ロシア、モロッコ、イギリス、フランス、スイス〜と、刺客に追われる危険な旅!
元MI6（イギリス秘密情報部）という
経歴を持つ作家ジョン・ル・カレの
同名スパイ小説が原作。
スザンナ・ホワイト監督が映画化。
主人公ペリー役をユアン・マクレガー。
ディマ役にはステラン・スカルスガルド。
他には、ダミアン・ルイス、
ナオミ・ハリス。
立場の違う2つの家族が、
命を狙われながら世界中を旅する
極上のクライムサスペンス。
序盤は静かな雰囲気なので、
始終そんな感じのお話かと思っていたら、
モロッコでの旅でペリーとゲイルが
ディマと出会うことから、どんどん進展。
平凡な一般市民であるペリーとゲイル。
ロシア・マフィアの幹部ディマ。
普通なら決して交わることのない
人間同士が出会ったことから、
話のスピードがアップ。
この作品、話の緩急のつけ方とかが
絶妙です。
序盤からドンドン引き込まれていく♡
アクションシーンも満載で、
あちこちに旅に行くから旅の醍醐味も
味わえます
しかし、この旅路がとんでもなく危険で、
ずっと手に汗を握る緊張感
小さな子供たちも含めての逃亡なので、
始終ドキドキ💓ものでした
共に危機を乗り越えて行くうちに、
ペリーとディマの間に
友情と信頼が芽生えていきます。
真の友情を築くのに、
付き合う期間の長さ、
職業や身分、
立場とか、
そんなものは関係ないです！
二人の間の信頼ができていく過程が
もう最高です。
敵の攻撃に互いに背中を預けあう所
とか、グッとくるものがあります。
命を狙われる極限状態の中、
世界中を彷徨いながらも、
二つの家族は互いに協力し
危機に立ち向かいます。
ハラハラドキドキのサスペンスなのに
男同士の友情や夫婦の愛情、
家族の絆も描かれて
とってもハートフルな作品
ラストも衝撃的です！
ショックだったけど、ディマなら
きっとそうすると思っていたから
最後は納得です。
私が観たサスペンスの中でも
オススメしたい作品です
ここから先はネタバレ注意！ これからDVDを見る方は
飛ばしちゃってくださいね
【あらすじ】
ロンドンの大学で文学を教える
大学教授ペリー（ユアン・マクレガー）
と、法廷弁護士として活躍する妻のゲイル
（ナオミ・ハリス）。
微妙な夫婦関係を何とかしようと
休暇中にモロッコへ旅行します。
旅先のモロッコで偶然出会ったのが、
ロシア人のディマ
（ステラン・スカルスガルド）でした。
このディマとの出会いが、
ペリーとゲイルの平凡な日常に
とんでもない大波乱を巻き起こします。
マネーロンダリングに関わる人物。
ディマには、兄弟同然の仲の良い
弟分がいました。
彼はディマと同じく、
前ボスの頃からの組織の幹部だったが、
組織の事を知りすぎたとして、
代替わりした新しいボスに
妻子ごと殺されてしまいます。
ディマは、自分と家族の身にも
同様の危機が迫っていることを知り、
組織を裏切ることを決断します。
ディマは、偶然出会った
ペリーとゲイルに、
「マネーロンダリングの情報が
入ったUSBをMI6に渡して欲しい」
と頼みます。
突然の依頼に戸惑うペリー夫妻。
始めは困惑し、断るつもりだった
二人だったけど、
彼の妻と幼い子供たちの命まで
狙われていることを知ります。
信義に厚く誠実なペリーは、
同じく責任感の強い妻のゲイルと共に、
ディマと彼の家族を助けると決めます。
ディマの一家と行動を共にすることで、
ペリーとゲイルも否応なく
危険に巻きこまれていきます。
ディマの裏切りを察知した新しいボスは、
彼らに次々と刺客を差し向けます。
ペリー夫妻はディマ一家と共に、
イギリス、フランス、スイスと
逃げますが……。
この旅路がドキドキ💓が
たまりません
是非サスペンスの醍醐味を
味わってくださいね
今日のオススメ映画
今回は、大人の恋、ミステリー、
サスペンス作品を紹介します♡
