- 子どもの教養の育て方/東洋経済新報社
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子育てについて、とても参考になりました
昨今の環境の変化、時代の移り変わりとともに、子育てがしにくくなった
私自身、そんな印象を受けていたものですから
そんな未曾有の時代において、指針となる一冊に出逢えたことに
心から感謝したくなる、そんな内容の本です
親であれば、自分の子どもが少しでも上のステージに行ってもらいたい
誰しもそう思うのでしょうが、どうやってそのステージを目指せばいいのか
この辺りの指針というのは、あるようでない
何をどうしていけばいいのか迷われている親御さんが
ほとんどなのではないかと感じるわけであります
習い事にしろ、数多くのことがありますし、公立か私立か
なんだかんだいって、学校の選択で人生が大きく左右されるのは
否めない事実なわけで
今度どのような進路をどのようにして取ったらいいのか
何とも悩ましい限りであります
頭が良くて、優しくて、教養があって
しっかりとした子に育つには
まぁ、子育てなんてそう簡単にいくわけでもないですが
塾に行くにせよ、ゲーム機を買い与えるにせよ、お小遣いにせよ
そのひとつひとつの判断で、その後の影響力が違ってくるわけで
細かい部分まで、著者自身がどのように考えているのか
個人的にものすごい参考になりました
で、印象に残ったのが、読書
読書をするかしないかで、人生は大きく変わるものだ
そんなことを改めて感じざるを得ませんでした
できることなら、我が子に読書する習慣をつけて欲しい
心からそう思うわけであります
本から受ける影響、考えること、人生観、自己体験だけでは
得ることのできない感情、様々な考察、読書の素晴らしさを
子どもの頃から知っている人というのは、大人になっても感受性豊かで
ケースバイケース、柔軟な対応も可能になるだろうと
この本を読んで感じるわけです
昨今問題になっているいじめのこと、体罰、暴行
それらの問題だって、ちゃんと教養を身につけていさえすれば
回避できる事柄かもしれないわけで
学校のテストだけで判断するのではなく、日ごろの行動から
すべて学ぶことが大事なわけで、親も子どもと一緒になって
日々の成長を感じること
子育ての醍醐味って、ここら辺にあるのかなぁって思うわけで
これから先、どんどんと複雑化され個人の責任で人生を歩む
そんなことが求められていくように感じます
子どもが社会に出たときに、ちゃんと食べていけるように
そのためにも、子どもの教養をきちんと身に付けたい
そう心から思う親御さんには
この本はピッタリではないか
こんな本、待っていたんだよねぇ~って感じです
特別付録のQ&Aも、とても参考になります
英語をいつから教えたらいいかとか、子どもを机に向かせるにはなど
子どもをお持ちの親御さんであれば、誰でも悩んでいそうな
そんな内容が、著者自身からの回答で掲載されていて
モヤモヤしていたことも、ちょっと進展するかな
私は、改めて子どもには読書家になって欲しいと感じました
実は、私自身、子どもの頃はあまり本を読んでいませんでした
大人になって読書家になりましたが、子どもの頃の読書は
その後の人生に影響すると、この本で確信をしたわけで
まぁ、息子や娘には、もっと本を買ってあげようかと思ったりしましたね
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