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花まる学習会代表、数々の書籍も出版されています
混迷する時代、社会に出て行くにあたって
どのようにして育てていけばいいのか
この辺りは、かなり悩まれている親御さんも
多いのではないでしょうか
偏差値教育に対しての賛否、いつまでたっても学歴社会で
就職活動、新卒一括採用なんてものがいつまで続くのか
今までの方程式が崩れかけているように思える昨今ですが
本当に大切なものは何なのか
改めて気づかされる内容だったと感じます
「メシが食える魅力的な大人を育てる」
今の教育にはたくさん言いたいことがあります親として
ただ、それを言ったところで何が始まるとかそういうわけでもなく
結局のところは、親が子どもと相談して家族で決めていく
それしかないのではないかと痛感するわけであります
いい点数を取る、いい学校に入学して、いい企業に入る
それらは大事なことですが、それだけじゃないということは
ほとんどの大人は分かっているはずなんです
ただ、なぜか子どもの教育になるとこれに固執してしまう
私は、小学生の夏休みが9つもあるのは多すぎると思うんですよね
あー、うちの息子くんの例ですが
中には「星の観察」なんて宿題が出ていたお子さんがいたようで
その宿題を出されたお子さんが「星なんてそんな見えないし」って
突っ込んでいたのが印象的でした
宿題が要らないとかじゃなく、意味もなく出す必要はないかと
学校が求めていることをしていけば
社会に出て通じる世の中ではなくなっているのが
現実なのではないでしょうか
悲しいですけどね
それは仕方ないというか、これだけ情報過多になっているわけですから
社会がもっと勉強して、本当に頭がいい子を
育てるにはどうしたらいいのか
真剣に考えていく必要があると思うわけであります
そんなことをいきなり言われたって、どうやったらいいのか分からない
そんな悩みは、この本で解決できるのではないか
著者自身の集大成ともいえる内容で、かなり参考になりましたし
なるほど、こうすればいいのか、うちの息子くんにはこの部分を
アレンジしてやってみようかとか、そんなアイデアなんかも出てきて
有意義に使いこなせる一冊だと感じます
「本当に頭がいい人」とは「他人を幸せにできる人」
ビジネスでも同じようなことが言える気がします
年配だからってエラそうにしている人とか、なんなんだって思いますよね
逆に、若くてもこの辺りがとてもしっかりしている人も多くいて
私自身も勉強になることがたくさんあります
人というのは人とふれあうことで成長していけるものだと思うし
それは大人とか子どもとか関係ないんじゃないかな
家族の大切さ、友だちの重要性、社会に自分が貢献できる
その居場所があるということを認識することができる
いじめの問題、自殺者が出てしまったり、それらの問題は一筋縄では
いくわけもないし、私なんかがコメントできることもないのでしょうか
教育の力で、なんとかなるんじゃないかと、いろんなニュースを観たり
新聞なんかを読むと思うんですよね
「合わない」ではなく、「合わせる」のが、生きる力の基本姿勢
社会は理不尽なんですよね、何であんな人が上司なんだとか
何であいつが優遇されるんだとか、妬み恨み
いろいろありますがこうして生きているだけでも幸せ
この間、鹿児島県にある知覧に行ってきたのですが
あそこに写っている青年将校の写真を見ているだけでも
今の自分が恵まれていることに気づかされます
『紳竜の研究 』にも出てきているのですが
時代に自分を合わせる
これができるというのが、本当に頭のいい子ということかもしれません
その時代というのは、決して自分本位ではいけません
人というのは一人では生きていくことはできないわけですから
社会で生きる、メシが食える大人になる、そこに必要なことというのを
子どものときから刻々と伝えていく
教える、見せていくこと
親の役割は、そんなところにあるのではないかなとも感じました
何かに頼る、そんな生き方は終焉を迎えつつあるのかもしれません
なかなか厳しいことですが
そんな中でも他人を幸せにできる人
その人たちが今後を引っ張っていくのではないでしょうかね
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【高濱正伸さんの著書の記事】
お母さんのための「男の子」の育て方
子どもを伸ばす父親、ダメにする父親
大人の「メシが食える力」10 一生食いっぱぐれない自信、ありますか?
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この海老フライ、なんと35センチ
中もびっしり入っていて、お腹がいっぱいになりました
名古屋駅地下街のお店、なんだったけなぁ~
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