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PSP/機器認証の台数制限変更に伴う本体買換時の再DL問題について

先日買い換えた例のPSPに、購入済みのDLソフトを再度インストールする方法について、色々調べた事をメモ書きとしてまとめておいた。

●前提条件

・2011年11月17日以前から、「3台以上」のPSPで共通のPSNアカウント(SENアカウント)を使用している。
・その内の1台を、買い換えた新PSP本体に置き換えたい。

●問題点

・旧PSPで機器認証解除し、新PSPでPSNアカウントを設定し、[PlayStation Network]→[アカウント管理]→[機器認証]で[ゲーム]の[認証する]を選ぶと、機器認証の制限台数オーバーのエラーが出て認証できない。

●解決方法

1.普通に購入したDLソフト

アカウントでのPSP運用台数が、制限台数の2台以下でないと、上記の丸ごと認証移行は通らない。つまり、旧PSPを機器解除した時点でも、すでに制限枠の2台が埋まっているからだ。
ただし、2011年11月17日以前に購入したソフトに限り、旧基準である5台までのPSPでプレイする事は可能である。
しかしその為には、一括移行ではなく、各ソフト毎に再ダウンロードする事でソフト毎に認証を通す必要がある。2011年11月17日以前に購入したソフトであれば、合計5台まで再DL&インストール可能である。
つまり、PSPの機器認証とは、PSNアカウントとPSP本体、そしてコンテンツの3つを紐付けする機能のようである。


2.「感謝とおわび」のDLソフト

ただし、上記の方法では、2011年6月のPSN障害での「感謝とおわび」サービスで無償DLしたゲームは注意が必要だ。
普通に、[PlayStation Store]→[ダウンロードリスト]から再DLを試みても「インストールに失敗しました」と表示されてDLできない。
この問題は、該当のお詫びソフトを、PCでMediaGoを使ってDL&転送する事で簡単に解決する事ができる。

以上解決の骨子だけ。


機器認証とは何ですか?
PlayStation®Storeで購入したゲームが「このコンテンツを利用するには本機を認証する必要があります(8010850F)」と表示され起動できない

3DS/カルドセプト/任天堂

さあ、待ちかねたよ!

Amazon予約だったので、29日に到着。本当は発売日配達のジョーシンで予約したかったのだが、妻の分と合わせ2本は予約できずやむなく。

さて、肝心のデキ映えであるが、当然まだやり込んでないのでファーストインプレッションだけ。

まず真っ先に確認したのは、フレンド対戦時のAI参戦は可能。これでほっと一息。一番最低限の基準はクリアかな。ただし、セカンドベースなら、と期待していたAIやルールの作成機能は今のところ見あたらないので、参戦させられるのはストーリーキャラのみ。またそのブックはキャラ専用の数種で固定。まあ、DSの2~3種に比べたらかなり豊富な感じだったので、しばらく遊ぶ間は問題ないだろう。どうしても、と言う事になればDSと同じ技を使って任意のAIを投入すればいい。

操作感は、映像で見知っていた通り、非常にキビキビ。操作体系もDSと同じで違和感なし。
細かい事を言えば、Rボタンをソート変更に割り振ったので、カード説明などカード表示の切り替えをするボタンが無くなった、と言うのが唯一難点か。これだけはタッチで切替のようだ。あとはDSの時からタッチだったタブの切替を除くと、他の操作は全て十字キーとボタンで操作可能である。

え、と思った点が、編集ブックのストック数が、20と減ってしまっている点。DSの30から減ってしまってどうするの。50や100でも多いとは思わないのに。今後、ストーリークリアでのストック数拡大に一縷の望みを託すが…。

セーブやネット接続が、キビキビと速いのは地味に嬉しいところ。

ストーリーは、書き直したキャラ絵以外は、さんざプレイしたセカンドと同じなので、おー懐かしいな、という印象。あんまり好みのイラストではないが、ま、キャラ絵なんて何でも良いだろう。

カルドセプトというゲームの複雑さを熟知しているファンならよく理解できるだろうが、このゲームで強いAIルーチンを組むのは相当難しい。カードの組合せが膨大にあり、かつプレイヤーのステートも多岐にわたるため、ダイスなどのランダム要素を考えながら最適の戦略を見いだすのは、3DSのCPUには荷が重いだろう。そのため初心者向け機能の、今何をやったら良いかを教えてくれる、アドバイスカーソルでも、あれっと思う指示も結構あった。まあ、最適な作戦のアドバイスではなく、無難な作戦の指示、という感じだろう。
一見無益な戦いに見えても、ここで絶対に相手の防御アイテムを削っておかないと、勝ちの目が消える、という様な高度な判断はしてくれないのである。

