※２０２２年４月の記事を加筆修正してます。
願いごとが叶う条件というのはいくつかあるけれど
その１つに「握りしめないこと」というのがあります。
ご存知の方もいらっしゃると思うのですが
・宝くじを買ったことを忘れていると当たる
・チケットをギリギリまで発券しないと良席が来る
のような都市伝説的な（？）ジンクスがありますが
これも「握りしめない」の１つです。
ではなぜ「握りしめていると願いが叶わない」のでしょうか？
「握りしめる」というのはルートを限定することを意味します。
たとえばお金を手に入れるとき。
自分で稼ぐお金もあれば
誰かからいただくお金もあります。
手元にやってくるお金も
お札もあれば、小銭もありますし
日本円もあれば、アメリカドルもあれば、ジンバブエドルもあります。
また、お金の形をしているとは限りません。
金塊かもしれないですし、砂金かもしれませんし、宝石かもしれません。
はたまた土地かもしれません。
お金だったらまだわかりやすいかもしれません。
自分が願いを叶えることのできるチャンスでしたらどうでしょう？
自分が「このシチュエーションで願いが叶う」と考えていたら
それ以外のチャンスがやってきても気づけないかもしれません。
この状態を算数に例えると
１＋１＝２
だけを知っている状態です。
答えが「２」になればいいのであれば
５−３＝２
でもいいですし
１×２＝２
でもいいですし
４÷２＝２
でもいいですし
−４＋６＝２
でもいいはずなのです。
願いが叶わないと思われる方って
１＋１＝２以外は答えではない
と思っているから叶わないのです。
これが握りしめている状態です。
握りしめるのは願いごとだけではありません。
悩みもまた握りしめるものの１つです。
ご本人は無意識なのですが
私はこの悩みを持っている
だからこの悩みを解決したら全てうまくいく
そう思っておられる方は少なくありません。
このあたりでも書きましたが
悩みの大半は本来の願いを隠すダミーです。
悩んでいるときに持っている願いごとって
本当は叶ったら困ると思っています。
だから叶わないのです。
私のセッションに来てくださる方は
悩みがあって解決したい方もいらっしゃれば
やりたいことがあって実務的なアドバイスがほしい方もいらっしゃいます。
悩みがあって解決したい方も
やりたいことがある方も
その悩み、やりたいこと自体が本来の願いではないことがあります。
お話ししていると私は気づくのですが
それをお伝えすることは基本的にありません。
自分で気づかない限り
誰かから聞いただけでは変わらないからです。
私のセッションが長くなりがちなのはここに理由があります。
もう少し時間をかければ
この方は本当に解決すべきことに手が届く
と思うと、ついつい時間をかけたくなります。
肩こりとかの、こっているところの芯の部分に手が届くというか。
でも時間をどれだけ延ばしてもたどり着けないときもありますし
お客様自身が実は解決したくないと無意識に思っていることもあります。
それは自分の持つ回答だけを握りしめてしまっているときです。
私のセッションを受けたあとに
ご自身がそのとき考えておられる願いが叶ったとしても
ご自身が気づいていない願いが叶ったとしても
どちらにしてもご自身が思うとおりになっていません。
自分の思うとおりにならなかったという不満だけが残るでしょう。
自分の願いごとが叶わないと思われる方は
自分の答えだけを握りしめていないか確認してみてほしいと思います。
願いごとを叶えるにはその方ごとに最適なルートがあります。
そのルートを知りたいと思われる方はセッションで一緒にお探しいたします。
ビジネスでのお悩みはコンサルにて承ります。
私自身がもうすぐ５年となる事業経験と
四柱推命の観点からの第三者目線で
ビジネスがもっと上手くいくやり方を探っていきます。
＜参考記事＞
