2018年、フランス・ベルギー、106分。

 

 監督:ルドヴィク・バーナード。

 出演:ジュール・ベンシェトリ、

ランベール・ウィルソン、

クリスティン・スコット・トーマス他。

 

*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 パリ北駅に置かれた

1台のアップライトピアノ。

 

 

 ピアノに向かって一心不乱に

バッハの平均律クラヴィーア曲集

第1巻2番を弾くマチュー。

 

 

 

 

 冒頭のシーンからグッと

引き込まれました♡

 

 

 バッハの曲が元々大好きな

私にとっては、

それだけでもテンション上がりますラブ

 

 

 実は、テンションが上がったのは

それだけではなくて、

クリスティン・スコット・

トーマス演じるエリザベスが、

私が6〜18歳まで習っていた

ピアノの先生(先生は日本人です)に、

とても雰囲気が似ていたんですお願い

 

 

 人種が違うはずなのに、髪型や服装、

ピンとのびた美しい姿勢や、

凛とした気品ある雰囲気、

レッスンの厳しさまでそっくり!

 

「えっあせる先生⁉️」

とビックリびっくりすると共に

なんとも懐かしい気持ちに。

 

 

 マチューに、レッスンをするシーンを

観ているうちに、

自身が高校生の頃のことを思い出し、

ノスタルジックな気分に浸っていました。

 

 

 そういうのもあって、この作品は

2019 年に観た好きな映画作品

マイベスト5には確実に入りそうな

予感がしますラブ

 

 

 

 

登場人物

 

 

 マチュー・マリンスキー

(ジュール・ベンシェトリ)。

 

 地元の幼馴染たちと組んで、

窃盗を繰り返す不良青年だが、

実はピアノを弾くことが何よりも好き。

 

 幼い頃、経済的理由で習う事が

できなかったピアノを、

近所に住むピアノ好きの老人の好意で、

譜面の読み方などの音楽の基礎を

教えてもらう。

 

 

 マチューの家にあるピアノは、

最初の師匠である老人の遺言で

マチューに譲られた形見の品。

 

 

 音楽学校のディレクターである

ピエール・ゲイトナー

(ランベール・ウィルソン)に

見出され、厳しいと評判の

エリザベス(クリスティン・スコット

・トーマス)のレッスンを

受けさせられる。

 

 

 この出会いが、後々彼の人生を

ガラリと変えてしまうことに。

 

 

 

 

 

  ピエール・ゲイトナー(右)

 (ランベール・ウィルソン)

 

 名門音楽学校の音楽ディレクターだが、

学校はここ数年、コンクールで優勝者を

輩出していない。

 その為、音楽学校の入学者数が減少し、

ピエールの立場はかなり崖っぷち。

 ピエール自身の首にされるかもしれない

危機に陥る。

 

 そんな矢先に、

生い立ちと境遇に恵まれず、

窃盗を繰り返す

不良青年マチューが弾くバッハに、

才能の片鱗を見出す。

 

 

 マチューをコンクールに学校代表として

参加させるために、

己のクビをかけてしまうという

チャレンジャー。

 

 

 

 マチューの才能を最初に見抜き、

最高の環境でレッスンができるように

整えてくれるピエールは、

温かく優しい父親のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 女伯爵ことエリザベス(左)

 (クリスティン・スコット・トーマス)

 

 音楽学校上級者クラスのピアノ教師。

 

 凛とした気品と威厳ある佇まい。

 その姿から他の教師や生徒たちから

『女伯爵』と呼ばれる。

 

 

 ピエールに頼まれたものの最初は、

学生でもないマチューに教えることに

抵抗感を覚えるものの、

次第にマチューとのレッスンに

心血を注ぐようになっていく。

 

 

 ピエールが優しい父さんみたいだとしたら、

この人は厳格な母さんみたいです。

 

 

 

 

 

 

 ここから先はネタバレ注意

 これから映画を観る方はスルーして

飛ばしてくださいねウインク

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 パリ北駅。

 音楽学校のディレクターを務める

ピエールは、駅に置かれたピアノで、

バッハの『平均律クラヴィーア曲集

第1巻 第2番』を弾くマチューに出会う。

 

 マチューは、悪い仲間たちと

空き巣を繰り返す不良青年だが、

警官の目を盗みピアノを弾くのを

楽しみにしていた。

 

 

 マチューの演奏を聴いたピエールは、

その才能に強く惹かれ、名刺を渡し、

音楽学校にある

自分のオフィスに来るように告げる。

 

 

 後日、窃盗で捕まったマチューは、

保証人となったピエールの元で

音楽学校の清掃員としての

奉仕活動をすることになる。

 

 

 ピエールは、

マチューをピアノコンクールの

学校代表として出場させる為に、

上級者クラスを受け持つ

『女伯爵』の異名を持つピアノ教師

のエリザベスをつける。

 

 

 はじめマチューは、

裕福で音楽のことだけに没頭できる

環境にある他の学生たちとの格差や

環境の違いに、嫉妬や戸惑い、

劣等感に苛まれる。

 

 エリザベスのレッスンに反発したり、

自分なんかがコンクールに

出場できるわけがないと、

どこか投げやりな態度なだったが、

地道な練習をするうちに

メキメキと確実に上達していく。

 

 

 

 そして、数ヶ月後。

ピアノコンクールまであと少し

となるが‥…。

 



 この続きは是非映画館で

観て欲しいです♡


 


 劇中で流れるバッハやリスト

ラフマニノフ、ショパン、

ショスタコーヴィッチなどの

クラシックの名曲の数々。


 ノートルダム大聖堂や

サン・マルタン運河など

パリの日常を切り取ったシーンも

必見です♡






 

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