初心者向けのサポートや説明の数々は非常に分かり易いのではないか。説明書を見なくても、初心者がすぐに遊べるように手取り足取りになっていると思う。

マーケットでのトレードが便利すぎるだろう。今作はカードコンプは非常に楽そうだ。嬉しい半面、一抹の寂しさも微かに。

3DMAXにすると、戦闘時の上画面で、防御側の支援効果の数値の1桁目が、右目だけ切れてしまって見辛い。

と、ここまで、ほんの数時間のプレイだが、目立つような不満点は、コンストラクション系以外はない。
評価としては90点ぐらい?ひとまず及第は間違いないだろう。

もう少しやり込み、ネット対戦もプレイしたらまたレポートしよう。

任天堂
カルドセプト

大阪ハムレット/森下裕美

あれ、何かこのタイトル、新聞で見かけた事があるな~、という事で手にしてみた。
著者は、アザラシの出てくる「少年アシベ」で有名だが、アシベも他の作品も読んだことなく、キャラしか知らなかった。自分でもダメだな、とは思っているが、結構保守的で頭が固く、意固地な先入観で判断するような所があるので、要はアザラシの可愛いキャラがチョコチョコする漫画やろ、いらんいらん、みたいに決めつけてしまっていて読まなかった。

で、この漫画を読んでみた訳だが、びっくりした。凄く面白い。
ファンタジーではなく、大阪の下町を舞台に、人情の機微を描いたドラマである。

作者の特徴的な作画である、細線で固く引いた個性的な表情のキャラは、最初は馴染めなかった。どれこもれもボテッとしたヒラメ顔で愛嬌はあっても魅力はどうかな、と本書のカバーを見て不安に思ったが、しかし全くの杞憂だった。
ヒラメ顔の生き生きとした魅力が素晴らしい。むしろ、ボテッとした一重のヒラメの微妙な表情を、よくぞまあこれだけ描ききる事ができるな、と感嘆した。

タイトルにあるように、大阪の街の話である。関西弁バリバリだ。
郷里の岐阜より出てきて早20年。もはや関西での暮らしの方が人生で長くなってしまった。ゆえに、今では、ネイティブではないものの関西弁スピーカーである。多分、本当に関西弁で生まれ育った人が聞けば、イントネーションや単語のチョイスがおかしく、フレーズのレパートリーも偏っていて、こいつ関西人じゃないな、と一発で見抜かれるだろう。しかし、無意識に口をついて出るのは関西弁(もどき)であるし、言語による思考も関西弁(もどき)になってしまっている。
このように哀れな境遇の私であるが、さらに悲惨な事には、本人がじつは関西弁が好きではないのである。
どうにもベタッとした接触感が性に合わないのである。にもかかわらず、聞くのも話すのも関西弁。
しかし、もちろん関西弁を愛する関西人は多い訳で、文学にしろ漫画にしろ関西弁の良さを活かした作品というのも星の数ほど生み出されているが、個人的に見聞きした範囲では、正直あまりピンと来るものはなかった。
今回、この作品を読んで、初めて関西弁で表現する意味とその良さを少しだけ感じた気がする。

物語は4人の主人公の異なるショートストーリー6話で構成。つまり続編が2本。それぞれの主人公は面識がないが、狭い街の話である。通行人になったり、家族などを通して間接的に関与したりと、チョコチョコと関係が顔を出している。テーマは様々だが、ベースとなるのは、人と人とが一緒に生きる事、この大切さをじっくりと描いているようだ。
父親の死後間もないのに、「おっちゃん」と母と一緒に暮らすヤンキー少年の、血縁と幸福についての小さな苦悩を描いた表題作をはじめ、なかなか子供ができない夫婦のすれ違いと信頼の話、嘘を付いて8才年上の彼女と必死に交際しようとする中三男子の話、などなど、どれも良い味わいだが、やはり一番好きなのは、性同一性障害(だと思うが)で女の子になりたいと頑張る少年ヒロ君の話である。
それが大変な事であると思いもしないまま、学級会で、女の子になりたいと思ってるけど、真剣やからからかわないでと発表したヒロ君。意外にもみんな好意的で協力的。なんと学校祭では、堂々と女の子の格好できるからと推されてシンデレラを演じる事に。それでもやっぱり意地悪をする奴や、無理解な大人などがいる。心が真っ黒になって潰されてしまいそうにもなる。しかし、励ましてくれた人達の気持ちを糧に、ヒロ君は学園祭でのシンデレラを演じる。アキおばさんのドレスを着て。
大好きだったアキおばさんは、(多分)白血病で死んだ。正確に言うと、白血病で死んでゆく辛さに耐え切れず車道に身を投げたのだ。つい最近の事である。人間、死んだら終いやん。その思いがヒロ君に、心が自由でいられるように生きる、という決意をもたらしたのだろう。
とは言っても小学4年生。舞台上で大人から野次られる辛さは相当なものである。ホンマ関西人は品がないな。
それでもその重圧をはねのけて、宝塚の男役を目指すマーコに散々練習を付き合ってもらった舞踏会のシーンを、ヒロ君は踊りきる。そのシーンには本当に感動した。ヒラメ顔で小学生男子のヒロ君の演じるシンデレラの、なんと美しい事か。心の自由への謳歌が滲み出たかのような素晴らしい作画だと思う。
女として生きる人生、幸せについて考える、ヒロ君のその後の話も収録でヒロ君ファンには嬉しいところ。

作品に通底するのが、関西人らしい、ええやん、と言うような許容。本人がええならええやん。生きとったならええやん。目の前に幸福があるなら、それでええやん。

漫画としても、表情豊かなヒラメ顔は書いた通り、さらには、シンプルな線でサラッと引いたような人物の存在感とか、手先の表情とか、ポーズのリアリティとか、とても読み応えのある印象。
すっかりファンになった。

