読んだり観たり聴いたりしたもの -172ページ目
<< 前のページへ最新 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172

そのうち…

せっかくなので、暇を見て、過去に読んだ本やゲームなども、タイトルだけでも、書き加えていこうと思う。

早速4本も書いたので、ちょっとはまりすぎかも。妻があきれて笑っていた。

I’m Waiting 4 You/GARNET CROW

GARNET CROWは、2004年現在、もっとも好きなJPopグループである。
よって新譜も小遣いをはたいて、Amazonで予約し、発売日に入手した。

内容は良作揃いである。発売日の8日から1週間以上、毎日、ずっとリピートさせている、と言えば、その気に入りようも伝わるだろうか。
最近「I’m Waiting 4 You」以外に聴く曲と言えば、今エレクトーンで練習している宇多田ヒカルの「First Love」ぐらいのものだ。

どこがそんなに良いのだろうか。考えてみた。まず真っ先に挙がるのは、中村の楽曲、メロディーである。多分、僕の琴線に触れやすいスタイルなのだろう。多くの曲で、サビ以外に、1カ所2カ所、変だな?とまでは行かなくても、妙に引っかかるメロディーや短いフレーズがある。ブルーチーズのように、こうした癖のあるラインが心地よくなってくる。ま、この辺は単に好き嫌いだろう。次が、中村のVocal。ハスキーとまでは行かない微妙なくぐもった独特のヴォイスが、そのうち病み付きになる。次が編曲。さらに詞と続く感じだ。
このように、Azuki七の詞は、心に届くのは、とりあえず遅い。しかし、聞き込むと、結局、GARNET CROWの音楽全体のイメージを、もっとも強く支配しているものが、実はこの詞に他ならないことに気づく。
揺れる語尾や特異なキーワードが紡ぐ世界を歌い上げる柔らかくにじんだ声。
結局、こうしたトータルな楽曲のもつイメージが好きなんだと思う。

ちなみに、このアルバムで特に好きな曲は、「ブルーの森で」「冷たい影」などなど。

アーティスト: GARNET CROW
タイトル: I’m Waiting 4 You

ブログ始めた

妻の始めたブログの読者になるために、ブログにユーザー登録した。
それだけでは、もったいの無いので、日々読んだ本や遊んだゲームなどの感想とまでは行かなくとも、タイトルだけでも書いておいたら、後で見返した時面白かろうと、駄文を書いて行くことにした。
早速1つ2つ書いてみたが、こうして書いてみると結構これが面白い。流行るのもむべなるかな。まあ、いつまで飽きずに続くか分からないが、暇を見て書いてみよう。

一つだけ注意を。

内容は、他人を全く意識せずに、完全に自分用に書くので、他人が読んでも面白いものではないと思う。また、ミステリの結末など、ネタバレになるようなことでも気にせず書くと思うので、そうした内容を知りたくない人は、タイトルを見て、十分注意して読むように。もしもうっかり読んで犯人が分かってしまうような事故があっても、一切責任は取れないので、予めご了承頂きたい。

環境

貧乏なので本はほとんど図書館で借りて読んでいる。大阪市立図書館は蔵書もそこそこあり、ネット検索&ネット予約で最寄り地域館まで配送してメール通知、と言う、大変便利なシステムになっている。感謝。読む時間は、休日の他は、昼休みと寝る前がほとんど。たまに徹夜をする。仕事柄多数の書籍を入手するが、当然ながらそうした本では読みたいと思うものは少ない。

音楽は、TVで音楽番組を見るのと、仕事中にPCに取り込んだCDを掛けっぱなしにして聴いている。これが自営業の良いところだ。CDは自費で購入するのは年1,2枚がいいところだが、仕事柄たまにCDを入手できることもありあまり不自由していない。

