに来た吉沢博士の心を読んで、オデットが実はロボットであり、ロボットなんて嫌いと漏らした自分の言葉故の行動だった事を知る。
こうして、ロボットであるにもかかわらず、むしろ心を読めないロボットであるからこそ、自分が唯一心を許せる存在としてオデットを認め、ゆっくりと親交を深める白雪であった。
特殊な人間が他者と折り合う事の難しさを身をもって知る白雪は、学校に通っているというオデットの言葉に驚く。「ロボットである」という特殊条件を備えたオデットは、他者との関係性において自分と同じ側の存在であるはずで、つまりは、学校生活では多大な困難を抱えているはず。そう考えた白雪は、オデットを守り、見届けるため、学校に初めて通う事を決意する。
しかし、実際には慣れない学校生活に揉まれているのは自分であって、ひょうひょうと学校に馴染み、友達までいるオデットに、逆に助けられてしまう始末。白雪は無力な自分にうちひしがれ、やっぱり通学なんてやめるとオデットに伝える。通学の本当の目的は、友達であるオデットと少しでも一緒にいられ、オデットにも自分だけを求めてもらいたいと願っての行動だった。しかし、オデットには友達がいて、私がいなくても一人でも十分だったと白雪は悟ったのだ。だが、白雪が来てくれて嬉しかったとオデットに告げられ、また、ロボット故の特性か、頼まれごとを断れない性格を他人にいいように利用されている所を目撃し、もう少し学校にいようと思い直す。自分はオデットの事を理解し、彼女を守れるんだ、そうしたいんだ。日常を共有していきたいと思える相手が、いまそこに存在する、という素晴らしさを噛みしめる白雪だった。
全てが初めての事だらけの学校生活に、懸命に取り組む白雪。一方で、頑張る友達を支える喜び、理解する楽しさ、そして共にいることの幸せをオデットは感じていた。人間と自分の違いを知りたい、と願っていたオデットは、そうした人間の生き様を、美しい、と感じる。視覚による思考が発達したオデットならではである。
もちろん失敗もある。巻末話でも、白雪の気持ちを全く理解できないオデットは、白雪にキビシイ言葉を吐いてしまう。
その日、オデットと白雪そして三和子は、洋子の家に招かれた。友達の家に招かれるのは初めてという白雪は、両親と兄が揃い絵に描いたような幸せな洋子の家庭生活を見せつけられ、太陽に目が眩むように、自分の境遇とのあまりの違いにショックを受ける。誰もいない自分の家の寂しさを思い知らされた白雪は、洋子の家が楽しかったというオデットに「私はもう 二度と ご免だわ」と漏らす。自分一人の寂しさに耐えかね、必死にオデットを自宅に誘う白雪。しかしそんな白雪の気持ちが分からないオデットは、早く博士にお土産を持っていきたいと帰ってしまう。「ひとりで 寂しいから」と正直に打ち明ける白雪に、オデットは何気なく返す。
「変なの」「どうして今日は 寂しいの?」「もう何年も こうやって 暮らしているのに」
しかし、その夜、ドカ雪で博士の帰りは遅れ、誰もいない暗い家に帰り着いたオデットは、自分で経験してみて初めて白雪の気持ちが分かったのだ。これまで当たり前にあった、博士がいる生活の暖かさを。当たり前に感じている事は、無くなってみて初めて身に沁みて分かるものだと。
自分一人の寂しさに泣き、そして白雪の寂しさに涙するオデット。
ちなみに、オデットはアンドロイドだが、眼球保護用に涙腺を備えているので、当初より涙を流す事は可能である(1巻参照)。しかし、悲しい気持ちによって涙する事はできなかった。人が何故涙を流すのか分からなかったのだ。それが、人間を理解するに連れ、だんだん涙を流せるように制御が上達してきている。2巻では、クリスと一緒に泣いても涙が出なかったオデットも、3巻でほろりと涙を流し、4巻でもしくしくと泣いている。
クリスはダウンしたまま出番無し。
僅かに柚木村が登場する話もよい。学校で水没したオデットは、修理中、旧作の幼児ボディ「アリス」を使い、念願の七五三の神社参り写真を撮りに行く。出がけにオデットの見舞いに来た柚木村と鉢合わせしたため、何故か柚木村が子守りで引っ張り回されるお話である。
黒瀬朝生に心ときめかす珍しい乙女がライバルとして登場する話は、3巻の恋愛話を辛うじてキープという感じか。
今巻から、何か急に、絵柄があか抜けてきた、と言う印象。
それは、もともと余白やトーン、花柄などを多用する絵作りを転換し、急に背景の描き込みに力を入れてきた事が理由のように思われる。また、デフォルメキャラ、デフォルメ表情も多用するようになり、緩急が付いた事も一因だろう。
以前のベッタリした地味な作画がかなり好きだったので、個人的には寂しさも半分だが、「マンガ」としてのレベルは一段上がったのは間違いない。
カラクリオデットの過去エントリ
マドモワゼル バタフライ/小椋アカネ
絶対平和大作戦
の続巻が本屋になかったので、代わりに購入。
タイトルはもちろん有名なオペラ「マダム・バタフライ」より。
