こんにちは、ファミーユのミルク猫部です。
タオちゃんが入院していた期間は約2週間。
予定よりも長い入院となりました。
入院中は、
●「吐き戻し」と「尿の回数が少ない」ことの原因解明と治療
●「瞬膜癒着」の治療
などをしていただきました。
まだ完治はしていませんが、症状はずいぶんと改善し、入院中に判明したこともいくつかありました。
「吐き戻し」について
吐き戻しについては原因不明のままですが、流動食なら吐きにくかったそうです。
どうやら吐いてしまうのは、フードに含まれる何らかの「成分」に反応しているわけでなく、フードの「形状」が引き金になっていることがわかりました。
粒状のものが少しでも含まれていると吐き、流動食に少しだけウェットフードを混ぜても吐いてしまうとのこと。
しばらくは流動食を継続し、体の成長とともに改善されるか見ていきます。
「排尿回数が少ない」について
入院前の排尿は1日1-2回程度で、退院時もそれは変わらず。
子猫にしては膀胱が大きく、大量に尿を貯めていることが判明。そのため膀胱が満タンになるのに時間がかかり、なかなか尿意を催さない状態。なので1回量がとても多い。
膀胱が広がりすぎると良くないので、入院中は1日2回の圧迫排尿で尿を貯めこまないようにしていました。
退院後は自然排尿で様子を見て、48時間以上排尿がなければ圧迫排尿が必要。
直接的な治療法はないので、こちらも成長とともにおさまるかを見ていきます。
「瞬膜癒着」について
入院中に2回目の瞬膜処置をしていただきました。
かなり瞬膜が引っ込んでくれて、あまり気にならない程度にまで回復しました。
これ以上は癒着が強固で処置が難しいため、おそらく一生このままになります。
しかし成長とともに眼球も大きくなるので、相対的に今よりは瞬膜が目立たなくなってくるとのこと。
日常生活に支障はなく、視力にも問題ありませんので、目の治療はこれで終了となります。
<つづく>