アッという間に2月 昨日立春も過ぎました。
まだ、肌寒くまだ春は少し先の様です。
時の流れは、早く過ぎてゆくのに
いつまで経っても変わらないのが 私の「 物欲」です。
Amazonから、格安の商品の案内が来ました。
60%引き・・・それが
以前友人から紹介されていた
トランジスターチェッカー機能が付いたオシロスコープです。
まさに興味津津
こんな商品です。
友達から紹介されたトランジスターチェッカーが以前は、格安だったのに
現在は、2,000円 ~ 3,000円もする。
このトランジスターチェッカーは、
超簡単にトランジスターのテスト、種別の判定が出来る代物です。
少し詳しく説明すると
ベース、コレクター、エミッターの判定や、NPNかPNPか、FETの判定も出来
更にLCR(リアクタンス、キャバシタンス、抵抗)の測定も出来る
電子工作者にとっては非常に便利なものです。
しかも、以前はかなり安かったんです。 1,000円台かな。
AliExpressだとあまり安すぎて機能を疑う100円台の時もありました。
が・・・今では、AmazonもAliExpressも結構な値段です。
それがですね。
Amazonで
トランジスタチェッカーだけでなくオシロスコープの機能も付いて
4,980円だったんです。
もう、直ぐにカートへクリック。
だめですねぇ。 こんなモノみるとすぐ欲しくなってしまいます。
ということで、今日は思わず買ってしまった
この商品の紹介をしてみます。
商品は、いつもの中華製ですが、しっかりとメーカー名と型式が乗っています。
メーカーは、FNIRST なんて読むんでしょう?
型式は、DSD-TC2
いつもの適当な包装ではなく、しっかりした箱に入っていました。
ちゃんとした商品の内容
電源は、リチューム電池が内蔵されおり付属のタイプCのUSBケーブルで
充電出来ます。
最初に携帯充電器(5V-1A)で充電してみると
1Aの電流で充電しています。 フル充電時間は、約1時間でした。
充電中は、本体に赤いLEDが点灯し、充電が完了すると青色表示に変わります。
電源スイッチを短時間(1秒ほど)を押すと電源ONとなり
下の様な、表示が出てきます。
始めは、上のMos Test が青く選択されています。
この状態で 「OK」 を押し 試験端子に接続された素子の
テストに入ります。
こんな表示が表われて
結果が出る。 いたって簡単な操作です。
実際に色々な部品を測定してみます。
LEDの場合 テストモードに入ると一瞬ダイオードが点灯
その後下の写真の様に
Vfの表示と1番がカソード 2番がアノードを表示
積層セラミックコンデンサー 2.2μ 測定値は2.181μ Vloss=0.3%と表示
ESRは測定出来ないようです。
電解コンデンサー 180μ 測定値163.3μ Vloss=0.5%
NPNトランジスタ(2SC1815) NPNトランジスタと表示され足の順に
左からエミッター、コレクター、ベースと表示
更にhfeも表示されている。
試験で使ったトランジスタは、ランクが不明
GRなら200~400で適合
コイル(リアクタンス) 値不明 測定値0.6mH R=0.2Ω
一応、動作的にはOKの様子です。
次に、オシロスコープの機能ですが
モードをオシロスコープに設定します。
すると次の様な画面が出てきます。
次回は、実際に波形を測定してみたいと思います。
今回、Amazonで購入したこのオシロスコープ+トランジスタテスター
なんですが、この格安の出品が無くなっていました。
現在同じ機種で表示されているものは余りに高額です。
購入は、
このDSO-TC2の後継機の DSO-TC3が出て来ており値段もそんなに
変わらないのでちらがオススメです。
後継機のDSO-TC3は、
オシロスコープの測定帯域が200MHz → 500MHzにUP
発振器としての機能が追加され、正弦波、方形波、三角波などの
出力が可能となっています。
価格も色々ですが、最安値との違いはBNCタイプのプローブが
付属していることで高くなっているようです。
今日もご覧頂きありがとうございました。