早速2巻を入手せねば。

森下裕美
大阪ハムレット

PSP/PSP-3000RR ラディアント・レッド購入/SCE

昨日PSP買い換えました。
シャアではないが色は赤。ヴィヴィッドすぎてちょっと目に沁みる。

2006年8月に購入した初代PSPをずっと使用してきたが、プレイ中勝手にワイヤレスLANスイッチが切れてしまうトラブルが頻発するようになったため買換え。初代PSPはスイッチが丁度左手の掌部分にあるので、もともと操作に白熱すると事故が起こりやすいのだが、どうもそうではなく、基盤上のスイッチの接触がおかしい印象。ちなみにこの本体は基盤交換の修理暦がある。

初代のずっしりと重厚な作りがいいな、とずっと思っていて、3000などのおもちゃっぽいチープな印象はイマイチだよな~、と思いこんでいた。すんません、全然そんな事無かったです。
というか、PSP-3000、めちゃめちゃ軽くてボタンの反応も良くて、操作しやすい。ちょっと触ったらもう初代には戻れない。確かにコストを抜くためチープ化した部分もあるが、ワイヤレスLANスイッチの場所など改良されている部分も多く、トータルとしては操作し易いよう作り込まれている印象。正直舐めてました。

あと、これは個体差もあると思うが、画面の色味が全然違うので驚いた。初代が経年でヘタったと言う事かも知れないが、3000はとても色が濃い。コントラストが素晴らしい。特に赤みが綺麗に出ている。

今回、買換で楽しみにしていたのが、3000のTV出力機能。これで、PSPのソロゲームでもリビングで妻と二人でプレイできる。と言う事で、一緒に「アンサー PSP-3000用接続ケーブル『PSP S端子&AVケーブル 3M』 」を購入。本当はD端子で入力したかったのだが、空きがないのでやむなく。使用してみたが、ちょっと画面が小さいが、プレイは問題ないだろう、という感じ。レグザなどのPSP出力を画面いっぱいに引き延ばす機能が欲しいね。

問題なのが、PSNアカウントの機器認証の台数制限。以前はPSP5台まで認証可能だったのが、昨年のvitaの発売で、2台までと変更になった。これまで3台のPSPでDLソフトを使っていたが、その内の1台をこれに置き換えようと思っても、それは無理と言われてしまう。制限台数変更以前に認証している故障機では、一旦認証が通っているためか、機器認証を切ったり付けたり何度でもできる。が、故障機を外して、代わりに3000を認証しようとしても通らないのである。まあ、そうだろうね。
と言う事で、これまで使っていたアカウントだけでは3台をまかなえないので、もう一個作ってあるアカウントを割り当てるしかない。が、もうすこし調べてみようとは思うが、この本体でどのPSNアカウントを使うのか、ちょっと考えてから決める必要があるだろうな。

ちなみに今回の選択肢としてvitaは論外。UMDが使えない上、遊びたいvitaソフトも皆無なので。

DS/カルドセプトDS/セガ

ようやく。メダルコンプ達成。ぎりぎりカルドセプト3DSの発売前日である。

やはり最後まで残るのは、ストーリーキャラに100勝せよ、のお題。
もちろん過去に延々やった稼ぎプレイでとっくに100勝以上はしているのだが、同盟戦はノーカウントらしく、これまで普通にプレイした分を除いて数十勝を新たに挙げなければならなかった。

最小マップのアリーナ2で、セバスチャンの人族いっぱいを相手に、先行設置防御逃げ切り作戦。
時間短縮のためバトルはしない。平均すると約20ターン、10~15分ほどで1試合終わる。一日数勝ずつ、コツコツ稼いだ。

他のメダルも、だいたいアリーナ2で、セバスチャンかコーテツ相手に取得。
「1ゲーム中に10回以上、戦闘で使用された敵のアイテムを破壊するか奪う」が難しかった。
いくつかのメダルは、条件を睨んで、作戦を立てると、一回の試合で複数ゲットする事も可能。

コツコツやっている間に、カードも集まった。フルコンプまであと1枚ドラゴン。惜しかった。
ま、ここまでで良いでしょう。

さあ、3DSカルドセプト、いつ来ても良いゾ!

カルドセプトDS


セガ
カルドセプトDS

カラクリオデット 6巻/鈴木ジュリエッタ

と言う訳でいよいよ最終巻。

最終巻を読む前、この素晴らしい漫画の行く末に、色々と思いを巡らせていた。
例えば、オデットと言えば、白鳥の湖である。
白鳥の湖と言えば、魔法で白鳥にさせられた姫と、その秘密を知り姫を愛した王子が、結局悪魔に負けて姫を人間に戻す事ができず、悲観して心中する悲劇である。ふむふむ、なるほどなー、オデットはアンドロイドだしなー。と言うような安易な予想は、誰しも考える所だろう。となると、おじゃまキャラの黒鳥オディールはグレース?ならトラヴィスが王子なのか?いやいや王子はやっぱり朝生でしょ。しかしもしかすると柚木村が…。という事はハッピーエンド版?つーことは人間になるのか?いやアンドロイドのまま幸せを掴んだ方が物語としては味があるだろう…。
などと、妄想は膨らむばかり。

