「教えたがり」は育てベタ
- 教えるな!―できる子に育てる5つの極意 (NHK出版新書 351)/戸田 忠雄
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子どもを育てていらっしゃる方々にとって、これはできそうで
容易にできるものでもないことを身にしみて感じるのではないかと
個人的にはそんな実感を覚えながら子育てをしている気がします
どうしても、人間は話したがりで教えたがりで見栄っ張りだったりするので
子どもに対しても、あれこれと手を差し伸べてしまったりするのですが
子どもの目線からしてみれば、いつまでたっても親がいなければ
何もできないということになるわけで、自立しない人間に育ってしまう
そんな危険性を孕んでいるのではないか
特に核家族だし、一人っ子も多いし
著者は、公立学校教員、公立高校長などを経て
今ではその多彩な経験を活かして教育の提言をされている
まぁ、言ってみれば教育のスペシャリストというところではないでしょうか
今の教育のどこに誤りがあり、どのようにして進めていければいいのか
とても参考になる一冊だったのではないかと思いました
これって、できるようでなかなかできなかったりしませんか
私の妻はピアノ講師をしていますが、息子くんを教えるのは
難しいなぁって言っています
やっぱり、親は先生になることはできないということなのかもしれません
だから、教えるということはその道のプロにある程度任せておいて
親の役目というのがちゃんとあるわけですから
それをきちんと自分自身で理解して、実行に移していく
ということに尽きるのではないかと感じたりもしました
そうなんですよねぇ
私も経験があるのですが、必要以上に親が前面に出てきて
子どものやることなすこと何でも先回りしてやってあげちゃう
それじゃぁ、全くもって子どものためにならないのではないかと思うのですが
親の立場からしてみれば、それは愛情があるからこそで
自分の子どもに苦労をさせたくないという親心から
そのような行動に出るんだろうと思うのですが
いつまでたっても自立しない、そんな人間になってしまっては
元もこうもないですからね
ニュースで、就職活動に親がついてくると耳にしたことがありますが
面接官だったら、その時点で確実に落とすでしょうね
イヤですよそんな自立もできない人
普通にそう思うと思っていたのですが、違ったりするのかなぁ
ちょっと、いろいろと手を出したくなっちゃうんだよねぇ
無意識のうちに子どもに先回りして教えちゃうんだよねぇ
教えた方が早いですもんねぇ
まずはこの本を読んでみて、このような考えではマズいのでは
というところに気づけたらいいのではないでしょうか
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いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
東京メトロ東西線葛西駅近くにある地下鉄博物館に行ってきました
めっちゃくちゃ楽しかったと我が息子くん
この丸の内線の車両なんか懐かしかった
この入館券の右下にあるハサミの切り口なんか、サイコー
ちなみに、うちの息子くんはこの運転シュミレーターに
ずっとハマっていました
何回運転したんだろうか
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