ゲームは、我が家では、基本的に妻と二人で一緒にプレイする。運動神経ではあまりメリットは無いが、謎解きなどでは強力な連携が期待できる。また、たまに一人でプレイすることもある。現在の所有機は、FC、SFC、MD、N64、SS、DC、PS2、GB、WS、GBA、と言ったところ。もちろんPCゲームも。購入は当然、中古が基本だが、仕事柄たまにゲームを入手できることも多い。

川の深さは/福井晴敏

NHKアニメ夜話ガンダムの回でこの著者の存在を初めて知り、気になったので図書館で処女作を借りた。返却期限が都合で明後日になってしまったので、あわてて読んだ。エンタテインメントとして徹夜をさせるぐらいには十分面白いが、琴線には触れなかった。解説の豊崎のようにはぐっと来ず、涙も出なかった。息詰まる感じもしなかった。主人公の立場をよく理解できなかったのだろう。重い話を頑張って重く書いているが、どことなく、すかすかな、そんな感じ。人物が薄っぺらいのだと思う。皆納得するのが早すぎる。地の文も所々、丁寧さが欠けている部分が目に付いた。特に時間の経過を感じさせない点がイマイチか。一カ所良いなと思ったのは、桃山と涼子が横浜でデートする場面での回想シーン。
しかし、一応、三賞受賞の大作は読んでみるか、という気にはさせる。
アメリカ映画なんかを素直に楽しめる人には文句なしにお薦めできるかな。

著者: 福井 晴敏
タイトル: 川の深さは

PS/RIVEN THE SEQUEL TO MYST/エニックス

RIVEN は言わずと知れたMystの続編。結局10日ほど掛かってこつこつプレイして、今日ようやくクリアした。延べで25時間程度か。
感想としては、非常に面白い。パズル好きな人には勧められる。Mystが簡単だった、という人なら、そう苦労せずに解けるだろう。残念ながら、ノーヒントとは行かず、途中2カ所ほど行き詰まったところで、付属のゲーンの手紙を読んでしまった。特に終盤のスーパードームの謎で10時間以上無益に悩みながら第5時代をさすらったのはさすがに辟易とした体験だった。もう少しで挫けて攻略サイトを検索するところだった。単純なカラーボールの配置を、ただ単に「逆を試して」みればすぐ解けたものを、1通り試しただけで、これはきっと他に探検する場所があるべきだ、と盲信したのが運の尽きだった。素直に妻の助言に従ったら良かった。

助言:素直に考えよう。穿ちすぎるとはまる。DISK1のオープニングをよく見よう。

そのうちプレイするであろう、PS2での3にも期待したい。

しかし、このゲームの感想として、美しい世界を旅する感動、みたいなものが多いが、書いている人は本当にそう思っているのだろうか。あまりそんな気にはならないが。とかく欠点を言えば、世界の移動が面倒くさいことに尽きる。今回はZIP移動という便利なスキップ技が用意されているが、行ける場所・見える角度・操作できるもの、などが非常に分かり難く、ひたすらクリックしながら画面中をカーソルでなめる必要があり、苦痛だ。特に行き詰まって世界中を再度なめ返している時などは辛い。
しかし、そうした苦痛があるからこそかも知れないが、どっと謎が解けて進展した時の爽快感と言ったら無いのだ。

メーカー: エニックス
タイトル: リヴン THE SEQUEL TO THE MYST

タングステンおじさん/O・サックス

メディカルエッセイで有名なオリバー・サックスの自伝的エッセイ。

タングステンの精錬に打ち込む叔父から、科学と人生を学んだ少年時代を描く。
科学の中でも、化学、そして物質が文明を大きく押し上げようとしていた時代。キラキラとした物質科学への憧憬と興奮が少年オリバーを通じて伝わってくる。

面白さは抜群だが、レナードの朝の次に手に取ってしまうと、とまどうかも。科学エッセイ好きなら吉。

著者: オリヴァー サックス, Oliver Sacks, 斉藤 隆央
タイトル: タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時代
<< 前のページへ最新 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172