さて、どうなることやら…。

今巻の見所は、まず、グレースとオデットが親交を深める話。オデットを諦められないオーウェン博士は、強硬手段に出る。オデットの頭部だけでも拉致するよう博士に命じられ高校に侵入したグレース。オデットと出会い隙をうかがうが、すっかりオデットのペースに巻き込まれ、愛する人がいる喜びを語り人を想う気持ちをグレースと分かち合ったオデットを、攻撃する事はできなかった。

人間の高校で人間として暮らしていると、オデットは自分がロボットである事を忘れてしまう。そもそも、ロボットである事、は本質的な問題なのだろうか。
洋子の叔母の結婚話に触発され、以前から花嫁のヒラヒラが大好きだったオデットは、自身の「結婚」について考える。運命の人は誰だろうと、オデットは朝生に問わず語り。「オデット どんな奴と 結婚するのかな」「朝生だったら 面白いな」。オデットの無邪気な笑顔は、読者の胸を締め上げる。そして、やりたきゃロボット同士でやれ、と3月で晴れて卒業の朝生は、オデットのお守りも終わりでせいせいすると突き放す。

諦めの悪いオーウェンは、宿泊先のホテルでたまたまウェイターのバイトをしていた朝生を見つける。クリスからの映像で、オデットと遊んでいた事を知っていたのだ。オーウェンは、朝生に対ロボットショックガンを渡し、オデットの拉致を500万円で依頼するが、朝生は微塵も躊躇せず拒否。
「気が引けると いうのですか? オデットは ただのロボット ですよ」
「ただの ロボットじゃ ない」朝生は席を立つ。
「俺にとって アイツは どうしようも なく 迷惑な女だ」
朝生はオデットがロボットである事を忘れる事はないだろうが、しかし、オデットとの関係において、重要なファクターはもっと別の所にある、という事を示す。

念のため吉沢博士に忠告しようと電話を掛ける朝生は、吹き抜けで階下のロビーを暢気に歩くオデットを見かけて驚く。オデットは、トラヴィスにホテルのチャペルへ呼び出されていた。トラヴィスはここでオデットを花嫁に迎えるつもりだった。「俺だけが お前と同じ 生き物だ オデット」「クリスや グレース まして 人間に 何がわかる?」「お前を受け入れ られるのは 俺だけ」「そして俺には お前だけ」
しかし、オデットは、融合して一つになろうというトラヴィスの「求婚」を断る。
「オデットは トラヴィスだけ 選べないよ」「みんなのこと 大好きだもの」
例え、嫌と言うほど孤独を味わって、メソメソ凹む事がこの先何度あったとしても、自分の思いこみかも知れないとしても、「一人ではない」という自分の気持ちを大切にしたいオデットだった。

キレたトラヴィスは、お前なんかもう知らない、とオデットに畳み掛ける。
「ロボットの くせに… 人間の真似して 人間のふりして」「頑張ったって お前は所詮 人間には なれないのに」
しかし、そこへ朝生が飛び込んでくる。吉沢博士にオデットを助けてくれと頼まれ、オデットにはたまたま通りかかったから、と答える朝生だが、危険を冒してオデットを助けに来たその気持ちは明らかだ。しかし、オデットには不可解だった。ロボットだから相手していられないと、突き放した朝生が何故?
対ロボットショックガンで攻撃され、逆に制御機能が暴走したグレースは侵入者を排除すべく、攻撃を開始した。グレースの腕に仕込まれた火器が火を噴き、オデットの顔面に銃弾が命中。辛うじて持ちこたえたオデットに二の矢が容赦なく放たれる。しかし、トラヴィスが身を挺し、オデットの代わりにその破壊力を引き受ける。左半身を吹き飛ばされ横たわるトラヴィス。お前なんかもう知らないと言っていたトラヴィスが何故?
「どうして?」すがるオデットに朝生は諭す。「お前は言葉を 鵜呑みにしすぎだ」「大事なのは 言葉より 行動だろ?」
朝生は、いつでもオデットを安心させてくれる答えをくれるのだ。

顔面が半壊したオデットは、朝生に顔を見られてしまった事を嘆く。一方ボディが半壊し機能停止したトラヴィスを前に、オーウェンはトラヴィスを材料に新作の製作を決断する。パパの最高傑作である事を誇りにしていたトラヴィスを想い、グレースはトラヴィスを連れて家出。すがる思いで吉沢博士を訪ねる。事の次第を聞いた吉沢博士は、オーウェンに眠る親の愛を試そうと、オーウェンに白紙の小切手を突きつけ、トラヴィスの設計図を売れと、以前オーウェンにやられた事の意趣返しを演じる。
「あなたは ロボットに 心があるとでも 言うんですか?」「思ってなければ 俺は ここに 来てないよ」
オーウェンが破り捨てた小切手を見て、驚き、オーウェンの元へ駆け戻るグレース。破ってくれて本当に良かったと、別の意味でも安堵で腰が抜ける吉沢博士であった。本当に吉沢博士は良い奴だ。大ファンである。

