〈平成で最も売れている時代小説シリーズ〉
として累計2000万部を突破する、
佐伯泰英原作『居眠り磐音』を映画化!
 2019年、邦画・時代劇。
 

原作者の佐伯泰英先生の作品の
中でも一番好きなシリーズです。
  

 テレビドラマ化に続いて映画化!
とても嬉しいです爆笑
 
 
 確か2003年頃のこと。
 
「この本おもしろいぞ」
 
 そう言って父1〜4巻まで貸して
くれたのがキッカケで、
『居眠り磐音 江戸草子』を
1巻から読み始めましたニヤニヤ
 
 読み始めたら、もう夢中!
 確か3日で4冊読みました。
 そのくらい面白かった!

 その後は、毎月新刊が出る度に
購入し続けて、
53巻全て読了しました♡
 
 平成の世に誕生した、
時代劇のニューヒーロー・坂崎磐音。
 

「春先の縁側で、のんびり日向ぼっこ
をする年寄り猫のよう」

 剣術の師である佐々木に
そう評されるくらい、
普段の彼は癒し系かつ草食系。
 

 だが、どんな攻撃もスルリとかわし、
あっと言う間に相手を倒してしまう
ほどの剣の達人。


 このギャップ萌えには
私もイチコロでした♡

 
 それだけじゃない!
主人公の磐音だけでなく、
脇で登場する人物たちもまた、
個性があって実に魅力的ラブ
 

 関前にいる磐音の家族。
 旧藩時代の上司や同僚。
 幕閣の要人や町奉行の役人。
 貧乏御家人の次男坊や浪人者。
 剣術の師匠や道場仲間。
 両替屋の主人や番頭。
 貧乏長屋の大家と住人たち。
 

 武家から町人、
大金持ちから貧乏人まで
何ともバラエティ豊か。


 彼らとの何気ない日常の会話も
おもしろいです。
 

 磐音に出会った人たちは身分関係なく、
穏やかで聡明、誠実な人柄に惹かれ、
彼のファンはどんどん増えていきます。
 

 こんな風に、誰からも愛され
応援される主人公って素敵です。
 
 
 
 
 2016年に最終巻51巻
『旅立ちノ朝』が刊行されるまで、
読み続けてきた大好きシリーズが
映画化されたということで、
ワクワクが止まりませんちゅードキドキ
 
 
 全51巻プラス読本2巻の計53巻読了!
(ただし、45巻の『空蝉ノ念』だけが
行方不明笑い泣き
 こうして並べてみると壮観ですね真顔ダウン

 

 映画版前半では、
磐音がなぜ浪人となったのか
という経緯が描かれています。
 


 磐音の故郷である豊後(大分県)
関前で起きた凄惨な事件。
 その事件で彼は、
心に大きな傷を負います。
 

 後半は、用心棒として雇ってくれた
今津屋に降りかかる災難、
『南鐐二朱銀』騒動が描かれています。
 
 
 
 
 映画版では、松坂桃李さんが
坂崎磐音を演じました。
 殺陣とか、
時代劇初主演とは思えないほどの
迫力がありカッコいい!
 

 磐音の、市井に生きる人々や
周囲の人に向ける優しい眼差しや、
ふとした時に現れる、
どこか悲しみを湛えた陰のある表情とか、
まさに磐音のイメージ通りちゅー
 
 
 
 
 小林琴平役の柄本佑さんの演技力は
凄みを感じました。


 柄本さんは年間200本以上の映画を
見ることでも有名ですが、
それが彼の演技の引き出しの
多さにつながっているのかも。


 親子で出演されていました爆笑
 
 
 
 磐音の許嫁ー小林奈緒(芳根京子)。
 かわいさの中に、凛とした内面を持つ。
 
 幼き頃より磐音とは相思相愛の仲で、
磐音の帰参と婚礼を心待ちに
していたけど……。
 彼女が辿る道は過酷なもの。

 それでも、気高く生きる彼女の人生は
新たな世界で花開いていきます。
 
 思うに奈緒は、
本人は全く意図していないのに、
男の理性や運命を狂わしてしまう
無自覚系魔性の女なんじゃないかと
思っております。
 
 
 
