「さぁ、今日のホームルームでは仕事のことについて3年2組のみんなで考えてみましょうね。例えば会社でどんなことしたらお金がもらえると思う?」
「イタズラー!」
「ガクトくん、そんなわけないでしょう…. もっと真剣に考えて。」
「じゃあ、もっと真剣なイタズラー!」
ごく普通のサラリーマン、外資系企業勤務、ドレッドヘアのサラリーマンなどを経て、エベレストからのマウンテンバイクをしたプロアスリートの後に保育園経営に失敗し、借金を抱え、失意の底から起業したツアービジネスをヒットさせ、日本のTop10にランクイン、外国人向けツアー作りのコンサルタントをしているボク、三浦岳人。
どん底からようやく掴んだ ”しばられない自由な生き方” を話しちゃいます〜
さあ、自由への旅路話はまだまだ続きますよ〜
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前回からの続き。
スーツなブラック軍隊会社から始まった自由への旅路話の5話目♪
パタゴニアに転職後すぐにテントからの通勤により、スタッフたちから親しみを込めて"変人くん"と称号をあたえられた話を以前したように、ネジが1つ2つ外れてることがリスペクトされるわけですな。
ならばネジを10個くらいぶっ飛ばしてみせるぜ!
と、会社でサラリーマンとして働きながらどこまでネジを外せるか?
限界にチャレンジしてみたくなっちゃったの。
それを思いついたのは、またもやロッククライミング中。
ボクは壁の傾斜が垂直よりもっとキビシー角度が好きでさ、
つまり/←こっち側を登るってことなんだけど、
坊主頭なボクはある時、フッと思いついたのです。
/←こっち側を登ってる時に、イカした髪型だったら、その髪が下に垂れて、揺れ、オシャレに違いないっ!
こいつぁ、ドレッドヘアーしかないっ!
しかも長ければ長いほど下に垂れるし、
揺れるしで、悶絶カッケーっしょ!
んんんっ、
ってことは…
まてよっ!
ただドレッドにするだけじゃもったいないじゃないかっ!!!
クライミング中、同僚に、敵ながらアッパレー
と感心ばかりしちゃいられない!
職場全員にヒミツにしておいて、ある日いきなり涼しい顔のドレッドヘアーのボクが現れる….
ひぁ〜
その瞬間のみんなの表情見てぇ〜
天才的アイデア降臨っ!
それが見れれば、もしこれでクビになっても、まあいっか!
っしゃ、やったら〜
坊主スタートでゴールは胸まで届く長〜いドレッド。
3年かかったっす〜
その間ず〜っとヒミツ抑えるの、超絶ムジー!
だって言いたくなっちゃうじゃん。
で、イタズラの日。
思わずでちゃうであろうドヤ顔やニンマリ顔を抑えて、いかにクールを装うかがキーだ。
ってことで、涼しい顔の練習をウチで入念に済ませておいたボク。
練習中、鏡の前でなんども笑みがこぼれちゃったんだけどさ。
さぁ、その瞬間がやってきた。
わざと出社時間ギリギリに行って、
会社のドアを開ける。
ガチャ。
「えええええっ..... ガクトさんっっっっ‼️‼️‼️」
「フフッ、まあな」
っしゃー、決まったー!!!!!
なんてったってコチトラ3年仕込みだぜっっ!