関係記事

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その1(政府を決して信用してはならない)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その2(デマ拡散と大衆の「民度」)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その3(目玉や鼻をえぐり、腸や胎児を引きずり出す)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その4(「天皇制」サイコパス国家への批判)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その5(なぜ政府は『虐殺』を画策したのか)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その6(体制維持の「生命の道具化」と「隠蔽工作」)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その7(極度の「情報統制下」にあった朝鮮半島)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 最終回(なおざりにされる『教訓』と『生きづらさ』)‐

 

‐シリーズ・関東大震災と朝鮮人虐殺の全貌 その6(体制維持の「生命の道具化」と「隠蔽工作」)‐

 

‐シリーズ・布施辰治と在日朝鮮人 その7(虐殺真相究明に対する帝国政府の妨害と朴烈事件の経緯)‐

 

‐シリーズ・朴烈事件を追う その10(新井初代の「証言」≒関東大震災の「流言飛語」)‐

 

 

・朝鮮人虐殺もコロナ騒動も 「根は同じ」

 

 

2020年12月24日号 『週刊文春』記事より

 

事のあらましを辿れば、『大正デモクラシー』により民権拡大による「反戦」「軍縮」に怯えた帝国政府が、自らの強権確保を目的とした“新たなる脅威を作り出す”において、偶然おこった関東大震災を契機に・・・当時は国を奪われ「日本人」でありながら、皇国史観帝国主義政策によって、日頃から「ウイルス扱い」された内地朝鮮人を『スケープゴート』に、壮大な茶番劇が繰り広げられました。

 

 

ちなみに出口氏は「スペイン風邪」が日本経済の不振を招いた理由付けとしているが、漫画家の小林よしのり氏と“認識の差”を示している。

 

そもそも、新コロとスペイン風邪を比べること自体、両者の「殺傷力」は違いすぎる上に・・・100年以上も前の日本社会と今では、衛生観念や医療体制も比べ物にならない意味で、理由付けとしてはやや苦しいものがあります。

 

しかし、「共通する面」においては、マスコミ発の“インフォデミック(情報感染)”によって、関東大震災の「自警団」コロナ騒動における「自粛警察」や「マスク警察」の出現は、おそらくこの社会の“継続する病理”だと、私はつよく意識します。

 

概ね『ゾンビ企業』と銘打って、お金中心主義に基づく「国際競争力」云々を抜かして、弱者切り捨てによって自殺者や経済死が続出すれば・・・より社会は荒廃するし、余裕を失った人間たちは「外部」に敵を見出し、奴らのせいで俺たちが苦しいんだと・・・さらに立場が苦しい人々に“鬱憤晴らしの矛先”が向くだろう。

 

‐【初公開】写真の中の近現代史 その1(在日コリアンの友人提供)‐

 

 

※画面左下の『内務省公表記事』写真(当時)は、先の『義烈団』金祉変の行動に対するもの

 

‐シリーズ・布施辰治と在日朝鮮人 その9(朴烈事件以後の『義烈団』金祉変の弁護について)‐

 

こちらは「関東大震災以後」の記事ですが、新聞記事で露骨に「不逞鮮人」という差別用語(ヘイトスピーチ)を垂れ流す時点で、大日本帝国がいかなるシロモノで、そうした“酷すぎる情報リテラシー”の中で、臣民は「物事を発想」し理解していた。

 

 

・こうした過ちを 繰り返さないためには・・・?

 

 

物事を突き詰めれば・・・明治以来、福沢諭吉が述べたことに帰結するし、『近代帝国主義』という一つのくくりで物事を俯瞰すれば、それはひとえに国境や民族、文化など「思い込みが過ぎた時代」であったと言えよう。

 

 

3分で理解する「教育の1丁目1番地」 - YouTube

 

 

官民調和、学問を受ける者(有資限定)「報国致死の精神」を持った『小臣民』になる事実を・・・民衆は政治には関わらず、ただお上や世間の“言うなり”になればよろしいという福沢諭吉の教育精神は、本来の『学問の在り方』と乖離した異形態(キメラ)であると思う。

 

大西つねき氏が述べるように、一人ひとりが「自立した精神」をもとに、ひたすら思考を積み重ねて、能動的かつ自発的な選択を取り続けることに、己の“自由”を認識し、同時に他者の自由も尊重する(公共の福祉)意味において、真なる『民主主義』を実現すると思うのだが、現在の金融資本主義(お金がすべて)のシステムによって、人々は「考える時間(余裕)」を奪われ、資本家の小作人として「仕事まみれの状態」になって、給料をもらい生活をするために、組織に従属し、その総合体たる世間の目を恐れ、表現の自由を手放し、彼らが導く“破滅”に向う、屠殺場に向かう家畜のような存在となっているのは、最近のニュースで45歳以上の大企業サラリーマンの「大規模リストラ」から見ても明らかでしょう。

 

 

 

人類は有史以来の転換期を迎える(Live配信2020/12/22) - YouTube

 

物事の本質からすれば・・・、私たち人類森羅万象の『宇宙の知識』から見たら「限りなく0」に近い、本当に「何も知らないレベル」にあると思います。

 

ゆえに、その中で掲げる価値観や発想が、如何に陳腐で粗末で落伍したものかは、容易に想像できるだろうし、今までの「地球人的発想」をぶち壊す過程において、友人(共同管理者)や私のアイデンティティや歴史は「一瞬で吹き飛ぶ」だろうし、この“カオスに満ちた世界”と向き合うなかで一番重要なのは・・・、ただただ自由に発想し、その時々で対処法を考え、今まで蓄えてきた知識と経験は、小さな「ひとつの素材」に過ぎず、引きずるべき価値観でないことです。

 

最後は抽象的な話になってしまいましたが、「今までの因習」があるからこそ、世間や同調圧力など「しょぼすぎる圧力」に怯え、私たち一人ひとりの発想さえも制限され、自らの保身に走る状態に押し込められ、それが人類にとっての「アップデート阻害要因」であることは明白でしょう。

 

 

<参考資料>

 

2020年12月24日号 『週刊文春』記事

 

・Youtube動画 『3分で理解する「教育の1丁目1番地」』

 

・同 『人類は有史以来の転換期を迎える(Live配信2020/12/22)』

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

ブログランキングに参加しております。

皆さまのご支援が頂けるとありがたいです

(下のバナーをクリック)

 

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村