これを書いてる今、私は東京にいます。
今回は５泊とかなり長く滞在しています。
もともと１０月１６日に福島県であるフェスにユニコーンが出演するというのを知って
発売と同時にチケットを取って福島県行きを計画しました。
初めての東北行きです。
▶︎LIVE AZUMA 2022
そのときは東京に来る予定はなかったのですが
ツイッターで東京でイベントしたいと投稿したら開催してほしい！と反応いただき
気がつけば東京と東北を往復する５泊６日の滞在が決まっていました。
（イベントはこちら▶︎【開催終了】運気や命式を読みながらお菓子を食べよう会のお知らせ）
個人セッションにもご予約いただき
お会いしたかった方たちにも会えて
とても楽しい東京滞在を過ごしています。
福島に着いてまずはお友達のこはるさんとお茶しました。
こはるさんと会うのは約１年ぶり。
このフルーツの豪勢さ！
その後、福島に来るなら会いたいと声をかけてくださった方お２人と
グループセッションでした。
（直前まで予定が決まらずゆっくり時間が取れなかったので一般募集はしませんでした）
来てくださったお２人様、ありがとうございます！
ツイッターにご感想いただきました。ありがとうございます！
お２人と福島駅で別れ、フェス会場に移動しました。
５月に初めてフェスに行きましたが、このときは家族と一緒でした。
▶︎インドア人間、野外フェスに行く
なんとなくフェスは誰かと連れ立っていくものな気がしていたのですが
私以外にも１人で来られてる方もいらっしゃいました。
目当てのユニコーンは大トリ。
少し前から行って、じりじりとステージに近寄っていきました。
今年のユニコーンは屋内、屋外合わせて４回出演しています。
アルバム発売に合わせたツアーを終えたのが去年の１１月。
そのツアーのスピンオフツアーが２月から始まり
（スピンオフツアーって何と当時思いましたが、今でもわかりません）
その流れのままフェスに出演されていたので
セットリストはどこでもほぼ同じでした。
だから完全に油断していました。
セトリがこの日変わりました。
始まりの曲から違ったので「え？え？？え？？？」となっていました。
ユニコーンのファンの中には
「すばらしい日々」がトラウマであると語る人が
少なからずいらっしゃいます。
私もやはりその１人です。
「すばらしい日々」は解散前最後の曲で
アルバム制作途中にドラムの川西さんが脱退し
４人の状態で発表された曲です。
何度かここでも書きましたが
私にとってユニコーンは
最大の推しであるとともに最大のトラウマでもあります。
今でも私は「すばらしい日々」を聴かないように避けていますし
「すばらしい日々」の収録されたアルバム「スプリングマン」も
いまだに１回くらいしか聞けていません。
６月のフェスでフジファブリックがこの曲をカバーしたとき
イントロが流れた瞬間にわかりやすくビクッとなってしまいました。
そんな最大のトラウマ曲である「すばらしい日々」が
「ちょっと有名な曲もあるんですよ」
という奥田民生さんの紹介とともに始まりました。
結構多くの人がいらっしゃったのですが
イントロを聞いた瞬間
周りの方がわかるくらいビクッと身体が震え上がりました。
もしかしたらこの先ずっと生で聞く機会はないかもしれないと
そう思っていたその曲が目の前で奏でられていて
それは私がよく知っている４人での演奏ではなくて５人での演奏で。
気がついたら泣いていました。
終わるまでずっと泣いてました。
演奏はすごいけど
それ以外はゆるい彼らです。
ピック飛ばしても客側まであまり届かなかったですし
（次はもっと飛ばしてくれ）
バラードはしんみりと聞かせるけれど
どちらかというとライブ中は笑いがこぼれることが多いです。
そんな中１人、号泣レベルで泣いてたので
まあまあ目立っていたかもしれません。
その後ももう１曲
同じように生で聞くことはないかもしれないと思っていた「大迷惑」も演奏されて
楽しいんだか驚いてるんだか、自分でも何が何だかわからない状態のままでした。
（いえ、楽しかったです）
１年前の２０２１年１０月１７日に書いたのがこの記事でした。
結構な回数のユニコーンのライブに行きながらも
この熱はいつまで続くのかなと私は今でも毎回考えています。
ユニコーンのライブに行き始めたころに思っていた「大迷惑」を生で聞くのが叶い
長い間のトラウマの曲であった「すばらしい日々」も生で聞けて
１年間わからないままでも動いてきて良かったなと思いました。
お客様にもお話しするのですが
自分から動く人間には運がついてきます。
頭であれこれ考えていても何も始まらないんですよ。
やってみて初めて気づくことができます。
その対象が何であっても
これだけお金をかけたから回収できるみたいな
わかりやすい収益性や有益さもありませんし
ただ時間もお金も労力も浪費しただけで終わるかもしれません。
楽しくても苦しくても続けていたら
あるときふっと、あ、このために動き続けていたんだなと思える日が来ます。
それは明日かもしれないし
一生来ないかもしれない。
けれどもやってみないと絶対に来ないのです。
ユニコーンを追いかけ出してからは１年ですが
私が自分のために動き続けてこの瞬間を迎えるまでに３０年かかっています。
（ユニコーンの解散は私が１４歳のとき）
どうしたらいいのかわからなくても
とりあえず動いてみたら運命はなんらかの答えを渡してくれます。
自分の欲しいと願ったものでなかったとしても
それをきちんと受け取って、大事に抱きしめてみてほしいと思います。
最初から結果ばかりを見ていたら、運命の女神は微笑んではくれません。
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