タングステンおじさん/O・サックス | 読んだり観たり聴いたりしたもの

タングステンおじさん/O・サックス

メディカルエッセイで有名なオリバー・サックスの自伝的エッセイ。

タングステンの精錬に打ち込む叔父から、科学と人生を学んだ少年時代を描く。
科学の中でも、化学、そして物質が文明を大きく押し上げようとしていた時代。キラキラとした物質科学への憧憬と興奮が少年オリバーを通じて伝わってくる。

面白さは抜群だが、レナードの朝の次に手に取ってしまうと、とまどうかも。科学エッセイ好きなら吉。

著者: オリヴァー サックス, Oliver Sacks, 斉藤 隆央
タイトル: タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時代