ごく普通のサラリーマン、外資系企業勤務、ドレッドヘアのサラリーマンなどを経て、エベレストからのマウンテンバイクをしたプロアスリートの後に保育園経営に失敗し、借金を抱え、失意の底から起業したツアービジネスをヒットさせ、日本のTop10にランクイン、外国人向けツアー作りのコンサルタントをしているボク、三浦岳人。
どん底からようやく掴んだ ”しばられない自由な生き方” を話しちゃいます〜
さあ、自由への旅路話はまだまだ続きますよ〜
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スーツなブラック軍隊会社から始まった自由への旅路話の12話目♪
1話、 2話、3話、4話、5話、6話、7話、8話、9話、10話、11話
実際にはここからなんと13年にも及ぶ人生の暗夜行路に足を踏み入れてたんですねぇ。
実はエベレストの冒険を終えた後の生活は迷いの道に入り込み、失敗の連続の惨憺たるものでした。
が、昨日の最後。
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たまに単発で他の雑誌社や新聞に記事を書くこともありましたが、基本は毎月の連載1本。
さすがにこれだけだとなんなので、自分のウェブサイトを立ち上げ、
そこでマウンテンバイクで一緒に走る参加者を募集し、自分で探し当てたトレールへ案内する仕事を始めました。
これはとっても楽しかった。
しかし、参加者がくるのはトーゼン休みの土日だけ。
長年の夢だったエベレストでのマウンテンバイクを終え、
燃え尽きたようになり、
その後の生き方や何かを始めるアイデアを思いつかず、
というより考えたり行動を起こそうとすらせず、
記事を書き終わった平日は、ただただ意気消沈な日々を送っていました。
これが失敗の1つ目。
ということでお金を得る仕事がたいしてない状態が続き、ここから歯車は狂い始めるんですねぇ。
こんな状態が3年も続き、もうどうにもならないところまで来たところでようやく重い腰をあげ再就職することにしました。
ただその状態から抜け出したいという思いだけでしたので、”ブラックで懲りてるからスーツな日本企業以外で入れるところならいいか” なんて、安易な考えで、ある外資系企業に入りました。
これが失敗の2つ目。
入ってまずビックリしたのが、ザ日本企業って感じだったこと。
まさかの朝礼もあるし、そこでの1分間スピーチもあるし、身だしなみウンヌンの不文律もあるし、付き合いの飲みもあるし、もうまんま日本企業。
最初に働いた外資系企業のパタゴニアとのあまりの違いに面食らったなぁ。
同僚たちとはと〜っても仲良くなって一緒にスノーボードに行ったりして、彼らとはいい思い出ばかり。
し・か・し
最大の問題は直接の上司。
絵に描いたような上には媚びまくり、下には偉そうにするって奴。
まぁそれは見事なまでの徹底的なゴマすり具合。
しかも手柄だけは自分のものにするっていう3点セットの典型的なパターンね。
なかでも度肝を抜かれたのが、こんなこと。
「社長から頼まれた、あの本社に出す資料。おまえ作って、本社にメールしといてよ。」
「えっ」
「だって、おれ英語わかんないだもん当然でしょ」
自分ができないことを棚に上げた上に、偉そうにする。
ドラマでもやりすぎってなりそうな、こんな大技、ふてぶてしく平気で毎日のように繰り出すんだよ〜
大卒後、ブラックなスーツ日本企業で病んだように、また病んだなぁ。
病みがこれ以上進行すると、精神的にホントに参って、次に進む意欲さえそがれると思い、1年で転職を決意。
ゼッ〜タイこんなしょーもない奴がいないところを選ぶぞ!
精神的には底まで行く前に決断したので、”次の企業はいかにも外資系企業ってのにしよう!”と久々に意欲がでてきました。
次はよく考え、企業を選び、面接から採用までバッチリ作戦をたてて挑もうと決心。
明日、その首尾を話すよ〜
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ちなみに暗夜行路な話はあと数話かなぁ。