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先日、私は知覧に行ってきました
個人的には2回目で、前回は親戚一同の大行列で
気を使うことがたくさんあって、ゆっくりと観ることができなかった記憶があり
今回はじっくりと拝見してきました
知覧特攻平和会館、館内は写真撮影禁止のため
この目でじっくりと焼き付けてこようと思って
いろんな展示物を観て回ったような、そんな感じでした
現代、不平不満はあれど、当時の状況を考えると
今の世の中、めちゃくちゃ恵まれているではないか
そんなことを率直に思うわけなんですよね
だいたい、誰が飛行機ごと敵の船に突っ込むのをしたがるのか
そんなことを思うと、一日コピー取りで終わっても
お茶汲みだけだったとしても、パシリとしてしか
扱われなかったとしても、やるべきことがあるというだけで
勇気が湧いてくるというか、やるぞって思えるというか
そんな心境になる、私だけではない気がします
あと、少し驚いたのは、そんな戦争のことを記録している
貴重な資料館なのですが、決してご年配の方ばかりと
いうわけでもなかったんですよね
むしろ、若い子ども連れの方が多かった印象があります
赤ちゃんを抱っこして、戦争当時の講話を聴いていたり
小学生くらいの子どもたちが、戦争当時の展示物をマジマジと観ていて
何か彼ら彼女らにも考えることがあるんでしょうね
うちの息子くんも、いろいろ興味を持っていました
出撃前夜に泊まった三角兵舎が印象的だったようで
気の弱いうちの息子くん、考え深そうに
三角兵舎をじっくり見学していました
出撃前にあそこで寝泊まりしていたんだって
「自分探し」の旅が流行っているようですが
真っ先に知覧に足を運んでみたら
いいのではないでしょうか
はっきりいって、生まれてきた時代が悪かったと
そんな軽々しい言葉で片付けるのも失礼な話ですが
あの展示されている写真の数々、何かを決意したその表情を観ているだけで
こちらとしても、身が引き締まる思いでした
鹿児島空港から直行バスなんかもでているようですし
ぜひぜひ、一度は行って欲しいスポットです
この本の内容にもリンクすることですが、そんな窮地になったとき
人は何をするのかどう思うのか
この辺りはとても興味深いものがありました
当時は天皇万歳お国のためにという思想だったのではないかと思うのですが
展示されていたもの、この本で紹介されているもの
どちらも多かったのが、そう「おかあさん」
真っ先に「おかあさん」に感謝するんですね
時折、ひどいニュースを目にします
子どもを放っておいて自分だけ遊びに行く親
確かに若いうちは遊びたいのでしょうが、子どものことを考えると
そんなこと、ひどい
でも、そんな社会をつくっているのは大人自身でもあります
情報過多になり、いろんな誘惑もあり、独身のほうが有利だって
錯覚しますからねぇ~、誰だって
子どもがいると、どうしたって制約される
ましてや教育問題、いじめ、将来のことなんかを考えると
これからはいいも悪いもグローバル化社会
日本国内だけで勝負したって仕方のないことだし
凡人で幸せに暮らしていけばいいなんて考えも
もしかしたら、強制的に競争社会に
どっぷりと浸かざるを得ない状況だったりします
だから、勝者だけが優遇されるとなると
そのほとんどの敗者は道に迷うことになるわけです
家庭があったら、子どもがいたら、迷いますよね
それらの答えはどこにもないのでしょうが
一度は知覧平和特攻会館を見学されることをお勧めしたいです
ここに登場するみなさんは、私たちの先輩です
その方々が心から思ったことは、日本がより繁栄すること
祖国のために、みんなのために願っていた
その信念を子孫としてしっかりと受け止めて
一日一日、着実に歩んでいきたいと
そんなことを思ったりもしました
この本のことというより、知覧に行ったときの
心境のことが多くなりました
いろいろ考えさせてくれるきっかけになった一冊です
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そんなわけで、先日知覧に行ってきました
場所は、鹿児島県薩摩半島の真ん中より下ですかね
東に行くと、指宿なんかあります
これは、知覧での食事
黒豚のトンカツでしたね
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