サイボーイ 改造少年 2巻/西形まい | 読んだり観たり聴いたりしたもの

サイボーイ 改造少年 2巻/西形まい

完結巻と言う事で、予定通りの2巻終了だが、ちょっと盛り上がりに欠ける感じ。

この巻のヤマは、やはり戸田ゆうさの登場か。小6の時、公開プロポーズで振られ清澄にトラウマを残したその張本人が転校して来るというご都合展開。その悲劇の焼け跡は双方の心の中にくすぶり続け、二人を変えていった。清澄はカッコイイ男を目指し、ゆうさは自分に釣り合うカンペキな男を求めた。
しかし、それでも変わらないもの、人を思う心がその芯にあった。
清澄への想いを隠すゆうさに背中を押され、アランにすべてを伝えようとする清澄。表面だけを取り繕ってきたと詫びる清澄に、「外見が どんなでも 九条君は かっこいいよ」とアランは人間としての清澄を認める。
アランの言葉に救われ、清澄の「かっこよくなりたい」という宿願は、アランに認められる男になりたいんだ、と本当に自分自身の願いとして昇華される。
結局告白はうやむやになったが、二人の未来を明るく示してエンド。

巻末の清澄と真木の出会いエピソードのように、少年誌のような熱い少年魂は誌風に合うのか疑問だが、結構良いと思う。ただ、同じような少年誌展開っぽいバドミントンのクラスマッチ話は、ダレて盛り上がりが弱く、展開も無理感がある。

結局イケメン会の暗躍が無かったのは良し悪しな印象だが、ベタな展開も見てみたかったかも。まあギャグになってしまうとは思うが。

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西形まい
サイボーイ 改造少年 2巻