2016年ダーバン旅行
南アフリカのダーバン(Durban)に行ってきた。イスタンブールからヨハネスブルグまで9時間、そこからダーバンまで45分の飛行。南半球なので現在向こうは夏であり日中は30度を超す。その間イスタンブールではまた積雪があったようで、いいのかな私たちと、ほんのちょっと思った。南アフリカは今回で3度目だが、毎回必ず「住みたい」と思わせてくれる。いろいろあるが主な理由は、① 英語が通じる。② ワインが腹を抱えて笑うほど安い。私は白ワインであれば銘柄に拘らないのでいつもハウスワインのグラスを頼んだが、グラスがでかいのなんの。すごい太っ腹と思っていたら今度はグラスを注文しているのにカラフェで出すところがでてきた。これだと軽く2杯分。それで200円くらい。白ワインに氷を浮かべて飲むのが南アフリカ流なので私もこれに倣った。そうするといくらでも飲める。でもいくらでも飲めるとなると自制心が働くのか、毎回2杯で満足していた。今回の滞在ではビーチとサファリが半々。サファリではテントに泊まったが、テントと言ってもベッドやシャワー、水洗トイレ完備の立派なものである。三角のテントとは違います。大きなテラスの横にキッチンもついているので自炊可。というかレストラン等ないので自炊せざるを得ない。食料品はテントにチェックインする前に確保せねばならず、トルコから大きめのクーラーバッグを持参した。テントが建てられているエリアは基本「象」以外が立ち入り自由なので、テラスでご飯を食べているといろいろな動物に遭遇する。入れないハズの象も結構近くまで来ていたしなあ。なんだかこちらがお邪魔している気分であった。テント生活最終日の晩に晩御飯を食べつつ、「いろいろな動物を見たけど、今回ハイエナ見なかった」「そういや見なかったね」なんて話をした数分後、「ねえ、ちょっとあれなに?なんか歩いてる」「ひょっとして、、、、」ハイエナだった。私らの話聞いてたんかってタイミングでの登場だった。サファリのガイドさんによるとハイエナはかなりのバーベキュー好きらしい。その時私たちは火で炙ったサーロインステーキを食べていた。私たちのステーキはいつも肉汁したたるレアだから、参加したかったんだろうか。それ以外にもキャンプ入り初日、テント生活が良く分かっていない私たちはテントにバッグ類を残し、ちゃんとテント入口のチャックを閉めないまま、テラス横に設置されている台所の冷蔵庫にふもとのスーパーで買いこんだ食料をせっせと詰めていた。その間に、猿が私たちのテントに入り込み、私の飴、Aldiで買った「ルバーブ&カスタード」味の箱入りのやつを盗んだ。「あっ、こらサルめ!!!!」気づいた時はすでに遅く、飴の箱を持ったまま猿はあっという間に近くの木に登り、飴玉を両頬に詰め込んで、しゃぶりまくっていた。ときおり目をつぶったりして、なんとも美味しそう。私1個しか食べていないのに。でも猿って意外とバカだと思ったのは、箱を逆さにして握っていたから、ちょっとした拍子に箱からザラザラ残りの飴を全部落っことしていた。猿はしゃぶるのに忙しくて全然気づいていない。頬っぺたの飴がなくなって「さて次の」って箱覗いても当然無いわけだ。え?え?って驚いたサルの顔!飴は木の根元にいっぱい落ちているのに、何度も何度も箱の中を覗く猿。バカだあ。私の怒りも一気に溶けた。この猿、というか猿の集団は別の日には隣のテントのオランダ人一家の朝の食卓を襲い、おそらく彼らが一番楽しみにしていたであろう、ヨーグルトを奪っていた。オランダ人達はデッキブラシで応戦していたが、サルたちの方が1枚も2枚も上手。それ以後もオランダ人のテントから怒声と悲鳴、最後に自虐めいた笑い声が続いていたところを見るとヨーグルト以外にもかなりやられていた模様。おかげで私たちはゆっくり朝食を取ることが出来た。キャンプの注意書きに「動物たちに決して餌を与えないこと」とあるが、あちらから自発的に与えられに来た場合の対処法を教えて欲しかった。PS 12月に受けたACCAのF9,無事合格しました。応援よろしくです→