- 一生食いっぱぐれない自信、ありますか? 大人の「メシが食える力」10/マガジンハウス
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「花まる学習会」代表、数多くの子育てなどに関する著書も出版
「メシが食える大人」を目的に、これは生きていくうえでの基本
それができないから、できない人がいる、なぜ
様々な事情がありながらもひとつひとつの問題に向かって解決へと
方向づけしていけるようなそんな感じを受けます
ご存じ高濱正伸さんの著書です
私にも子どもがいますが、こんなに子育てが不安な時代はかつてあったか
まぁ、細かいことは分かりませんが
先行き不透明というのが
こんなに不安感を覚えるものなのか
これは親にしか分からない気持ちではないかと感じます
自分のことはさておいて、子どもにだけは充分な食事と充分な教育
これはちゃんとやっておきたいと思うものです
だけど、大人が自立していないもんだから
「メシが食える大人」になってない
いつまでも親のスネをかじっている大人だっているし
私も、正直、自分の親がいるからこそのところがあるのも事実です
精神的な部分が、まだまだ「メシが食える大人」じゃないのかなと
自分の居場所を作る、社会に対し
これができるか否かが大きいのではないでしょうか
言いかえると、自己で動けるか否か
いつまでも他人の指示がないと何もできないというのは
「メシが食える大人」と言えるのか
会社の犬と化している人、サラリーマン、OLなどなど、不満はあれど
自分のネームバリューだけで「メシが食える大人」として生きていけるのか
この本に書かれていることはやさしいことだけれども、そもそも本当の意味で
自立している大人って結構少ないのかもしれないと感じたりしました
人間力、京セラの稲盛さんのイメージがありますが
結局のところ、ここに行き着く気がします
感謝の気持ちをもち、常に謙虚で、素直な心をもつ
「動機善なりや、私心なかりしか」に代表される稲盛哲学が
この本にも根づいているような、読みながらそんなことを考えていました
確かに激流の時代を私たちは生き抜く必要があります
ウェアラブル端末のように、新しい機器だって出てくるし
もう5年前のことなんて思い出せないって思っちゃうくらい
日々の変化は激しいものがあります
でもね、人間としての基本的なこと、根幹部分というのは
いつ何時でも変わらないと思うし、激流の時代を生き抜いている人は
たとえどんなことが起ころうとも、それがどんな変化をしていっても
「動機善なりや、私心なかりしか」で判断をし
成功失敗、いろいろあるけれども、そんなにブレないでいける
人間として、人間力、この部分を鍛えつづけることこそが
「メシが食える大人」としての大きなウエイトを占めているのではないか
やっぱり、学び続けるしかないと、そう思いました
これが欠けてしまっていては自分の居場所なんてつくれない
誰かに居場所を用意してもらうのが子どもだったとすれば
自分で自分も社会に対する居場所をつくること、これが大人
で、その居場所でメシが食える
そういうことが本当の「メシが食える大人」ではないかと感じました
そう思うと、私もまだまだ足りない部分が多いですね
サラリーマンで、家庭を持っているから自立しないとと
でも、いろんな制度に守られながら生きているのも事実だし
その制度に甘えてばかりというのも何か違う気がするんですよね
自分の人生だから、無理はダメだけど
自分で決めて行動する
その基本的な部分は、やはり持っていないとダメですね
食いっぱぐれなく、幸せになるために
食べていけるというのは、思っている以上に
重要なことではないでしょうか
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【高濱正伸さんの著書の記事】
お母さんのための「男の子」の育て方
子どもを伸ばす父親、ダメにする父親
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複数男性社員が育休取った場合 取らぬ社員からの不満を懸念
少子化対策として安倍政権が育休社員への手厚い金銭的支援を打ち出すなど、育児に積極的に参加する男性「..........≪続きを読む≫ これはもう、難しい問題ですよね
仕事も大事だし、かといって家庭をおろそかにできないし
国がどうのこうのとか、そういう感じでもないかもしれない
自分がどうしたいのか
とはいっても、サラリーマンって、自由がきかないし
社会全体が考えること、まだまだ多そうですね
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