酸素は生きて行く上で最も重要で
酸素がないとすぐに死んじゃう。
数日なら食べなくても飲まなくても
死なないけど
酸素がなくなると数分で死んじゃう。
そのぐらい酸素は生きて行く上で
とっても大事。
なぜ、数分で死んでしまうのかと言うと
酸素は体の中に溜めておくことができないから
常に酸素を取り入れないといけない。
寝てる時も常に呼吸をしてる。
取り入れた酸素は常に使われ続けて
エネルギーを作り出して生きてる
エネルギーはミトコンドリアって言う
ところで酸素を燃焼させて
エネルギーを作り出してる。
(ぼくの話ではミトコンドリアがよく出てくる)
作り出されたエネルギーは80%が
体温を維持するために使われて
残りの20%が活動エネルギーとして使われる
体温を維持するためには
たくさんの酸素が必要なのさ。
動物の体温は38.5度ぐらいが
平熱だから
人よりも体温が高いから
体温を維持するためにはたくさんの
酸素が必要なのさ。
最近、ぼくが勝手に気になるのが
動物の酸素不足。
(いつもの持論だから信じるなよ！)笑。
特に小型犬や猫で気になる。
酸素不足になる原因は
運蔵不足やストレスなどがある。
小型犬や猫の運動量が少ない子が
圧倒的に多い。
特にプードルやダックスなど
猟犬なのに小型犬の子は
小型犬と言えども猟犬なので
運動量がめちゃくちゃ必要なのに
運動させてもらえず
筋肉を使わないためにエネルギーの
必要量が減って酸素の必要量が減って
酸素を取り込む量が減るから酸素不足になって
運動不足だから筋肉が落ちて細胞数が減って
必要なエネルギーを作り出せなくなって
エネルギーが減って悪循環になって
エネルギー不足、酸素不足になって
体調不良になっていく。
(うまいこと説明しきれてなくて
文章にすると難しい)笑。
ザックリ簡単に言うと
運動不足になると肉が減って
筋肉も細胞だから細胞が減ると
ミトコンドリアも減って
エネルギーを作り出すところが減ると
エネルギー不足になって、
酸素不足にもなって体調不良になる。
こんな感じ。笑。
ストレスを受けると呼吸が
早くなることで呼吸が浅くなって
呼吸が浅くなると肺で十分な酸素を
取り込むことができなくなるから
酸素不足になる。
診察室でも緊張するとハァハァと
パンティングする子がいるけど
緊張して呼吸回数が早くなって
酸素不足になって
更に呼吸が早くなる。
酸素不足によってエネルギーが
作られなくなると
エネルギー不足になって
なんとなく元気ないとか
なんとなく体が冷たいとか
なんとなく調子悪かったりする。
よく肝臓の値が高くなって
どこを調べても何を調べても異常がなくて
原因がわからない時は
酸素不足で肝臓の値が上がってることもある。
特に最近の小型犬や猫は運動不足に
なってる子が多い。
小型犬だから運動しなくていいって
わけじゃない。
猫は外に行かないから家の中で
過ごして寝てばかりいる
ぼくら飼主が運動させてあげないと
運動不足になる
動物も運動不足になると酸素不足になって
体調が悪くなるよ。
しっかりと運動させてあげて。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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