えどりんの散歩みち -99ページ目

皇海山【過去レポ】

皇海山(すかいさん)

群馬県 2,144M 日本百名山

2008年 6月28日(土) 日帰り

皇海橋~不動沢のコル~皇海山山頂(往復)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 

前回の山行きですが、忘れないうちにUPしておきまーす。

これからは、過去の登山もなるべく思い出して、順次UPできるようがんばりまっすグー

 

 


 

 

さてさて、百名山でまだ行っていない日帰り可能なところを探してみると、北関東がけっこう残っていることが判明。

そこで、早速選んだのが、皇海山。

なぜなら、名前がカッコイイキラキラから。←これってけっこうみんな考えてると思うんだケド。

「すかいさん」なんて、絶対読めないですよね、普通。

由来は、昔「サク山」→「笄山」→「皇開」→「皇海」になり、皇はスメと読めるから「スカイ」になった、らしい。

わけわからん(笑)

 

 

ま、ようするに、てきとーに選んだのですにひひなんてね。

 

 

 

とはいえ、出発前に調べてみると、なかなか通好みの山らしい。

 

かの深田久弥氏は、足尾側の庚申山~難所の鋸山~皇海山ルートを通ったらしいのですが、

このコースの往復は頑張っても13・4時間くらいかかるみたいで・・・

あきらめました。←旦那さんの寝不足体調不良もありまして。

 

 

でもって、今回選んだコースが近年メジャーになっている利根側からアプローチする皇海橋コース。

でも、でも、このコースもある意味すごかったあせる

国道120号沿い吹き割りの滝手前を右に曲がって、栗原川林道入り口から登山口である皇海橋まで、約20kmの悪路ドクロ

事前情報だと、時速10キロで1時間半、狭い砂利道で片側はガードレール未整備も多々ある崖。「崖崩れによりしばしば通行止めなる」なんて書いてあるし・・・

 

 

で、実際行ってみましたが・・・

 

ヒドカッタドクロドクロドクロ

 

砂利道というより、岩のゴロゴロ道。落石らしき大きな石もゴロゴロ。枝が車のサイドをこすりまくる。

我が家の車は、車高の低いレガシーくん車ああ、なんてかわいそうなんでしょしょぼん

岩がヒドイところを通過するたびに、下がこすれて「ガリ、ガリ」と悲鳴をあげるんです汗

これじゃ時速10キロも出せやしないよ・・・

登らず帰るわけにもいかず、なんとか2時間ちかくもかけて頑張って、皇海橋までたどり着きました。

 

実は、後でとんでもないことが起こるのですが・・・

 

 

さ、ここからは気持ちを切り替えて、楽しい登山~アップ

 

とスタートして、ふと気づく。

 

 

デジカメ忘れたぁぁぁぁぁ~ガーン

 

 

なんてこった・・・私としたことが。

というわけで、ここからの画像は携帯カメラでの撮影したものでございます。

携帯だとあまりパシャパシャ撮る気にもなれず・・・画像も少なかったョ。。

 

 

テンション低めで登り始めたのですが、でもやっぱり山は山。

歩いているうちに、美味しい空気に気持ちもリフレッシュできました。


皇海山:下
 

 

中間点までは、最初に沢を渡り、その後もしばらく沢沿いを歩きます。

林の中でも水の側だと涼しくて気持ちよかったー

 

 

中間点を過ぎると、樹林帯の急坂を登ります。(ロープ、クサリあり)

 

けっこう崖を登ってるみたいなところもありました。

 

 

ほどなくして、不動沢のコルに到着。

 

ここからは鋸山のギザギザが展望できて、見所のはず・・・

が、真っ白けっけで見えずむっ

今日は、くもりだったのでありますくもり

こればっかりはしょうがないねー

 

 

はい、では先を急ぎます。

 

 

 

少し登山道の笹が高くなり、少々コギます。

 

ちょっと不思議な空間があり・・・


皇海山:中腹

ここから先は、また急坂。

 

 

途中、シャクナゲが綺麗に咲いていました。

 


皇海山:シャクナゲ
 

 

 

そして、1時間もしないで、山頂到着ー音譜

 

展望は良くないし、少々狭いですネ。


皇海山:山頂

 

 

木々の間から、日光連山、燧ケ岳、至仏山などの眺望が楽しめるらしいのですが、やはり曇りの為NG

 

まぁ、のんびりお昼を食べて、ゆっくり過しました。

ここは、渡良瀬川の水源らしい。

 

 


皇海山:山頂2

 