ようやく顔が治ったオデットは学校に戻るが、朝生がもうすぐ卒業していなくなる、という現実を受け止められずにいた。そんなオデットの気も知らず、へらへらと卒業を楽しみに語る朝生に、卒業しないでくれと無茶を言い詰め寄るオデット。しかし、時は流れるのだ。心が読めてしまう特異体質で対人恐怖症だった白雪は、学校生活での人格形成によりそれらを克服しつつあった。着々と岡田との仲を深めてゆく洋子。卒業する朝生。「なのにオデットは まだ前に進めない」。「千年経っても 変わらずオデットの 側にいるから」というクリスの優しい気持ちや、強い子だと言ってくれる洋子に励まされたオデットは、初めの一歩を踏み出す事を決意する。

こうして、この物語は終わる。

最後に柚木村も登場できたのが良かった。意を決してオデットに指輪を渡し、「彼氏が できるまで 大切に持ってるね」と言われて凹んでいたのが最高(4巻参照)。

こうして振り返ると、結局、その名の由来となった原作の、人間の世界へ戻りたいが戻れないというモチーフを、描いているようでいないようで、微妙な感じだろうか。まあ拘る必要もないので、これはこれで良いと思う。作者もあとがきで書いていたが、もともと柚木村とくっつけるつもり満々だったが、柚木村が人気無くてやめた、という事らしい。それはそれで見てみたかったな。

とても素晴らしい、大好きな漫画だが、後半、特に最終話とか、かなり作画が酷いところがある。時間的にいろいろとキビシイものがあったのだろうか。

鈴木ジュリエッタという作家は、1話1話のお話の作りは非常に上手いものの、俯瞰的に長期のストーリーを構成管理することは、あまり得意でないかもしくは重要視していないという印象。
だから、「お話」を期待する読者には、エピソードばっかりで流れがないなあ、という感じだろう。
マンガを二種類に分けて、ストーリーを語るためにキャラクターを描くものと、キャラクターを描くためにお話を作るものがあるとするなら、本作を含め著者のマンガは明らかに後者のタイプであろう。
本作の魅力は、オデットを始めキャラクターの造形に尽きる。そのキラキラとした魅力が満ちたページの数々は何度見ても見飽きない。
特に素晴らしいのは、その表情だ。とりわけ意志に溢れた目の表情がよい。そしてそれを引き立てるのが、多彩な構図とポーズだ。あまり特殊なものでは作画が乱れているのもご愛敬だろう。
上記でも取り上げた、オデットが朝生に結婚について語るシーン。「朝生だったら 面白いな」とオデットは何の構えもない笑顔で話す。こうしたオデットの心理の描き方。照れるでもなく探るでもない。「朝生だったら 幸せ」でも「「朝生だったら 嬉しい」でもない。この「面白いな」の一言に、それまでのオデットの造形のエッセンスが込められている。

展開の振り幅もかなり個性的で素晴らしい。どんなに技術があり上手く描いたとしても、個性が無い作品などに価値はない。
また、結構ギャグも面白く、テイストが非常に好みである。コマ裏でのちょこまかとした展開もとても楽しい。

キャラも設定もいろいろ登場し、描こうと思えばいくらでも描く内容はあると思うが、残念ながら終了である。
それでも、マイベスト漫画の上位にあり続けることは間違いないだろう。
ただ、世間的にはそれほど評価されてない事からも分かるように、作者のセンスが個人的に非常に合う、というポイントが大きいのだろうとは思う。

メッセージボードでも書いたが、作者の連載中の最新作である「神様はじめました 」を4冊、早速職場で拾ってきた。こちらも楽しみである。


鈴木ジュリエッタ
カラクリオデット 6巻

DS/ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート/コナミ

前々から気になってはいたゲーム。だから安売りの際に購入していたが、ずっと積んでいた。
FF12も終わったし、と言う事で、妻がプレイし始めた。
横で見ていると、やっぱり面白そうだ。
と言う事で、自分もプレイする事に。
なお、セーブデータは2つまで。

非常に面白いパズルゲームである。
主人公キャラのマクスウェルを操作し、画面内に存在するアイテムを駆使し、障害を乗り越えてミッション達成を目指すアクションパズルである。
モードは大きく分けて、「蝶をつかまえろ」とか「砂漠にいる人を元気づけろ」など、出されたお題をクリアするパズルモードと、自分が移動したり☆を移動させたりして画面内の☆をどうにかしてゲットするアクションモードの2種類。パズルモードもミッション達成後に現れる☆をゲットする事でクリアになるので、とにかく☆を取れば面クリアである。
ここで、ゲームの大きなポイントとなるのが、表題にもある、不思議なノートである。このノートに名前を書くと、そのアイテムが現れるのだ。ミカンと書けばミカンが出現し、せんしゃとかけば戦車が現れる。ミカンは食べられるし、戦車に乗り込んで砲撃する事もできる。飛行機を出して空を飛んでも良いし、馬を出して乗る事もできる。
公式によれば2万種類以上のアイテムを出せるらしい。

障害を乗り越えたり、お題を達成するために、どんなアイテムを、どう組み合わせて、どう使用するか、プレイヤーのひらめき力をダイレクトに問われるゲームなのだ。
つまり、解決方法は一つではなく、多数の方法が、いわばプレイヤーの数だけあると言っても良いだろう。
実際、クリアした面について妻と解決方法を話すと、え!そんな方法が、とか、それは思いつかなかった、というような解き方があって面白い。

