先日、いい質問をもらったので
シェアする。
最近は、暑くて熱中症予防として
日中の散歩は控えて夜や朝の
少しでも気温が低い時間に
散歩に行ってもらうようにしてるけど
「そうすると日光に当たって紫外線を
浴びる時間が少なくなってビタミンD
不足になるのが心配なんですが
どうしたらいいですか」
と質問をもらった。
素晴らしい質問だ。
確かに熱中症予防で朝早くとか
夜遅くに散歩に行くと日光に
当たらないから
紫外線を浴びる時間が少なく
なってビタミンD不足になる。
人でも潜在的ビタミンD不足が
問題になってる。
リモートワークも増えて
外に行く時間が減り
日焼け止めクリームも
ものすごく紫外線を
カットしてくれて
UVカットの服を着てなるべく
紫外線に当たらないように
してると
潜在的ビタミンD不足になる。
ビタミンDってサプリメントなどで
補うことはできるけど
サプリメントで補うだけでは
ダメで食べ物から摂るものと
紫外線を浴びることで
皮膚の内部で作られるもの
があって
体のビタミンDを維持するには
両方必要なのさ。
ビタミンDはカルシウムの吸収を
よくすることで骨との関係が
あってビタミンD不足になると
骨折しやすくなったり
骨粗鬆症になりやすくなったり
筋肉の維持ができなくなって
筋肉が落ちてしまったりする。
最近では、新型コロナウイルス
にも感染しやすくなると言われてる。
犬はこの時期、熱中症予防のために
朝早くや夜遅くに散歩に行ったり
高齢になると散歩に行く時間も
減って家の中にいる時間が
多くなったり
家の中だけで暮らしてる猫は
暑いから窓に近づいて
日光浴しなくなったりして
日光を浴びる時間が少なくなる。
そうなると紫外線を浴びる時間が
少なくなって潜在的ビタミンD不足に
なりかねない。
エアコンの効いている部屋に
日光が入ってくるなら
窓はUVをある程度遮断して
くれるようになっているから
少し開けて
10分でもいいから日光を浴びる
時間を作るといい。
部屋に日光が入ってこない
マンションやアパートなら
猫はキャリーバックに入れて
少しの間ベランダに出て
日光に浴びるなど
工夫をしてもらうといい。
特に寝たきりの犬猫や
猫は外に行く時間がない
こともあるので
工夫して日に当たる時間を
作ってもらえるといいな。
この時期は暑すぎるので
日光に当たる時間を短くして
何回かに分けて日光浴してね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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