数札はあまり比較されることがないように思いますが
2なら2、3なら3で比較してみると見えてくることがあります。
エースもそうですね。
能動と受動の比較にもなるし
過去と未来の比較も出来ます。
同じ「1」なので
始まりということには違いないのですが
でも4枚もあるのには
きちんと理由があります。
過去×能動
未来×能動
過去×受動
未来×能動
の違いがあるわけです。
これは他の数札でももちろん言えることで
例えば同じ「2」であっても
目先のやりくりは出来ているペンタクルの2と
絶望の淵に立たされて(座ってるけど)いるようなソードの2では
受ける印象が全然違います。
本来タロットは理論的なものではなく
「印象」で見るものです。
だから、ロジカルに突き詰めて「これが出たからこう」
と言えるものではありません。
中には、サイキックの要素がないから
自分はガリ勉タイプです、
一生懸命教科書を覚えました
と言っている人もいますが
実際に見るときに
その組み合わせを全部覚えたかというと
そんなわけないので
(そんな記憶力あるなら他で使った方が←)
組み合わせによる解釈は絶対に
「印象」で見ているはずなんですよ。
でも、例えば7と2が組み合わさるのと
7と8が組み合わさるのでは数字の意味も違うし
絵も違います。
ではその理屈をどう解釈するか?
というところで、サイキックな能力が開花するわけです。
タロットは「そう思った」ならそれが正解だし
1枚ずつのカードの意味をきちんと理解していれば
覚えなくても出来るようになります。
「そう思う」の土台を作るのが、
カード1枚1枚の意味を理解することにあります。
理解するのと覚えるのは全然違うので
面倒でも最初は
全部並べて(すっごい場所取るけど)
比較してみることをお勧めします。