例えば、高い段差を乗り越えて移動する時、妻は梯子を登り、自分はトランポリンで跳ねた。ハエを排除するのに、妻は虫網でつかまえ、自分は殺虫剤をスプレーした。移動経路にいる熊には、妻は落とし穴に落とし、自分は焚き火で追い払った。

まだまだほんの出だしだけプレイしただけであるが、非常に面白い。じっくり遊んだらまたレポートしよう。

しかし、そうとう頭が固くなっているなー、と実感できるゲームである。小学生とか大得意だろうな、これ。


コナミ
ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート

PS2/ファイナルファンタジーXII/スクウェア・エニックス

ようやくクリアした。1ヶ月半近く、151時間とかなり長いプレイ。

かなりの満足感。たっぷり遊べたという印象で、大変楽しいゲームだったと言えよう。

ストーリー50時間、モブハントなどサブクエスト100時間という感じだが、存在は確認はしていてもやってないサブ系イベントが多数あり、全部やろうと思えば凄い事になるだろう。モブが終わったので、他にもやるべきゲームがあるし、いい加減切り上げた、というのが実情である。

このゲームの面白さを10とすると、バトル9、その他1の割合だろう。とにかくガンビットというシステムに尽きる。このシステムでのバトルを面白いと思えれば良ゲー、さもなくば微妙ゲーといった所だろう。

ガンビットとは、通常のRPGでは、プレイヤーが操作する戦闘コマンド入力を、予めプログラムし、オートで実行させるシステムの事である。
ToDoリストのようなものをイメージしてもらうと分かり易い。リストには12行の指示を書き込め、上から順に実行されていく。各行の指示は条件と実行コマンドの組合せで構成される。例えば、「HP<50%の味方」という条件で「ケアル」を実行、などと組み合わせる。キャラ毎のガンビットリストにこれらの項目を設定し、フィールド上でガンビットONにすると、リスト上段からチェックされ、「条件に合致」し、「実行可能」な項目が即座に実行される。上記の例では、キャラの視認範囲にHPが50%未満のパーティメンバーがいて、かつケアル実行可能(必要MPを所持しており、魔法詠唱が可能)な場合、ケアル実行に突入する。コマンド実行開始から実際にケアルがかかるまでには時間がかかるので、その間にバトル状況は変化する事も多い。例えば、何らかの理由で対象キャラのHPが回復してしまった場合。この場合にはケアルは続行される。回復していてもHP満タンでもケアル実行は可能だからである。逆に、戦闘不能メンバーにレイズを掛けていて、そのメンバーが復帰した時には、レイズはキャンセルされる。また、詠唱中にMPが無くなった場合などもキャンセル。そして現在の実行の行より、上位のガンビットリストが実行対象になった場合も割り込まれてキャンセルされる。

と言う事で、例えば

1.「味方一人」→「フェニックスの尾」
2.「HP<50%の味方」→「ケアル」
3.「「火」に弱い敵」→「ファイア」
4.「近くの敵」→「たたかう」

と、ガンビットを設定すれば、戦闘不能になった仲間を真っ先に復帰させ、HPが減った仲間を回復させつつ、相手の弱点を適度に見ながら自動的に戦ってくれるのだ。たたかうの最中でも、HPが減った仲間を見つければ即座にケアルに移行し、ケアル中でも戦闘不能メンバーを見つければ直ちにフェニックスの尾を使う。
FF12はフィールド一体のシームレスバトルなので、敵の多いエリアでは、こうして放置しておけば勝手に敵に出会い、勝手に戦ってくれる。
このように、FF12では、バトルは基本見ているだけで、時々、状態異常など特殊な状態に手動でコマンド発令する、と言うスタイルになる。
なんか見てるだけでつまらなそう、難しそうと思うかも知れない。多分、合わない人にはその通りだと思うが、合う人にはこれがめっぽう面白いのだ。

例えば、重要なスキルに「盗む」がある。FF12では倒した敵はお金をドロップせず、資金は収集したアイテムを売って獲得する。かなり資金が必要になるゲームなのだ。それ故、アイテムを敵から奪う「盗む」コマンドは、手持ち資金を倍化させるのに必須なのである。よって、「近くの敵」→「盗む」をシーフキャラのガンビットリストに入れる。しかし、敵は盗み可能なアイテムを通常1つしか持ってない。だから1回盗んだら、次からは「アイテムを持ってなかったので盗めなかった」となるが、例えそうだとしても「盗む」コマンドの実行自体は可能なため、戦闘中、延々と無駄な「盗む」を繰り返す事になってしまう。
では、どうするか。「アイテムを持っている敵」という条件があればばっちりだが、あいにくそういうガンビットはない。従って、工夫して最初の一回だけ盗むようなガンビットを作るのだ。例えば、戦闘の経過と共に敵の体力は減っていくはずなので、「HP=100%の敵」→「盗む」とする。すると、敵が無傷の最初の時だけ「盗む」コマンドを実行してくれる訳である。
しかし、それでも他のメンバーがその敵を攻撃するまでのラグがあり、やはり2~3回は無駄な「盗む」が発生してしまう。そこで、他のメンバーには「HP=100%の敵」→「たたかう」をリスト上位に入れる。すると満タンの敵を優先的に攻撃するので、このラグが減るのである。

