こんにちは、ファミーユのミルク猫部です。
タオちゃんは過酷な環境下で生き抜いてきた子なので、飼育上の課題がいくつかあります。
詳細はブログでお伝えしてきましたが、わかりやすいよう近況をまとめてみました
プロフィール01
推定2023年8-9月生まれの女の子で、2024年1月時点では生後4-5ヶ月。
体のサイズは同じ月齢の子と比べると小さめですが、パワフルでめちゃくちゃ元気です!!
▲ワンコ先輩が大好きです
▲新しいおもちゃを投入
予防医療
02
●おなかの駆虫薬 2回投薬済
●検便 異常なし
●3種混合ワクチン 2回接種済
●猫白血病検査 陰性
●猫エイズ検査 陽性
※子猫によくある偽陽性の可能性が高いため、再検査をする予定です
目の後遺症
03
猫風邪由来の重い結膜炎を患っていた為、両目の『瞬膜』が少し出ており、茶色く変色しています。
視力は正常で日常生活にも支障はありませんが、食後に涙が出やすいです。
排尿
04
膀胱が大きく尿を大量に貯める体質で、排尿回数は1日1-2回と少なめです。(一般的な子猫は4-5回、成猫は2-3回)
治療は必要ありませんが、48時間以内に排尿がない場合は病院で圧迫排尿をしてもらう必要があります。
最後に圧迫排尿を受けたのは12月上旬で、それ以降は順調に自力排尿できています。
トイレ
05
現在は鉱物砂のノーマルトイレを使用中です。
ケージ内に入れている時はトイレで排泄できますが、部屋で遊ばせている時は、トイレ以外の場所で排泄することがあります。
そのため遊ばせている間は監視が必要で、『排泄の兆候(ソワソワする、鳴く、掘る行動)が見られたらトイレへ連れて行く』というトイレトレーニングをしています。
現在のトイレ習得率は70%くらいですが、譲渡後は新しい環境に慣れるまで、再度トレーニングが必要になるかと思います。
※「システムトイレ」と「ノーマルトイレ」の違いはコチラ
猫風邪
06
猫風邪の一種であるクラミジアが原因で、瞬膜突出になった疑いがあります。
クラミジアはヒトの性病とは別物で、結膜炎を起こす猫特有の風邪です。
抗生剤と点眼点鼻で治りましたが、免疫力が下がると再発することがあります。
実際にワクチン接種後に再発しましたが、すぐに投薬治療を受けたので軽症(クシャミ、鼻水)で済みました。
クラミジアの注意点は、先住猫さんへ感染する可能性があることです。
クラミジア予防(=重症化を防ぐ)には、5種混合ワクチンが有効です。
ごはん
07
子猫用のドライフードをふやかして、1日3回与えています。
ドライフードのままでも食べることはできますが、こんなデメリットがあります。
①排尿回数が減る
②うまく飲み込めず吐くことがある
成長とともに上記体質が改善されれば、ドライフード1日2回が可能です。
現在は時々ドライフードのまま与えて、症状の出方を記録しています。
<つづく>