電通が心理欲求を活用した新マーケティング調査手法「欲求クラスター」開始した。
via:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010089-0927.pdf

詳細はわかりませんが、心理欲求とは面白い分類の仕方ですね。
見てみたい~
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株式会社電通は、人間の「心理欲求」に着目した新たなマーケティング調査手法「欲求クラ
スター」を開発し、オリジナルの消費者データベースを基にしたデータ提供を開始いたします。
近年、消費者のライフスタイルやメディア接触行動の多様化が進んでおり、性・年齢、職業
などのデモグラフィック情報だけでターゲット像を把握することが困難になってきています。
またコミュニケーションの対象とする消費者を、商品やサービスを共につくるビジネスパート
ナーとして位置づける考え方が生まれてきています。
そこで当社では、デフレ時代に消費行動を喚起し、消費者と良好なパートナー関係を構築す
る視点として、心理学の研究成果を活かし、消費者を「心理欲求」の視点から分類するマーケ
ティング調査手法を開発しました。「欲求クラスター」を活用することで、性・年齢等の属性
での消費者分類では把握し切れない、消費者の心のボタンを探し当てることが可能となります。
具体的には、電通独自の59 個の欲求項目を元に因子分析を行い、6つのクラスター(「豊か
な社会生活派」「いまを生きる派」「静かに過ごす派」「堅実な日常派」「自分の世界を満た
す派」「全てをつかみたい派」)に類型化しました。
6クラスターの構成比とそれぞれの特徴は、図1のようになっています。

広告マーケティングシンクロニシティ



また、性・年齢別に見たそれぞれのクラスターの構成は図2のようになっています。6クラ
スターの構成比は性・年齢別で特徴が見られますが、どの年齢層にも6クラスターの各層が一
定比率で存在しています。

広告マーケティングシンクロニシティ



当社では、オリジナルの消費者データベースをもとに、これら「欲求クラスター」と、属性
や価値観・商品の購買行動・メディア接触等の特長に関する調査結果を掛け合わせた、データ
提供サービスを行います。効果的なキャンペーン戦略の立案、コミュニケーションデザイン、
商品開発、グローバルでのリサーチ等において、消費者を分類する際に幅広く活用いただけま
す。電通では今後も、企業のマーケティング活動の支援となるソリューションの充実を行ってま
いります。
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