雲取山【過去レポ】
雲取山(くもとりやま)
東京都県 2,017M 日本百名山
2008年 6月7日(土) 日帰り
後山林道~三条の湯~三条ダルミ~雲取山頂(往復)
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今週末のテント泊デビューに向けて、毎日ワクワクそわそわのえどりんです
頭の中は山でいっぱいなので、ひとまず過去レポUPで気持ちを紛らわせようと思います。。
えどりん家の山仲間には夏山アルプスチームと、低山里山チームがあります。
どちらも元会社仲間なのですが・・・(あ、えどりんとひで氏は元職場の同僚です)
夏山チームは、7年前に結成された職場の若手軍団チーム。毎年アルプス登山を恒例としています。
今ではたった4人になってしまいましたが・・・
低山里山チームは、元職場の上司のおじさまが毎回適当な人に声をかける編制チーム。
日帰りを中心とした低山里山で、主に丹沢周辺を楽しむ会です。
そして、今回の雲取山は低山里山チームでの山行きです。
メンバーは、発起人である元職場上司のSじぃ。
ひで氏の現職場の同僚、ドイツ人のベンさん。
(彼は来日3年目くらいですが、日本語ペラペラです、ああ助かる)
そして、ひで氏&えどりん、の4人です。
このメンバーで山に行くのは、今回で3回目・・・かな?
今回、ちょっと遠出をしてみようと、Sじぃの提案で雲取山に行くことになりました。
マイカーでの日帰りなので、三条の湯からの往復としました。
ひで氏は初ですが、えどりんは雲取山は2回目。
4年前に行った時には、奥多摩小屋に泊まりで鴨沢~七ッ石を往復しました。
とっても暑くてヘトヘトになりながら登っていたこと、夜の星が東京にいるとは思えないほど綺麗だったこと、
七ッ石の稜線からの富士山が印象的でした。
懐かしい気持ちと、新しいコースなので新鮮な気持ちを併せ持ちながら車を向けていました。
奥多摩湖を通り過ぎ、お祭りから後山林道に入ります。ここで10km林道を短縮。
のはずが・・・
3km進んだところで・・・
ゲートが閉まってる~
看板がありました。
「先日、落石防止の為の施設が盗難に遭い、その為落石の危険のおそれがあるためこの先一般車は立ち入り禁止です」
誰が盗んだんだよ、そんなもん
納得行かない感じだけど、でもゲートが閉まってることには変わらない。
予定していたスタート地点までは、ここから歩くしかないんですよ。。
みんなを車でピックアップしてきたので到着も遅くなり、その時点ですでに9時半になっていました。
計画していた行程は、
距離:約8km 時間:6時間半
プラスでかかる林道部分を含めると、全部で、
距離:約22km 時間:10時間
ここに戻ってこれるのは、頑張っても19時以降になっちゃいます・・・
どうしようか・・・
でも、ここで引き返すのもクヤシイので、とりあえず林道を進んでみることにしました。
三条の湯まで行ってみて、時間的に厳しかったらお風呂入って帰ろう、と。
この日は梅雨の晴れ間。新緑も綺麗なので、歩いているだけで気分がイイ
果てしなく長く続くように感じます。。
約7km歩いて、ようやく本来の登山道入口に到着。
うーん、どうしようか・・・
とりあえず、三条の湯まで行ってみよう~
沢沿いに道を進め・・・
橋をいくつか渡り・・・
あ、三条の湯が!!!
とりあえず、一応バッチを購入
そして・・・
山荘の方とお話していたら、聞いちゃいました、こんな事実。
「ゲートが閉まったの、一昨日なんですよ。困りますよねぇ~」
え?
一昨日なんですか・・・ゲート閉まったの。
うちらなんてタイミングが悪いんだ・・・
ここの時点で11時。
はてさて・・・
どうしましょうね。
行きますか?
帰りますか?
そこは・・・
行っときましょー
なんだかんだ、やっぱり登ることに。
やっぱりせっかく来たんだから、みんな帰りたくないよね。
ま、あせらず登りましょ。
のつもりが・・・
歩いているみんなの足がいつもより自然と速い。
いつもより休憩をあまり取らない。
なんとなーく、「このまま頑張れば登頂して来れるかもしれない」オーラが漂い始め、
みんな飛ばす飛ばす!!!
山ツツジが綺麗に咲いていましたよ。
違う色もあった~
三条ダルミに到着。
ここは飛龍山への分岐です。
あれ?景色が・・・
あまり見えない・・・
では、先を急ぎましょ。
ベンさんはさすが長身なので、ペースも速い。
見よ、この足の長さの違い
約30分くらいで、頂上付近に到着~
でも、ここは頂上ではありません・・・
無人の非難小屋です。この裏からさらに上に進みます。
七ッ石方面への稜線が見えます。
4年前の記憶がフラッシュバックしてきました。
頂上は目と鼻の先。
わー、到着~。
記念にパチリ
下界はお天気だったのに、残念ながら頂上付近は曇り。
久しぶりの登山だったので、すごい運動した感じがして、体も気分もスッキリです
非難小屋付近まで戻り、お昼を食べました。
さっきより稜線がスッキリ。
でも、あまりゆっくりしていられない。
先はまだまだ長いですから。。
さぁ、ここからはドンドン下山ですよ~
ドンドン、ドンドン、ドンドン、ドンドン・・・
そして、三条の湯まで戻ってきました。
みんな少々お疲れデス。ちと休憩~ (Sじぃ、また食べてます・・・)
そして、待っていたのです。
地獄の林道歩きが。
行きに7kmも歩いたということは、
帰りも7km歩かなきゃならない、ということで・・・
つらかったぁ~
歩いても歩いても、全然ゴールが見えなくて、
下山後だから、、みんな足が棒。
ひで氏はベンさんと会社の話、
Sじぃとえどりんは、元職場の懐かしい昔話をおしゃべりしながら、
なんとかゲートまで到着しました。
みんな頑張ったおかげで、予定を1時間以上も早く、18時前に戻ってこれて、まだ日が沈む前に無事帰途に着くことができました。
みんなに山に登れて楽しかったけど、
無事に登頂できて嬉しかったけど、
こんなに長い林道歩きはもうカンベンだぁ~