本日より新天皇陛下が即位され、元号「令和」の時代が始まりました。
何かと保守派から議論のあった生前譲位や新天皇即位前の元号発表も、新しい時代を国民の皇室に対する盛大な祝賀ムードの中で迎えられた事を思うと、これはこれで良かったのでは、と思います。
「即位後朝見の儀」での天皇皇后両陛下 (代表撮影)
朝日新聞デジタルより
「平成」の時はどうしても「喪に服す」という要素があったので、こんな明るい感じではなかったですね。
新天皇陛下の即位により、今後は秋篠宮殿下が皇位継承順位第1位となられますが、これまで陛下が務めて来られた「皇太子」という位置は空位となります。
皇室典範では皇位継承順位第1位の皇族を皇嗣といい、「皇嗣たる皇子(天皇の男の子)を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫(天皇の男の孫)を皇太孫という」(第8条)と規定されているため、女性の愛子内親王様はもちろん、秋篠宮殿下も悠仁親王様も「皇太子」とはならないのです。
少し前のものですが、ここで皇族の系譜を下に。
朝日新聞デジタル より
ふ~ん、朝日新聞は「さま」付けなんだね。まあ、「国民に親しみやすく」がその表向きの理由なんだろうけれど、本音はそこじゃあないだろうな。
さて、昭和から平成の代替わりの時にはもっと皇族の方々も多くいらして、知識のなかった当時の梅之助には誰が誰なのかさっぱり分からない、という状況でした。また現天皇陛下も秋篠宮殿下も当時はまだ独身。
それが令和の現在、このままでは秋篠宮家以外、将来全て絶家になってしまうという状況です。
皇室は大変な危機を迎えているのです。
引用記事は→こちら。
梅之助の個人的な考えでは、皇統の点では男系を維持し、その範囲で女性天皇も容認という立場ですが、この「女性天皇、女系天皇」問題についてはいずれ記事を書きたいと思っています。国民の中には女性天皇と女系天皇の違いを分かっていない人も、まだまだ多いと思いますね。
話は変わりますが、梅之助の実家は一般庶民の家庭ではあるものの、代々の「本家筋」に当たる家柄でした。そんな実家の仏間には多分、今でも「大元帥陛下御真影」がひっそりと掛けられていると思います(実家に住む母親が崇拝しているというのではなく、時代を経ても単に手が回らず整理出来ていない為なのだが)。
・・・先帝、皇室の危機に際し、どうか御心を・・・。
最後に上皇上皇后両陛下、約30年間本当にありがとうございました。
令和の国内治世が「日本国民」にとって良い時代でありますように。