 もう1人のヒロイン、おこん(木村文乃)。
 
 江戸は深川育ちの、情が深くかつ明るく
しっかり者の町娘のおこん。
 
 どこか陰があり、
薄幸なイメージの奈緒とは、
同じ美女でも正反対。
 
 奈緒派かおこん派、どちらが好みか
評価が分かれるところです。
 
 
 
 ベテランの奥田瑛二さんと柄本明さん。
この2人の役柄、個人的にかなりツボちゅー
 
 

*・゜゚・*:.。..。.:*・。. .。.:*・゜゚・*
 
 ここより先、ネタバレ注意!ダウン
 
 これから映画を観ようと思っている人は
スルーしてくださいね真顔
 
*あらすじ*
 
 明和9年(1772年)・4月。


 3年間の江戸勤番を終え、
豊後(大分県)・関前に帰参した
坂崎磐音(松坂桃李)、
小林琴平(柄本佑)、
河出慎之輔(杉野遥亮)たち。
 
 
 琴平の上の妹・舞を妻に娶った慎之輔。
 琴平と舞の妹・奈緒との祝言を控える磐音。
 

 3人は義兄弟であり、
仲の良い幼なじみであり、
強い友情の絆で結ばれていました。
 

 だが、城下に密かに蔓延していた
噂話が発端となって、
とんでもない悲劇が起きてしまいます。
 

 それが、新たな悲劇を生み、
凄惨な事件へと
発展してしまいます。
 

 磐音は、その事件で
大切な幼なじみを失い、
祝言間近の許嫁の奈緒を
国許に置いて脱藩します。
 

 

 

 
 半年後、浪人となった磐音は
江戸は深川・六軒堀で
長屋暮らしをしていました。
 

 大家・金兵衛(中村梅雀)の紹介で、
早朝の2時間を鰻屋で働き始めます。
 

 金兵衛は、侍なのにおっとりし過ぎる
磐音の生活を心配し、用心棒に雇って
もらえるよう磐音を連れて、
両替屋・今津屋に出向きます。

 

 

 

 閉店後の今津屋に、

金兵衛と共に赴いた磐音は、
今津屋を実質仕切っている
老分番頭の由蔵(佐戸井けん太)
とはじめて顔を合わせます。
 

 そこへ、毘沙門の統五郎と名乗る
ヤクザ者が、
ならず者や用心棒を引き連れて
押しかけてきます。
 

 磐音より先に用心棒として雇われていた
市村道場の師範代が統五郎に斬られ、
瀕死の重傷を負ってしまいます。
 

 店内にいる主人・吉右衛門
(谷原章介)や由蔵、奉公人たち、
金兵衛とおこん(木村文乃)父娘、
居合わせた者皆がヒヤリとしたその時、
磐音が立ち上がります。
 

 一見、隙だらけの構えをする磐音。


 その構えを侮った浪人・種市が
隙をついて襲うが、
真綿で包むように攻撃を防がれたかと
思った瞬間、鮮やかな手口で
倒されてしまいます。
 

 その剣の腕前の見事さに
店にいた一同ぽかーんびっくりびっくりびっくり!!
 

 「春先の縁側で日向ぼっこをしながら、
居眠りする年寄り猫のよう」
 
 と言われる磐音が、
悪人をバッサバッサと
斬り捨てる姿は爽快!
 

 彼自身が心に傷を負ったからこそ、
誰よりも自分の周りにいる人たちに
優しくできる。


 その人たちを守る為に、
修羅の道を歩んでいく磐音の軌跡。
  

 平成の世に誕生した時代劇の
草食系ニューヒーロー誕生ですウインク




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