占い師の伊藤 恵利子です。
占いは
「当たる」
「当たらない」
という視点で判断されることがよくあります。
「占いなんて当たらない」と断言する方もおられますし
「この占いは当たる」という表現は
占いのサイトやアプリの広告にも使われています。
ですが、この「当たる」「当たらない」は
占いの受け取り手によって大きく変わります。
それは何故なのでしょうか?
たとえば
「○月○日に××の売り場で宝くじを買ったら当たる」
という占いがあったとします。
(私はギャンブルについて占わないので、あくまで例えです)
この言葉が現実になるためには
・売り場の場所を調べる
・身支度をする
・お金を用意する
・宝くじを買いに出かける
・宝くじを買う
の5つの行動が必要となります。
もしも宝くじを自分で買いに行けないなら
・誰かに宝くじを買いに行ってもらうことを依頼する
も出てきます。
ただし、ここに
「自分で買いに行かなければならない」が条件としてあるなら
自分で買いに行けない時点で
上記の言葉は叶わないことになります。
・売り場の場所を調べる
・身支度をする
・お金を用意する
・宝くじを買いに出かける
・宝くじを買う
・誰かに宝くじを買いに行ってもらうことを依頼する
などの行動の前に
最も必要で重要な行動があります。
それは
宝くじを買うか、買わないかを決めること。
聞いたことを実行するかどうか
まず自分自身が決めなくてはなりません。
この部分だけは誰も代わることができません。
占いが当たるのは自分が当てると決めたからですし
占いが当たらないのも自分が当てると決めなかったからです。
これは良い結果だけではありません。
悪い結果の占いが当たるのは自分が当てないと決めなかったからですし
悪い結果の占いが当たらないのは自分が当てないと決めたからです。
占いで垣間見た自分の理想の未来や可能性を当てたいと思うなら
まずはそうなるのだと決める行動をしてほしいと思います。
それが自分の願いごとを叶えるための第一歩となります。