たくさんのご質問をありがとうございました | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

ハロウィンにオーメン記念の

大質問大会でたくさんの質問を

いただきありがとうございました。

 

 

質問いただいて自分もとっても

勉強になった。

 

 

日々の診療で飼主さんにちゃんと

説明できていなかったなって

気づきもあり、反省もしたね。

 

 

診察時間の中の限られた時間で

どこまで説明できるのかを

考えていかないといけないな

って思った。

 

 

特に気づきがあったのが

予防関連に関してみなさんが

 

 

疑問に思ったり悩んだり

してるんだなーって知ることが

できたよ。

 

 

恥ずかしい話、自分は予防はするもの

当たり前のものと思ってた。

 

 

 

 

ワクチン打って病気の予防して、

狂犬病の予防注射打って予防して

フィラリア駆除を飲ませて予防して

ノミダニ駆除薬を付けて予防して

女の子なら避妊手術して

男の子なら去勢手術して

性生殖器の病気の予防して

 

 

予防するのが当たり前だと

思ってました。

 

 

自分が獣医になった頃は

ジステンパーやパルボに感染して

死んじゃう子がたくさんいたし、

 

 

 

 

院長は狂犬病の犬がまだいる頃の

話をよくしてくれたし、

 

 

フィラリアに感染して死んじゃう子も

いっぱいいたし、

 

 

 

 

ノミダニが多量に寄生してぐったりする

子もたくさんいたし、

 

 

「子供出来ちゃったんです。

おろせませんか?」

って言われることもたくさんあったし、

 

 

乳腺癌で亡くなる子もたくさんいた。

 

 

だから予防しなきゃ死んじゃうから

予防しようねって予防が大事だった。

 

 

予防することによって体に負担が

かかるリスクより死ぬリスクの方が

高かったから

 

 

死なないために予防をしてた。

 

 

それが当たり前の時代があって

みなさんが予防したことによって

段々病気が少なくなってきた。

 

 

 

オレはもう何年もジステンパー、

パルボに感染した子も診てないし

 

 

狂犬病も診てないし

 

 

フィラリアで死んじゃう子も

診てないし

 

 

ノミダニが多量に寄生してぐったり

する子も診てないし

 

 

「子供出来ちゃったんです

おろしてください」なんて言われる

こともないし

 

 

乳腺癌で亡くなっちゃう子も少なくなった。

 

 

そうなると病気がないなら体に負担を

かけてまで予防する必要があるのか

って思うね。

 

 

自分がまだ獣医になりたての頃の

あの大変だった頃のイメージから

 

 

 

 

現代のバージョンにバージョンアップ

できてなかった。

Windows95ぐらいだったね。

古いまんまになってた。

 

 

今の若い先生になんて

フィラリアに感染して腹水溜まって

フィラリアがたくさん感染して後大静脈に

フィラリアが詰まって血尿して

ベナケバ症候群になって

緊急手術することなんて

したことないもんね。

 

 

パルボウイルス感染症が大流行して

いっぱい下痢の子が来て

入院して治療するんだけど

バタバタ死んでちゃって

 

 

待合室にパルボウイルス感染症の子が

いっぱい待ってたので、

違う病気で来た子にも感染しちゃって

どんどん広がってちゃうことなんて

経験したことないね。

 

 

もうそんな大変なことになることは

ないから、大切な家族の体に負担を

かけてまで予防する必要があるのか

 

 

って思うのは当然だね。

 

 

今までは予防した方がいいですよ

って言ってたし、

 

 

獣医だから予防をすることによる

メリットの話はするけど、

 

 

飼主さんが自ら責任を持って

大切な家族の動物が予防しなくて

病気になった時のリスクと

病気を予防することによるリスクを

天秤にかけて考えて

出した答えを尊重していくように

しようと

 

 

今回の大質問大会のたくさんの質問を

もらって思ったね。

 

 

質問をいただいた皆様、

この場をお借りして御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

今日もありがとう
人間より動物好き獣医

シワ神シワ男

 

 

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