こんにちは、ファミーユのミルク猫部です。
原因不明の吐き戻しは、さらに頻度が増えていきました。
吐くのは食べ始め2-3分以内で、吐く様子も少し変わっていました。
通常猫が毛玉などを吐く時はお腹が動き、ゲポゲポと音を立てて吐き出します。
タオちゃんの場合は喉がゴキュゴキュと鳴り、あまりお腹を動かさずに吐き出します。
なので嘔吐ではなく、吐出のように見えました。
嘔吐と吐出の違い
嘔吐(おうと)
嘔吐は、脳にある嘔吐中枢がなんらかの原因で刺激され、脳から神経系統を通じて「吐く」信号を発信し、胃や十二指腸の内容物が口から吐き出されることをいう。吐き気を催したあと、横隔膜が蠕動(ぜんどう)しゲーゲーと吐きそうな動作をしてから、下向きに吐き出す。吐き出されたモノは消化が始まっている状態。
吐出(としゅつ)
吐出は、神経系や筋肉などの異常、また食道に腫瘍や異物があったりなどのトラブルで、食べたものが胃に到達する前に食道から逆流し吐き出されることをいう。吐き出されたモノは未消化の状態でもう一度食べ直すこともある。頻繁に未消化の食べものを吐き出すようなら吐出の可能性が高い。前に飛ばすような吐き方が特徴。食道拡張、重症筋無力症、若齢の心臓の血管の奇形など、なんらかの理由で食道の運動機能が著しく低下したときに吐出することがある。
参照元:ユニ・チャーム
頻繁に吐出しているということは、まさか巨大食道症。。。
過去にこの病気で亡くなった子猫がいるので、居ても立ってもいられなくなりました
タオちゃんのごはんは「ふやかしたドライフード+ミルク」でしたが、食道を通過しやすいようミルクだけを与えてみました。
しかしミルクも全て吐き出してしまう。。。
まだ元気はあるものの、2日連続で体重は減少し、栄養+水分もほとんど摂れていません。
翌日が再診の予定でしたが、1日前倒しで病院へ連れて行きました。
血液検査、レントゲン、エコーなどでしっかり調べてもらったところ、これといった悪い箇所はありませんでした
心配していた食道も問題なし。
ただ院内でごはんを試すと、やはり吐いてしまいました。
健康な猫さんでしたら「胃腸薬でしばらく様子見」ということもできましたが、発育不良のタオちゃんは急変するリスクがあった為、数日入院することになりました。
<つづく>