それでは、下山です。

行きと同じルートを戻ります。

不動沢のコルまで下りると・・・

あー、鋸山のギザギザ見えたー!!↓画像だとちょっとわかりづらいかな


皇海山:鋸山

深Qルートだと、このギザギザを通ってくるんだなー

登山地図だと、ここは点線になっているということは・・・

かなりの難所なのでは叫び

 

 

その後、同じルートを戻るということで少々退屈感もあり、ひで氏とおしゃべりしながら下山。

 

川をまた渡り・・・


皇海山:河原

皇海橋まで無事に戻りました。



皇海山:全体

たぶん、あれが山頂・・・だと思われます。
 

 

さぁー、これで無事に下山できた・・・わけではありません。

ここからがまた戦いですよ、あの道とメラメラ

 

 

下山後の疲れも多少ある中、神経を使うこの道は、ある意味登山よりも疲れます←ひで氏曰く

 

途中、ガリガリのたびに悲鳴を上げながら、車高の高いRW車に抜かれながら、やっとこさっとこ国道まで帰ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

ところが・・・ここからが悲劇の始まりです。

 

 

 

 

 

登山バッチを購入しようと車をあるところに停めて降りたら、

 

ひで氏が何かに気がついたようです。

 

 

シュー、シューッDASH!

 

 

 

ん・・・?

 

 

 

ま、まずい、パンクしてるーロボット手裏剣ドリルうんち

 

 

 

 

 

そうなんです、右前輪のタイヤから、シューシュー勢い良く空気が抜けていたのです。

 

 

パンクを何度か経験しているひで氏曰く、パンクは停まると空気が抜けるけど、最初のうちなら走っていれば空気はあまり抜けないらしい。

彼の指示により、急いで車に飛び乗り、近くのガソリンスタンドに飛び込みました。

 

 

どうやら、タイヤの側面をやられたらしい。

 

かなり傷は大きく、裂けているのが大きく見えました。

パンクは地面側なら修復可能らしいけど、側面は不可とのこと。

ジャッキで上げて、スペアタイヤに替えてもらいました。

でも、スペアタイヤだからしょうがないけど、なんともまあ頼りない細さで・・・

本来の半分くらいの太さしかないんですよ。

安全のため、スペアは後ろにつけかえてもらいました。

 

 


皇海山:車

 

 

 

ガススタの人がとても親切でよかったー(お店だから当たり前かもしれんけど)

 

お店の人が、

「皇海山ですか?あそこはよくやられるんですよねー。この前のお客さんなんてもっと可哀相でしたよ。行きに1本、帰りに1本、パンクしてました。結局帰れないから、タイヤを取り寄せて車だけ置いていって、後日取りに来てましたよ」

って。

 

ああ、ほんと私達は不幸中の幸いショック!

無事に帰宅できただけでもヨカッタ。

行きにパンクしてたら、山奥で自分でジャッキでタイヤ替えなきゃならないし、

2本以上パンクしてたら、荷物全部もって電車で帰らなきゃならなかたし、

その前に、あんな道中で事故にならなくてよかったし。

落石や土砂崩れがあっても帰れなかったし。

 

登山は何が起こるかわからない

 

これ、肝に銘じました。

 

 

皇海山、行く方はご用心を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、庚申山~鋸山~皇海山ルート、挑戦してみようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【余談】

 

 

 

皇海山のバッチ(利根側)は、「沼田市東部商工会」にて平日のみ販売しています。

土日は閉まっているので、後日郵送も可能。TEL:0278-56-2270

足尾側のバッチは、銀山平や庚申山荘あたりで販売してるらしい。

御嶽山

御嶽山(おんたけさん)

長野県 3,067M 日本百名山

2008年 7月12日(土) 夜行日帰り

田ノ原~王滝~剣が峰(往復)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

先週末、木曽の御嶽山に行ってきましたー♪

今回のメンバーは、初顔合わせの方ばかり。
というのも、「ダンナの会社の同僚の方&そのお客様&そのご友人」と、まあ普段ではあまり考えられない不思議な組み合わせ。
って、実は、誘われたダンナに私が無理やりくっついて行ったのでありました。
私抜きで、まだ登ってない百名山に行くなんて、許さーん!!!ってな具合で。

そんなこんなで、友人以外の方との初登山に行ってきたのであります。


ご友人一同と伊那ICで待ち合わせ→今回の登山口である田ノ原の駐車場に到着したのが・・・AM3:00!
なんと、「ご来光を見ながら登りたい」とのリクエストで、暗いうちからの登山開始となったのでありました。
そのおかげ?で、みんな徹夜です。ふぅー、にぇむい。。

