こんにちは、ファミーユのミルク猫部です。
退院後しばらくは、流動食を続けることになりました。
入院中はパウチの消化器サポートをブレンダーで液状化し、栄養補強としてカケシア(粉状の高カロリー食)を混ぜて与えていたそうです。
食餌自体は何でも良いらしく、とにかく「粒状を含まないこと」が重要。
病院で数日分の食餌をいただき、その後は子猫用のフードに移行していきました。
カロリーは2製品とも同じくらい(1kcal/1g)ですが、左のキトンの方がたんぱく質が高く子猫向きになります。
パウチ3袋くらいをミキサーに入れて、
ちゅーる状になったら完成。
少しでも粒が残っていると吐き戻してしまうので、念入りにチェックします。
そして開封後のウェットフードは傷みやすいため、1食分ずつ小分けにして冷凍保存しています。
給餌する時は1食分を解凍し、子猫用ミルクまたはカケシアを混ぜて与えます。
ウェットフードは成分の約8割が水分なのでカロリーが低く、ドライフードと比べるとカロリーは1/4程しかありません。
タオちゃんの場合は1日200kcal必要なので、
ドライフードなら50gで済むところ、ウェットフードは200g食べる必要があります。
体重800gくらいの子猫が、200g完食するのはかなり難しい
そんな時の救世主が、栄養補強製品なのです。
左が子猫用ミルク(5kcal/1g)、右がカケシア(6.5kcal/1g)です。ウェットフードの5~6倍の高カロリー!
おかげでウェットフードは1日60gで済みます
タオちゃんの食べっぷりはというと、
あまり積極的には食べてくれません
スプーンですくって、口元へ差し出すと食べてくれるので、補助しながらなんとか完食させています。
途中で休憩させたり、運動させたりで、1回あたりの食餌時間は約2時間。
時間はかかりますが強制給餌は必要なく、このまま吐き戻しが落ち着いてくれれば良いなと思います
<つづく>