続きです。
その1はこちら▶︎「旅の終わり」にたどり着いた場所 その1
旅をしていた期間の2021年から2023年は
私にとっての天中殺の期間でした(私は天中殺を3年で見ます)
ちょうど大運の切り替わり時期もあったため
運気が結構なインパクトをともなってやってきたように思います。
旅が始まるきっかけだったユニコーンに再度ハマったのが2021年。
推し活とか生易しいものではなく
過去に置いてきた自分と何度も対峙させられました。
できればもっとゆるく生きていたいと心から願う・・・
足がしっかりしたと感じたのと同じころ
自分がスニーカーをそんなに好きでなかったと気づきました。
スニーカーそのものが好きじゃないというよりも
旅だからどこにでもスニーカーというのが苦手だったのです。
2021年から2023年にかけて
ホテルのアフタヌーンティーなど良い場所に行く機会が増えました。
今は昔ほどドレスコードについてとやかく言われませんが
どこにでもスニーカーを履いていくことを好きになれなかったのです。
旅は非日常だから、どうしても負荷がかかります。
だから少しでも楽になるようにと荷物を厳選し続けていました。
スニーカーもその中の1つでした。
どこででも使えそうなもので(せめてもの黒のスニーカー)
足が少しでも楽なものを探して履いていました。
ダメにしたあと同じものを2回購入するくらい気に入っていました。
よく歩くことやライブが目的の旅が多かったので
スニーカーは旅の足元としてとても都合が良いものでした。
けれども10月に東京へ行ったとき
「好きではないスニーカーを履いて自分を鼓舞しなければ行けないような旅」
をもうしたくないと思ってしまったのです。
その1でも書いたように
2023年は暗くて何も見えない海をずっと泳ぎ続けているようでした。
目的があったからどこかへ行くのではなく
「行くこと」自体が目的だったからです。
目的なく行くことができないと思ったから
仕事を作らなければと思ってしまいました。
それが苦しくて
行くこと自体がしんどく感じられるようなりました。
そんな私を助けてくれたのは
行った先で会う約束を交わした方たちでした。
友人、知人はもちろん
お会いしたお客様すべてそうです。
私と会うために時間をとってくださってありがとう。
皆様がいてくださったから
私はこの旅路を無事に終えることができたのだと思います。
どこかへ行くことがしんどいことだって知っているから
私を訪ねて来てくださる方には本当に感謝しかありません。
時間や手間をかけて来てくださって本当にありがとうございます。
この旅路にテーマがあるのなら
2021年、2022年は「過去を閉じる」で
2023年は「信頼する」でした。
2021年に今ほど面識のない状態だった宮崎真由子さんが
武道館にお連れしますよと申し出てくださったとき
その申し出に信じられないくらいびっくりしている自分がいました。
同じような方がいたら自分も同じようにするだろうに
私なんかにそんなことをしてくれるなんてと
そう思わずにはいられませんでした。
同時に、そう思う自分が
想像以上に人間不信になってしまったことに気づかされました。
(私は人間関係の問題で休職→退職しています)
自分が安全にいられるホームである大阪を出て
誰も頼ることができないひとり旅を重ねることは
自分自身に対する信頼を取り戻すことでもありました。
そして同時にひとりではできないことがあることを
再確認する道のりでもありました。
たくさんの方に助けられて今の私があります。
ここ数日間ずっと聞いていた曲があります。
ミッシェルガンエレファントの「世界の終わり」です。
ミッシェルはリアルタイムで見ていましたが
追いかけるほどのファンではありません。
きっかけはやっぱりユニコーンです。
チバさんの訃報が出たあとに奥田さんが弾いたのが
「世界の終わり」でした。
▶︎R.I.P.
そういえばちゃんと聞いたことがなかったなと動画を探していて
奥田さんが歌った「世界の終わり」にも出会いました。
この曲を聞いたときに本当に終わったのだとはっきりと自覚しました。
私は何かのサインやアドバイスを誰かの言葉で受け取ります。
「世界の終わり」というタイトルのとおり
今はまだその何かを言葉にするのは難しいのだけど
私の中で完全に何かが終わったのです。
人間は日々変化しているから
今日までにお会いした方とまた会うことができるのかはわかりません。
私にまた会いたいと思ってもらえる魅力がないかもしれませんし
単純にタイミングがはずれていくこともあるでしょう。
この旅路の中で私と出会って
思い出してまた会いたいと思ってくれるなら
たまには会おうよと言ってほしい。
言われなかったらさびしいけれど、それも仕方のないことなのでしょう。
自分でも言ってしまうことがあるくせに
叶わないかもしれない「また会おうね」を言われるのは苦手です。
その気がないならまた会いたいとどうか言わないで。
私は私と会いたいと真剣に思ってくれる方と会いたいのです。
だから私も会いたいと思ったら
真っ直ぐに会いたいと言います。
私がまた会いましょうと言うときはいつでも本気です。
2024年の2月で私の天中殺の期間は終わります。
それに合わせるように
遠くへ行く予定は2024年1月の名古屋が最後となっています。
この先、この2年とちょっとと同じように私が動くのかはわかりません。
天中殺は通常とは違う状態なので
どこかへ出かけても友人としか会わなくなるかもしれませんし
反対に仕事しかしなくなるかもしれません。
先のことはわかりません。
コントロールしようとしてもコントロールしきれないのを
この数年で嫌というほど実感しました。
だから皆様、また次会う日までどうぞお元気で。
心から幸せを願っています。
なんか困ったことがあったら助けに行くから
そのときは連絡してきてね。
先日、友人に
伊藤からもらったものはご利益があると思う
と言ってもらいました。
もしもそうなれているのならうれしいなと思います。
余談ですが、ミッシェルの曲というと一番に浮かぶのは「バードメン」です。
ふとどんな歌詞だったかなと思って検索してみたら
軽くなるだけあとはトぶだけ
という歌詞を見つけました。
そ、そうか・・・
あとは飛ぶだけなんだ・・・
(重ねて言いますが、私は誰かの言葉がサインになる人間です)
おあとがよろしいようで・・・(まったくよろしくない)
<2021〜2023年の記録>
・熱狂するということがやってみてもいまだにわからない<食神・偏印>
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