おはようございます。
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男です。
ペットの小さなサインに気づくのは
毎日みていると難しいと思うけど
その小さなサインを見逃さない
で欲しい。
昨日話した子もキャットフードを
食べなくなる前の日までは食べてた
と飼主さんはおっしゃるんだけど
ものすごい悪い腎臓の値だったので
何かしらのサインは出てた
はずなんだよね。
お水をよく飲むようになってたとか
おしっこが薄くなってきたとか
あまり動かなくなってたとか
食べるのがゆっくりになってたとか
高いところに登らなくなったとか
寝てる時間が多くなったとか
体重が減ってきたとか、
何かしらのサインは出てたはず
なんだよね。
あんな腎臓の値で元気だったはずが
ないんだよね。
もちろん急に悪くなることもある
けど、よく話を聞くとその前から
サインが出てるんだよね。
そのサインを見落とさないように
してほしい。
歳をとったからとか、
ちょっとみてたらよくなったとか、
こんなもんかと思ってたとか
よく言われるんだけど、毎日みてる
と飼主さんにはわからなくなってる
こともあるんだろうね。
毛の艶が悪くなってるのと
脱水しているのを飼主さんが
見分けられるかというと
難しいかもね。
体重が減ってることに
気づかない飼主さんもいる。
おしっこも猫砂で薄くなった
ことに気がつかないこともある。
毎日みえるとちょっとした
変化に気がつきに行くときもある。
それはわかる。
それでもペットは自分で「調子が悪い」
「病院に行きたい」と言えないから
ペット達のサインに気づいて欲しい
気づけない、わからないなら、
定期的に病院に連れてきて欲しい。
病院に来れば、体重が減ってる
とか、脱水してるとかわかるし
定期的に健康診断すれば、
早く異常に気づくことができる。
検査は高額になってしまうことも
あるけど、尿検査だけなら
そこまで高額じゃない。
尿検査でわかることが沢山ある。
もちろんわからないものもある
けど、異常が出れば
追加検査になるし、追加検査
すれば、わかることも出てくる。
ぐったりして、吐いて、
よだれ出て、下痢して、
痙攣して、意識がもうろうとして
亡くなっていく姿をみると
ペット自信もしんどいし辛い。
一緒に暮らしてペットからとても
沢山のことを学んだり、
幸せな時間を過ごしたりして
ペットから得られるものが
沢山あると思う。
ただ世話してるだけじゃないはず。
ペットから得られる恩恵が沢山
あるはず。
そのペットに敬意を示してほしい。
大切にしてあげてほしい。
日本語を話せないペットを
元気だからいいとか
食べてるからいいじゃなくて
ちゃんとみてあげてほしい。
小さなサインをみてほしい。
もしかしたら「しんどいよ」
「辛いよ」「痛いよ」「助けて」
と言ってるかもしれない。
それがわからないなら
プロに診せてくれ。
動物病院に来てくれれば
気づくこともできる。
あんなに辛い最期を迎え
させるのはホントに忍びない。
そうならないためには
飼主さんはペットのことを
よくみてほしい。
今日のまとめ
・ペットは小さなサインを出している
事がある。
・小さなサインを見逃さない
・小さなサインがわからないなら
動物病院に定期的に連れていく
でした。
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