時代は昭和初期。口減らしのためにわずか九歳で芸者見習いとして置屋に売られた少女・蝶々。そんな境遇を唯一慰めてくれるのは、近所に住む彫物師の青年・千夏との交流であった。しょっちゅう店を抜け出しては千夏に遊んでもらう蝶々。千夏を恋い焦がれる蝶々は、千夏と同じぐらい好きな、彼の美しい彫り物を自分にも入れて欲しいとせがむが、子供はダメと千夏は笑って相手にしなかった。代わりに描いてもらう「蝶々」の絵。千夏の絵、そして千夏の存在がどれほど蝶々の心を癒したかは知れなかった。
千夏に相手にされる大人になりたい。けれど一人前の芸者になってしまえば、もう抜け出して千夏に会う事も叶わない。刻々と過ぎてゆく時の中で千夏との時間を愛おしむ蝶々。
そんな折り、突然蝶々に身請けの話が舞い込んで…。と言うようなお話。
お話としては、まあまあ普通、と言うところ。
子供のままの蝶々と千夏の恋愛一歩手前のようなほのぼのとした雰囲気とか、二人の仲に立ちはだかる障害を乗り越える話の展開がメインだろう。
惜しむらくは、安易で都合の良すぎる展開と、昭和初期という設定の印象が薄い点。そもそも著者も柱で書いているように、このマンガは着物の美しさを描きたいという目的から始まったようで、その点では確かに見栄えがする。他の作品でもそうだが、著者が描くキャラはプロポーションが非常に素晴らしいと思うので、そうした点も合わせて、絵的に楽しむ度合いが高めの作品なのかも知れない。
続巻があるので、もし機会があれば読んでも良いかも。

小椋アカネ
マドモワゼル バタフライ
タイトルはもちろん有名なオペラ「マダム・バタフライ」より。
時代は昭和初期。口減らしのためにわずか九歳で芸者見習いとして置屋に売られた少女・蝶々。そんな境遇を唯一慰めてくれるのは、近所に住む彫物師の青年・千夏との交流であった。しょっちゅう店を抜け出しては千夏に遊んでもらう蝶々。千夏を恋い焦がれる蝶々は、千夏と同じぐらい好きな、彼の美しい彫り物を自分にも入れて欲しいとせがむが、子供はダメと千夏は笑って相手にしなかった。代わりに描いてもらう「蝶々」の絵。千夏の絵、そして千夏の存在がどれほど蝶々の心を癒したかは知れなかった。
千夏に相手にされる大人になりたい。けれど一人前の芸者になってしまえば、もう抜け出して千夏に会う事も叶わない。刻々と過ぎてゆく時の中で千夏との時間を愛おしむ蝶々。
そんな折り、突然蝶々に身請けの話が舞い込んで…。と言うようなお話。
お話としては、まあまあ普通、と言うところ。
子供のままの蝶々と千夏の恋愛一歩手前のようなほのぼのとした雰囲気とか、二人の仲に立ちはだかる障害を乗り越える話の展開がメインだろう。
惜しむらくは、安易で都合の良すぎる展開と、昭和初期という設定の印象が薄い点。そもそも著者も柱で書いているように、このマンガは着物の美しさを描きたいという目的から始まったようで、その点では確かに見栄えがする。他の作品でもそうだが、著者が描くキャラはプロポーションが非常に素晴らしいと思うので、そうした点も合わせて、絵的に楽しむ度合いが高めの作品なのかも知れない。
続巻があるので、もし機会があれば読んでも良いかも。
今日も明日も。 2巻/絵夢羅
相変わらずの銀さんマンガ教室ですが、ちょっと変わって来ちゃったかな~と言う印象。
と言うか、まあ作者的には元々こういう路線だったのでしょうが。
今巻では、ちかの親友のよっちゃんの彼氏が登場。その彼氏は実は稜の元クラスメートにしてルームメイトの典、しかも今年就職した先が百泉社「花とゆき」編集部の少女漫画担当で、長いつきあい復活というゴーイン展開。
そして、なんか別の作品の人気キャラなのか、美形の成田姉弟が登場。美形の弟君、夏澄は、ちかに興味津々。そんな夏澄に当てられて、だんだんとちかを意識しだしてしまう稜。
ということで、稜×ちか、よっちゃん×典の、ロリ恋愛マンガと化してしまった訳ですな。
まあ、面白くない事はないが、もうちょっと漫画家さん的な所で話を作って欲しかった所。
一応次巻も読んでみようとは思うが、ちょっと休憩か。
今日も明日も。の過去エントリ

絵夢羅
今日も明日も。 2巻
と言うか、まあ作者的には元々こういう路線だったのでしょうが。
今巻では、ちかの親友のよっちゃんの彼氏が登場。その彼氏は実は稜の元クラスメートにしてルームメイトの典、しかも今年就職した先が百泉社「花とゆき」編集部の少女漫画担当で、長いつきあい復活というゴーイン展開。
そして、なんか別の作品の人気キャラなのか、美形の成田姉弟が登場。美形の弟君、夏澄は、ちかに興味津々。そんな夏澄に当てられて、だんだんとちかを意識しだしてしまう稜。
ということで、稜×ちか、よっちゃん×典の、ロリ恋愛マンガと化してしまった訳ですな。
まあ、面白くない事はないが、もうちょっと漫画家さん的な所で話を作って欲しかった所。
一応次巻も読んでみようとは思うが、ちょっと休憩か。
今日も明日も。の過去エントリ