またあるいは、攻撃を「近くの敵」→「たたかう」で統一してしまうと、3人のバトルメンバーがテンでバラバラに攻撃し、効率が悪い。「最もHPが低い敵」→「たたかう」に設定すれば、倒せそうなところから真っ先にやってくれる。あるいは、「リーダーの敵」→「たたかう」にすれば、プレイヤーの現在コントロールキャラのターゲットに集中してくれる。

さらに、実力が拮抗している敵だと、こちらもかなり回復魔法に手数を取られる事がある。すると、敵への攻撃が減り、敵の攻撃が減らないため、延々、回復魔法と状態回復をかけ続ける、という状況に陥りやすい。
ここは、敢えて回復をせず身を削ってでも叩いておくべき状況だ。だから、回復系のガンビットリストの前に、「HP<5000の敵」→「たたかう」等を入れ、あと数撃で倒せる場合にはトドメを優先するようにする。
同じような事は、ヘイストやプロテスなどでも言える。行動が早くなるヘイストは、掛けた方が有利に決まっている。しかし、強敵で、戦闘不能とレイズを繰り返す様な場合には、毎回復帰後にヘイストを掛けているより、まずたたかうで攻撃しないと、ヘイスト詠唱中に攻撃されて死ぬ→レイズの繰り返しでいつまで経っても終わらないのだ。

このように、より優雅に効率よく戦うよう、フィールドや敵の種類に応じて延々とガンビットを調整し、その振る舞いを眺めて一喜一憂するゲームなのである。エンジニアが回転音を聞きつつ、延々とエンジンを調整するのに似ている。
現在のフィールドで、このメンツだと、ケアルラ発動条件は「HP<50%の味方」じゃなくて、「HP<60%の味方」にした方が効率が良さそうだな!という事を嬉々としてやる訳だ。
そうして、実際こうしたわずかの差の調整で、ガラッと戦況が一変したときの快感はたまらない。

こうして調整した自慢のガンビットを活かせる場が多いのもよい。まず、そもそもフィールド全般、敵がかなり強めの調整になっている。未踏地で突っ込めば全滅というのも珍しくない。さらに充実したサブクエスト、特に強敵モンスターを倒すモブハントなどかなりのボリュームがそろっている。とうとうモブハントは全てクリアまでやり込んでしまった。お陰でラスボスはサクサクだった。

以前、「カルネージハート エクサ 」のエントリで、「エクサってどんなゲーム?」「FF12のガンビットが好きで、もっと色々条件が設定できればなあ、と思った人ならお奨め」という会話を紹介し、それゆえFF12が楽しみだったと書いたが、実際、その通りだった。
ガンビットリストがせめて50行ぐらい設定できればなあ、とか、何故に条件のアンド設定やオア設定ができないんだ、とか思った人は、ぜひエクサをプレイしてみて欲しい。
逆に、エクサ並みに組み込んだルーチンで遊ぶRPGも楽しそうだ。ダンジョンに潜入するところから、敵と戦い、罠を回避し、お宝をゲットして地上に戻るまで、自作のAIプログラムが活躍する様をじっと見ているだけのゲーム、これは面白そうである。RPGじゃないだろという突っ込みはともかく、ぜひ遊んでみたいものだ。

話はFF12に戻るが、とにかく、こうしてバトルを延々楽しんだゲームだったが、じつはストーリーも硬派で好きだった。とくにラストシーンなどは、かなりぐっと来た。
前回のエントリで、ヴァンとパンネロの演技云々という話を書いたが、慣れれば問題ないし、大丈夫だった。
と言うのも、この物語は、空賊バルフレアが主人公であり、ヒロインの王女アーシェと共に、それぞれ部下を従えてダルマスカ復興を目指すという筋書きだったからだ。ヴァンとパンネロは、なぜか一緒について来てしまったのでやむなく空賊見習いとして置いている平民の子、に過ぎない。あまり気にしなくてもOKなのである。まあ、半分冗談であるが、半分は本気でもある。

逆に残念だったのが、音楽があまり印象に残らなかった点。これからシアトリズムをプレイする予定だが、聴いたら思い出すだろうか心配である。

前回のエントリで困った点として挙げた逆カメラは、結局慣れた。人間って凄いね。でもお陰で、パルテナで時々逆をやってしまうようになった訳だが。

ファイナルファンタジーXIIの過去エントリ

スクウェア・エニックス
ファイナルファンタジーXII

Nintendo Direct 2012.6.22

と言う事で、予定通り来ました、岩田社長独演会。しかし今回はカルド・セプ子も出演でびっくり。

さて、その内容だが…。

まず、個人的に一番期待していたのが、今夏よりの、3DSソフトのDL販売についての情報があるかな~という所。特に、過去作の提供時期などの情報が欲しかったが、結果的には情報無しでガッカリ。
具体的に言うと、来週発売のカルドセプト、これを、DL版で欲しいんだよね。もし、DL販売が開始されるNewマリ2の発売日より日にちをおかないようなタイミングでカルドセプトもDL販売が開始される場合には、来週のパッケージ版を見送って、数ヶ月待ってDL版を購入しようと考えていた。あるいは、逆に過去作のDL提供は当分先、という情報が出ればパッケを買おうと。結局、Newマリ2と鬼トレがDL同時発売、という以外の事は分からなかった。
まあ、来週のカルドの初週販売数を考えれば、イラン情報を提供するはずがない、という事は分かる。DL版とパッケで悩むようなマニアは放って置いてもDL版もどうせまた買うだろう、と思われているだろうし、実際その通りだろう。DL版の存在が明らかになった時点から何度も任天堂に問い合わせもしたが、公式発表以上の事はご案内できませんの一点張り。まあ、当然である。