久しぶりのヘッドランプを装着して、AM4:00前にいよいよスタート。
まだまだ周りは真っ暗。
ヘッドランプのキラキラが前方の山塊に光っているものの、どんな山なんだか、まったくわからない。

1時間くらい登ったところで、周りが明るくなり・・・

御嶽:入り口


キラーン!ご来光の登場です。

御嶽:ご来光


今年初のご来光、なんか神々しいです。

御嶽:ご来光2


今日はなんだかお天気に恵まれそうだー♪
ルンルン気分で登っていて、ふと気づくと登山道が火山灰ぽいことに今さらながら気づく。
あ、そうか、御嶽山って活火山なんでしたっけ。
なんとなーく、登山道の感じとか、山岳信仰の山っていうところからも、富士山がデジャブりました。

あっという間に八合目。

御嶽:八合目


御嶽:八合目2


さすが3,000M級の山、高山植物もちゃんとあるのね。
コイワカガミ                         
御嶽:コイワカガミ

 

 

ゴゼンタチバナ
御嶽:ゴゼンタチバナ

 

??                              
御嶽:花

 

 

イワベンケイ
御嶽:イワベンケイ

 


富士見石。残念ながら、景観はガスっていたため富士山見れず・・・

御嶽:富士見石



9合目付近になると、天気があやしーくなり始めました。

御嶽:9合目


んで、王滝頂上山荘に到着したら、こんなんなっちゃいました。

御嶽:王竜


周りは真っ白で、すごい寒い!!!さすがに高山ですねー。
休憩をはさんで、頂上山荘までGO。

御嶽:頂上下


バッチをゲットし、ひと息・・・と思ったら。

あらあら、みなさんお疲れ模様です。
特にダンナの同僚さんW氏は、今回は2回目の登山。
すごい寒いし、徹夜で登ったせいもあり、少々の休憩が遠い世界へ行ってしまいそうだったので、山荘でしばし休憩させていただくことにしました。

御嶽:頂上山荘



山荘のお母さまが入れてくれたお茶を飲みながら山の話に花を咲かせていると・・・
どうやら外が明るくなってきた様子。
今のうちに、目と鼻の先の頂上、剣ヶ峰へ行っちゃいましょう!


御嶽:頂上


頂上はすごい強風。まわりの雲がどんどん流されていきます。
一瞬の隙を見て、シャッターチャンス!
二ノ池もどうにか写ってくれましたよー

御嶽:頂上2


ほんとうはお鉢めぐりをする予定でしたが、基本は真っ白の雲の中には変わりないようなので、今回は断念しました。。
写真のみで、ガマンガマン。

御嶽:二ノ池
御嶽:お鉢めぐり



頂上直下には、火山を彷彿させる噴煙が、すごい勢いと音で吹き上げていましたよん。

御嶽:火口



あっという間に凍えてしまったので、コーヒーを沸かして飲みました。
うー、癒される~

そんなところへ下から上がってきたのは、本物の山伏さん達!
袈裟を着て、腰からにはすんごい大きなほら貝。
そういえば、登山中に遠くにほら貝を吹く音が聞こえてたっけ。
さすがに写真は失礼と思い撮れなかったけど、山荘の人達と話しているところに少しだけ参加しちゃいましたー。
普通に気さくないい人達でしたョ。
やっぱりここは、修験道の山なんですね。


そして、いざ下山へ。

少ーしずつ雲もとれてきて、まわりの景色が見えるようになってきたー

御嶽:下山


行きはまったく見えなかったけど、振り返ると、山頂がはっきり見えました。

御嶽:振りむき


だんだん山並みも見えてきたぞー♪

御嶽:山並み

目の前には甲斐駒が!

御嶽:山並み2


画像ではちょっとわからないけど、南アルプスの山々も見れて、久しぶりの素晴らしい景色に大満足でした♪

のーんびりお話しながら下山し、登山口までようやく到着。
振り返ると、御嶽山の全貌が姿を現しましたー
行きは真っ暗で何にも見えなかったもんね。
独立峰らしくデーンと構えたその容姿は、堂々たるものでした。

御嶽:全体


左のピークが王滝のあたり、右のピークが剣ヶ峰山頂。

御嶽:全体2



今回の山旅は、登山に慣れていない方もいたので、かなりのんびりペースでした。
その分、たくさんおしゃべりしたり、のんびり景色を眺めたり、たまにはこんな山旅も楽しいなー♪
始めてお会いしたみなさんも、とーっても気さくで楽しい方ばかり。
是非またどこかの山にご一緒しましょうと約束してグッバイしました。

登山記録まとめ

2020年現在の最新版 (登山記録まとめVOL.2) はこちら

 

 

富士山えどりんの過去の登山記録をまとめてみました
(近い順)

青字・・・日本百名山 

 

 

2012年

12月 景信山(オフ会)

10月 黒岳(愛鷹連山)

 9月 尾瀬ヶ原

 8月 国師ヶ岳

 6月 飯盛山

5月 三ッ峠

4月 幕山      

 3月 神山(箱根)  次女 背負子デビュー  

 

 

2011年

10月 棒ノ折山

 9月 矢倉岳     フリエ&かおりん家 背負子コラボ

 9月 御岳山     次女 山デビュー  

 

 

 

 

 

2010年
10月 岩殿山     第2回あっぴろ登山部

 

 

 

 9月 谷川岳

 9月 尾瀬ヶ原

 9月 三ッ峠山

 9月 北八ヶ岳 縞枯山

 7月 八方尾根

 7月 栂池自然園

 6月 大菩薩嶺

 4月 陣馬山      第1回 あっぴろ登山部

 4月 大山(丹沢)   長女 背負子デビュー プーさん&やんこさんとバッタリ

 3月 高尾山      長女 山デビュー


2009年

 8月 富士山(ひで氏)

 7月 草津白根山

 6月 上高地(トレッキング)

 6月 高尾山

 6月 乗鞍岳(BC山スキー:ひで氏)

 5月 富士山(BC山スキー:ひで氏)

 2月 筑波山

 2月 白馬乗鞍(BC山スキー)

 1月 黒斑山

 1月 安達太良山(BC山スキー)

 1月 八幡平(BC山スキー)

 

 


2008年

 

 

12月 八甲田山(BC山スキー)

12月 天狗岳
12月 奥只見(山スキー試し履き)

11月 燕岳

11月 武尊山

10月 日光白根山

10月 木曽駒ヶ岳空木岳

10月 涸沢・北穂高岳

 9月 大朝日岳

 9月 仙丈岳

 8月 奥穂高岳

 8月 火打山妙高山

 7月 八ヶ岳(赤岳阿弥陀岳、横岳、硫黄岳)

 7月 御嶽山
 6月 皇海山

 6月 金峰山

 5月 雲取山

 1月 鍋割山


2007年
丹沢山 (秋・体調不良にてリタイア)
奥鬼怒温泉(トレッキング)
槍ヶ岳
角田山
唐松岳・五竜岳
蓼科山・霧が峰・美ヶ原
焼岳
大菩薩嶺

丹沢山 (春)
鍋割山


2006年
天城山
立山剣岳
スイス(トレッキング)
谷川岳
グランデコ(トレッキング)
赤城山


2005年
茶臼岳
甲斐駒ケ岳
白馬三山
上高地(トレッキング)
塔ノ岳


2004
木曽駒ケ岳・宝剣岳
八方尾根(トレッキング)
白馬岳(悪天候にて途中下山)
芽ヶ岳
雲取山
上高地(トレッキング)


2003年
赤岳・阿弥陀岳
志賀高原(トレッキング・仕事)
富士山
大山(丹沢)
瑞牆山
戦場ヶ原(トレッキング・仕事)
鬼怒沼
上高地(トレッキング)
高尾山
陣馬山


2002年
三ツ峠山
富士山
チロル・ドロミテ・スイス(トレッキング)


198●年~
飯盛山(林間学校)
塔ノ岳(2回くらい?)
富士山
安達太良山(あまり記憶にないので、ノーカウント)

大山(丹沢)



あらためてふり返ると、登山暦の割にはあまりたくさん山に行けてないなー
特にアルプス・・・
我が家は愛するエディがいるため、泊まりの山旅がなかなかできないし。
(まあ、彼の愛情に毎日癒されてるし、かけがえのない家族の一員なので、この生活は満足していますが)


いつか、テントで連泊・縦走したいなー、憧れです☆  ←テン泊デビューしました!

 

 

雪山やBCも挑戦してみたいなー☆(ほんとに?) ←雪山デビューしました!


そして、海外の山もたくさん行ってみたいなー、これまた憧れ☆
(定年退職後か??)

これからも山とは長ーくおつきあいしていきたいので、マイペースで楽しんでいこうと思います。