いいよ。買うよ。と言うか、2月頃からとっくに予約してるので、キャンセルをやめるよ。本当は2ヶ月もカルドをおあずけ食って耐えられるか不安に思ってたから丁度良いよ。返ってスッキリしたよ。と強がりを言ったところで、他の話題も見てみよう。

まず、なんと言っても、待ってましたの3DSLLだろう。結局日経の飛ばし記事は半分当たっていたことになるわけだが、DSiLLの時の事を考えれば、まあ、皆予想の範囲内だっただろう。それよりも驚いたのが、7月発売という発売日の近さと、価格の安さだろう。ACアダプタを付属させないで低価格化を実現したと言うが、これはLLの販促と同時に、大量に出回ることになる買換3DSの中古販売への牽制にもなっているのかもな、と思った。あと、バッテリ駆動時間が延びたのも嬉しい。
実は、今使っている発売直後に購入した3DSは、ちょっと調子が悪いので、渡りに船と買い換える予定だ。余った3DSは、「カルドセプトDS 」のエントリでも解説した、AI混じりフレンド対戦用の予備機として使用する予定である。もしカルドセプトがフレンド対戦にAIを入れれるようにちゃんと作られていた場合には、もちろん売る。不具合と言っても、タッチパネルの一部で、タッチ位置がほんの1,2ミリずれるという微妙なものなので、店頭チェックでは引っかからず満額出るだろう。もちろん、LL発売後では値崩れしているだろうがやむを得ない。

以下気になった話題を箇条書きで。

・eShopの値引販売。売れ行きによっては今後も定期的に値引があるかも。ちょっと桜侍が欲しい。第二弾では引ク押ス、ひゅーストン狙い。

・体験版。世界樹は嬉しいところ。BDもいよいよバトルの第三弾が近日中に。

・スマブラ次作はバンナム。まあ桜井さんの事だから大丈夫でしょう。かなり急ピッチで出そうな印象。ひょっとすると来年のホリデーとか?

・カービィ。安いし欲しいな。でも先にカービィWiiを買うべきか。毛糸のカービィでキャンペーンには応募できるので嬉しい。

・ドラクエX。色々見るけど、面白いのかな~、という感じ。CBTに外れてから興味がすっかりドラゴンズドグマに行ってしまった。

・カルチョビット。セーブデータ間の対戦が可能なら買いだな。要確認。

・ソウルハッカーズ。懐かしい。というかSS版やりかけで何年放置してるんだ。かといって、今更放置パワーメモリ刺したらやぶ蛇でデータ飛びそうで怖い。

・Newマリ2。DL版買って、毎日少しずつチクチク遊びたい。二人でアクションすげー楽しみ。

・鬼トレ。2バックとか無理じゃね?若者はできるのか?若者じゃないって事?

・新絵心教室。通信対応は良いね。DL版の事をスルーというのが気になった。

さて、それでは課長と2700のプレイでも見るかな。

タビと道づれ/たなかのか

ゲットマンガの消化続き。

不条理ファンタジーという感じのマンガ。

…航ちゃんに会いたい。
主人公の女子中学生タビは、ある日学校をサボり、反対向きの電車に乗って5年前まで暮らした街へ向かう。
しかし、その海辺に面した地方都市の街には異変が起きていた。誰も街の外には出られない。出ようとすると道が崩れたり、元いた場所にワープさせられたりする。そして、この街は時間が循環していた。明日になっても巡るのは同じ今日。無くなった物、変わった物もまた元に戻り、人々の記憶も元に戻り、同じ夏の「今日」が繰り返し繰り返し続く。
そんな街で、記憶が継続し、異変に気づく者が二人いた。学生のユキタと、巡査のニシムラさんである。二人は時間も空間も閉じてしまったこの街から脱出しようと力を合わせて探索するも、万策尽きて途方に暮れる。そんな時、電車に乗ってタビがやってくる。昨日までの「今日」には無かった出来事だ。二人は脱出の鍵を握るかも知れないこの少女に協力を求めるが、押しの強いユキタに怯える人見知りのタビは上手く言葉が出てこない。
閉じられてしまった繰り返しの街で、外にある明日を求めるユキタと、街にいる航ちゃんを探すタビの、交流そして交差を通して描くファンタジー。真っ白に色が飛んだ真夏の日射しの中、いつまでも繰り返す日常と蝉の声、そして掌に刻まれた「星」。そんなイメージの作品である。

こういうイメージ重視のマンガは、ばっちり合えば、好きな人には溜まらないのだろう。が、センスが合わないと、なんだこれ、で終わる作品だ。
いちマンガとしてみれば、この巻を読んだ限りでは、絵も構成も平凡で、キャラは典型を極め、ストーリーや設定は支離滅裂。紙面から作者のセンスをダイレクトにすくえる力のある者のみ、この街に足を踏み入れるとよいだろう。
と言う事で、たぶん2巻は読まないだろう。

たなかのか
タビと道づれ